ヒルクライム大台ケ原2002

 昨年に引き続いて、奈良の上北山村を中心にヒルクライム大台ケ原が行われた。
会場から300mの富喜屋に宿泊した「まほロバRC」一行は、昨年の8名から18名に倍増していた。さらにキャンプやホテル組を加えると、20名を軽く越えていた。地元での開催なので参加者が多いのは当然かもしれないが、昨年の大会が魅力的であったことの証明でもある。
 絶望的だった週間天気予報は見事に外れ、4時半に起床したときは晴れ間も見えていた。
 スタート地点には会社の自転車部員が6名、NEWジャージを着て集まっている。デザインがファッサボルトロに似ているので、レプリカジャージを着ている人にも声をかけそうになる。
昨年、ここで派手な復活をしたオヤジクラブのM氏はニューマシンで気合いが入っている。
  チャンピオンクラス、レディース、MTBに続いて、一般ロードの第2グループがスタート!
交通 規制された公道を走るのはやはり気持ちが良い。先頭集団は猛ダッシュして行ったが、付いていけそうにないので第2集団をしばらく走る。自転車部のライバルK氏は先頭集団の流れに乗れたようで早くも姿が見えない。伯母峰トンネルの手前で、同じく自転車部のクライマーA野氏が追い付いて来たので、「こんなとこにいたらあかんで」とハッパをかけ、前に行ってもらう。しばらくA野氏の後ろに付くがドライブウェイに入ると次第に背中が小さくなり、視界から消えて行った。
 第1給水ポイントを過ぎると斜度が緩くなる。昨年はここからスピードアップして順位を上げたが、今年はペースをあげることが出来ず、後続から抜かれる方が多い。練習不足のためか、高負荷で走り続けることが苦痛で、モチベーションも上がらない。
 ラスト10kmの標識で、やっと元気が出てきた。心配していた膝の調子も悪くないので、追い込んで走ることが出来る。第2給水ポイントを過ぎ、下りに入っても脚を休ませることなくそのままゴールした。
 タイムは1時間42分で昨年より1分遅かったが、膝の故障でしばらくレースに出られなかったことを考えると、最後まで全力で走れただけで嬉しい。

 結果は、自転車部のライバルK氏が1時間34分で年齢別の3位入賞!
キタサイクルのアルバイト君は他の年齢別で2位入賞!
甥っこの中学時代の同級生で、辻善君とも同級生であった現役高校生は優勝!!
 身近な選手が表彰台に上がるのは刺激になる。
 来年はこちらも続きたいところだが、とりあえず1時間40分は切りたいな。

戻る