2004/5/15
IMINNENT 5 / VA
( 1987 / FOOD LTD / LP )

本日は掲示板で予告致しました通りゲストに毒舌ブラザーズ(弟)こと
ケンさんを迎えてレビューです。
早速ですがいってみましょう!

前回でフリがあったんで、黙ってられないということで imminent 5 のご紹介を
ゲストのケンがお送り致します。
BMX bandits 、1000 violins 、primitives 等収録ということでシリーズ中、面子的にも十分買いなコンピで
僕もまだネオアコ系のレコードを買い始めたときに「1000 violins 聴きてー!」と買った思い出の1枚です。
今聴き返しても聴きごたえのある曲満載で
yeah jazz 、great outdoors 、前述の 1000 violins 等のおそらくここでしか聴けない曲がかなりの出来。
yeah jazz はけっこう初期の曲なのかトラッド色も薄く、キラキラギターでちょっとフィールドマイスなかんじもするいい曲。
後半ホーンなんかも入ってメロも熱くなっていい!
great outdoors もいつものリバーブたっぷりギターだし
1000 violins なんかここだけに入れとくのはもったいないほど泣き度も高くてテンポも良い曲です。
で、これらだけでもおすすめするには十分なんですが、このコンピのおいしさはこれだけじゃないです。
一押しの目玉曲はもう白目むいて推薦の enormous room " here today "!
イントロからしびれまくりのギターで疾走するこの曲はもうレイト80's好きにはたまらんです。
ウエディングプレゼントばりのジャキジャキギターなんだけど
それをもうちょっと薄めて lobsters を思い起こさせるといえば分かってもらえるでしょうか?
とにかく割と中古でも見ますので見かけたらぜひに買ってください。

100 DIFFERNT WORDS / THE ENORMOUS ROOM
( 1986 / SHARP / 12' )

というわけでついでに12'もご紹介。
これまた素晴らしい1枚。
なんといっても1曲目はひらさんもイベントでかけるほどの名曲!
そういやネオアコ本が出たときもとある方がかけておりました。
コンピ曲ほどの疾走系ではないのですが僕はこっちのほうが好きです。
ジャケのメンバー写真からプンプン匂うヤバさが物語ってるのですが
これまたイントロからこの手の音の好きな人(少なそう)にはたまらんわけでして
ミドルテンポながらもよどみなく流れるようなメロ展開、アクセントで入るエレピの音
そして思い起こさずにはいられない train set やら lobsters 系なギターカッティングがもーたまらんです。
メロも似たバンドを思い起こしつつも、やはりこのバンドの音というものがくっきり見えるオリジナリティーが感じられる1曲。
なんかもうダシ出まくってる味わい深さで、うまいワインというよりも大吟醸の日本酒的な名曲なわけですよ。
前述2バンドよりも切なさや優しさも入ったこの曲は僕の裏ベスト5には入りますね。
B1の曲もピアノの音が切な過ぎるしっとり系の佳曲だし、他2曲もまさにレイト80'sにしかありえないサウンドが味わえます。
でもここまで褒めても、まあ lobsters やら bodines やらを死ぬほど好きな数少ない方にしかおすすめしませんので…。
ちなみにあとフレキシもあり。
これでリリースは全部と思ってるのですが、他あったら頼むから聴かせてくださーい!
チベリアス ミノウズ以来ここで呼びかけたらなんかあるかもって思ってますんでよろしく!


いかがでしたか?
僕へのお世辞はともかく
お酒好きなところも取り入れていますね!(笑)

コンピの方はネオアコに縁のあるバンドは全て未発表というのが
( primitives は多分レイジー時代の既発曲。)
勿体無さすぎる名曲ぞろい!> enormous は確かにダントツだけど great outdoors も凄く好きな曲。
SHAMENはともかくRAW HO っていうニューウェーブ体験者には
ちょっと血が騒ぐバンドも入っています。

単独では唯一の12'のタイトル曲は
ギター疾走と間奏のキラキラ感とのコントラストが素晴らしい名曲中の名曲。
A・B面それぞれの2曲目はやっぱリ彼らに影響受けたんだなあっていうリバプールサウンド。
B1の曲は下記のフレキシにも入っています。
ケンさんも書いているようにミドルテンポのええ曲です!
ということで、このままでは出番がないので
いってみますか!

I DON'T NEED YOU / THE ENORMOUS ROOM
( 1986 / MEDIUM COOL / FLEXI )

実は久しぶりに聴きました。

ミディアム・クールの1番ということで、それだけでも歴史盤。
上記の12'と共に1986年ですがおそらくこちらの方が先なんでしょうね。
タイトル曲はイントロからして Never Seen Before 前夜という感じもしなくもない
アップダウンの激しい曲でなかなかのモノでございます。
今まで僕からまあまあですよって言われた方訂正します。(笑)

B面は先に書きました曲の別Verです。

こっちは当時買いましたが、先の12'は買ったの(知ったの)92年くらいだったなあ・・・・。


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