（2007/6/10改訂）
12 MEMORIES / TRAVIS
( 2003 / INDEPENDIENTE / CD )
何枚ものレコードやCDを買う人にとって
新譜で買うか中古で買うかは
その人それぞれでなんとなくルールがあるように思う。
金銭的にキツイ。
さて、このバンドの場合3rdまでは新譜で購入も
この4thは中古で待って先月ようやく購入。
この手の人気アーティストものは中古にはすぐ出てくるものの
納得プライスまで下がるのに時間を要するのである。
結果、
大後悔・・・。
既に20回は聴いてる。
ネクスト・オアシスとしてデビューし1stアルバム発表。
僕自身はあまり聴きかえさないアルバムでして
巷のネクスト○○みたいに消えていくなと
思っていました。
しかし、続く2nd「THE MAN WHO」はレディオヘッドで
有名なプロデューサーであるナイジェル・ゴールドウィッチと
タッグを組み世界中で大ヒット。
僕もその年に最も聴いたアルバムだったように思う。
ある意味ネクスト・レデイオヘッドという言葉がまとわりつく
ことになるんだけども。
3rdアルバムはものすごく良く出来たアルバムではあったが
ちょっと頭打ち感も漂っていて
（2ndが凄すぎてっていうのもあるけど。）
4thは中古待ちになっていたという訳。
基本的にはあまり変わってないのかもしれないけど
何？
この閉塞感。
深化。
音が固まって届く。
ナイジェルと別れ、セルフプロデュースに近い形なのに
最高傑作を誕生させやがった！
色々と曲について書こうかなと思ったけどやめとこ。
個人的には全て完璧だけれど
「SOMEWHERE ELSE」はたまらず涙が出ました。
鳥肌全開です！(笑）何やこの曲！サビがぁぁぁ。
この手の歌詞に弱い・・・・。
「RE-OFFENDER」「MID-LIFE KRYSIS」でBEST3かな。
後者のサビでウィーーンってなってる楽器は何？
このウィーーンがたまらん。(笑）
というかとにかく楽器の使い方、音の出方が尋常でなく
凄いことになってる。
ポスト・トラヴィスなんて言われてる
キーンとかサーティーン・センシズとか
このアルバム聴いたら話にならないです。
（共に好きなんだけど）
それほど深すぎる一枚。
まあ静かめの曲には、やっぱりレディオヘッドの影響は
感じるんだけどね。（6・11曲目あたりと9のAメロとか）
今の時点だと、軽く本家超えしてしまいましたね。
次のアルバムは発売前から徹夜で並んで購入します。（ウソ）
あまり関係ないけど
このレーベルはあのゴー・ディスクが発展したものです。
シングル集めなきゃ・・・。