けいはんなサイクルレース

 昨年は18位だったので、その雪辱を果たすべく同クラスのノービスhigh(3周)に 出ました。
内側2列目からスタートして、600mの上りで5人の先頭集団に入ります。早くも後ろはばらけた感じ。
ここから1km以上の下りとクランクカーブでは、大集団はスピードが出しにくいので、 理想的な展開です。先頭は懸命にペダルを漕いでいますが、5番手の私はたまにブレーキを掛けないと追突するペース。ドラフティングが下りで有効なことを実感します。
 2周目の上りに入っても順位はそのままですが、1分先にスタートしたノービスlowの選手がちらほら現れます。下りに入るクランクカーブでノービスlowの選手が、4番手の前に割り込んで来ました。それを避けようとした拍子に4番手の選手のリアタイヤが外れ、私の目の前で落車。一瞬駄目だと思いましたが、フルブレーキでこれを避けました。
 これで4番手に上がりましたが、先頭3人とは50mの差が開きました。下りを全力で追い上げ、3周目に入る上りでようやく追い付きました。ホッとする間もなく、私の後ろに付いてきた選手がアタックをかけるので、それに反応して2番手。下りに入ってもアタックした選手の加速が弱いので、スピードを上げて追い抜きました。先導するバイクも加速。残念なことにカメラマンは乗っていません。
 振り返ると付いてくる気配がなかったので、そのまま逃げ切りをはかります。
ラスト300mの上りに入って再び振り返りますが、別クラスの選手も走っているので2番手が誰だか分かりません。力を抜いて順位を下げるわけにいかないので、最後までダンシングして走り切りました。
 タイムは12分37秒で1位。
2位とは3秒差だったので30m程引き離していたようです。
ゴール後、2位の選手が、「下りに入ってアタックをかけられた時に付いていく気力がなかった」と言っていました。アタックのタイミングもよかったようです。
Ritsクリテとは違った派手な表彰式では、賞状、金メダルの入った盾、セライタリアのサドル、麦茶30缶、1万円の食事券をいただきました。
今回は息子も嬉しそうでした。

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