2001/5/11
RAIN / DORIAN GRAY
( 1991 / ISA / CD )

ジャケット見えにくいんですが 
Dorian Gray といえば Television Personarities でおなじみの?
(むしろ King Of Luxembourg のカバーの方が有名か?)
A Picture Of Dorian Gray ですね。
勿論コレはOscar Wildeのあの有名な前世紀末文学
 「 ドリアン・グレイの肖像 」 をモチーフにした歌だと思うのですが
このバンド、はっきし言ってちょっと名前負けしています。
(まずは小説も読んでみよう。)

しかししかしですぞ。
このバンド実はあの Yachines の前身なのです。
( ホントにヤシーヌって読むの?)
O・Brian兄弟(VoとBs)がそのままいます。

よって当然 Yachines をしょぼくした感じというのはあります。
しょぼくしたとは言いましたがサウンド面ではなくどちらかと言うと曲作りにそれを感じます。

1曲目の始まりでびっくり。
ここここれはモノクロスの ” 戦慄のシンフォニー ” の出だしそのまんまじゃないですか!!!
(一瞬さすが Dorian Gray って感じがします。笑)
しかし、その一瞬が過ぎるとまたこれがギターポップなんだわ。(笑)
多分この1曲目が1番誰が聴いてもいいんじゃないでしょうか。
(個人的には2曲目あたりの方が変わりめで好きなんですが・・・。)
で、4曲目。
声が少ーーーーし似ているせいか、まるで The Cure です。
(ロバスミとジョン・レノンを2で割ったような声。)
事実全く同じギターリフが使われています。
6曲目は Beatles(G・ハリソン)の ” If I Needed Someone ” ですがこれは平凡な感じです。

Yachines の方がネオアコ寄りで勿論曲もこなれていますが
これはこれでアリかなあと・・・。


2001/5/13
ゴウキチさんの投稿より


DORIAN GRAY はヤシーヌの前身だったのですね。ボクはオスカー・ワイルドが好きなので気になっていたのですが、
ますます聴いてみたくなりました。ヤシーヌは1枚だけCD持っていて結構コッパズカシイ青春ナンバー満載で好きです。
それより SMITH の影響だと思うんですけど、THE PICTURE OF DORIAN GRAY読んでいるギタポ好きの人って結構いますね。
ボクはこれでも英文科だったので学校で普通に出会い、ハマリ、卒論のテーマになってました。
もちろんキング〜とかのおかげで興味が持てたところもありますが。

HOME