音の出るおもちゃの点検方法
音の出る「おもちゃ」は、
    ○ 空気をリード板にあてて笛のように空気を振動させる方法や金属を叩いて物理的に音を出す方法
    ○ IC等の集積回路でデジタルの音を記録して、スイッチやキーボードで電子音を再生する方法
の二つの方法が使われています。
リード板に空気をあてて音を出す「おもちゃ」は、浮き袋の空気入れを小さくした様なポンプで空気を圧縮し、圧縮された空気でリード板を振動させ音を出しています。よくある故障は、ポンプ部分の破れ圧縮不足によるものが多いようです。また、圧縮ポンプの代わりにモーターにより風を起こす方法も見られます。
IC(集積回路)を利用してデジタル音声を再生する方法は、最近、数多くのおもちゃに組み込まれています。たとえばキーボード式のおもちゃや人形、ぬいぐるみなど、ボタンを押せば音声が再生される仕組みになっています。このおもちゃの多くは、スピーカーの断線ボタン(スイッチ)の接触不良などの故障が多く見られます。また、IC自体の不良による故障も多く発生しております。修理の方法は、専門知識を必要としますので「近くのおもちゃ病院」にご相談ください。
 これら故障の他に乾電池の不良も多く見られますので故障と思う前に電池の点検もよろしくお願いします。    
    
キーボードやボタンを押したときに音が出る「おもちゃ」