秋季Ritsクリテリウム

 秋季Ritsクリテリウムの報告です。
この大会は京都車連が、立命館大学びわこ草津キャンパス内の2.1km特設コースを使って毎年春と秋に行なっているサイクルロードレースです。
カテゴリーに合わせて5周から20周までありますが、5周のカテゴリー4A(67名)に出ました。
 スタートは直線が短いので最初のコーナーを曲がるまでバイク誘導されます。クリートを拾うのに手間取ったのですが、これで助かり20番手あたりをキープします。集団はハイペースで鈴鹿よりはるかにきつい気がしていました。
このコースは高低差がほとんどないのですが、クランクカーブが7箇所あってカーブのたびに加減速を繰り返すので休めるところがありません。
 3周目に入ると集団もばらけてきて、1人がアタックをかけます。それを誰も追わないので、単独で追います。やっと先頭に追いつくと、先頭の選手は先頭を代わってくれと言いましたが、「もう少し頑張って」と励ましました。
しばらく2番を走っていると余裕が出てきて、オートバイに乗って撮影しているカメラマンから見える位置を意識して走ったりしていました。
 4周目に入るといよいよ先頭の選手は疲れてきたので先頭を引きます。 先頭に立つと理性を失って走ることが鈴鹿で分かったので、ここは出来るだけ抑えるようにしました。しかし、誰も代わろうとしないので、先頭のままラスト周回に入りました。鈴鹿と同じ展開で嫌だなあと思いながら、誰がアタックをかけてもついていける準備はしていました。
ラスト300mになって予定通りスパートをかけました。最後は左カーブして100mでゴールです。2番手にいた選手が元気そうでしたが、カーブをうまく抜けて、ホイール1個分のリードを確信してゴールしました。思わずガッツポーズが出ました。
 地味な表彰式では、賞状と700Cタイヤ2本を貰いました。
ゴールしたときは「夢と違う?」とほっぺをつねっていた息子は、メダルがもらえなくて不満そうでした。
  後になって考えると、カーブではどうしても前を走る選手が有利なので、最後のカーブに入るまでが勝負だったんではないかと思います。
それと、鈴鹿での経験も大きかったと思います。
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