(2005/8/20改訂）
WAITING FOR THE SIREN'S CALL / NEW ORDER
( 2005 / LONDON / CD )
ニュー・ウェーブに影響下のバンドがガンガンデビューする中
これ以上ない本家本元の登場。
果たしてどういう作品なのか興味津々であったが
俺たちゃ、そういうの前のバンドでやり終えたんだよねー とでも言いたげな
いつもの彼等節炸裂な新作なのでした。
ジャケのオレンジが今年のキーカラーなのが彼ららしいなと思いつつ、正直今作はちょっとダメなんじゃないかなと思っていたのだ。
というのも前3作からの1stシングル'fine time' 'regret' 'crystal' が全てかなりのインパクトを持った曲であり
かつアルバム冒頭を飾る曲であったのに対し、今回のシングルはちょっと地味な曲だなあという印象があったのだ。
っははは・・・なーーんも考えとらんな、こやつら。
最高ですよ。
全曲軽く感想書いてみようかな。
1曲目はシングルじゃないけど、このサビの音の塊に血沸き肉踊りまくり！かっこいい！！
（'got to'はちょっと飽きちゃいましたが・・・。）完敗。
2曲目はギターポップファンが好む典型的な曲。
3曲目は王道サウンド。さすがアルバムタイトル。
最後の歌詞はやってくれますね。
本当にいつまで歌わなきゃいけないんでしょうね？
その後のアコギでおじさんちょっと照れちゃってますよ。
続くシングル（4曲目）ですが、ここに入るとずいぶんポップですね。
後半もうちょっと暴発してくれたら、もっと最高だったかな。
5曲目は休憩曲。
しかし、これが凄いね。さすがニュー・オーダー！
色んなバンドが頭よぎりますが
マイブラの’soon'とスミス'how soon is now'の合体リフのかっこよさときたら失禁もの！（soon繋がりか？）
ローゼスやマンデースもいます、確実に！
6曲目は悪くないけれど、リフがダンディー・ウォーホールのベッカムCF曲を思い起こさせるのが個人的にはちょっと・・・。
さて、続く7曲目。
やっぱり僕はこういうのたまらないです。
ということで個人的ベスト・ソング！
8曲目は次のシングルだそうです。
♪Jetstream Lover がやたらキモチ良い！
プリンスに歌わせたい！
9曲目はテクニークあたりに入ってそうなパラパラが映えそうな1曲です。途中'perfect kiss'になるところ死ねます。
続くキュアーみたいなイントロの2曲目のような曲を通過し
最後のちょっとユニークな曲。
ヘイがジザメリみたいです。(笑）
HMVで試聴した日本語の'krafty’はもう聴きたくありません。(笑）