神戸ベイサイドロード

 神戸ポートアイランドで、サイクルロードレース2002が行われた。だだっ広い西コンテナ埠頭を無理やりコースにしたようなレイアウトで、走りやすいとはいえない。段差があちらこちらにあるし、小石やボルトも試走のときには見受けられた。
 まあ、シクロクロスに比べればどうってことがないコースだが…

2Hエンデューロ

 昨年は思いがけず3位表彰台となったこのクラス。今年も同じメンバーで出場したが、宿敵(というか強すぎる)バルバから4チーム、他のクラブも複数でエントリしているのが目立つ。
 出場チーム数も昨年の35チームから55チームに増えており、賞金が出る6位以内を目標に気合いが入る。
鈴鹿ロードではライダー交代している間に集団から離され、その後辛い個人TT状態が続いたので、今回は周回数をあらかじめ決めないことにした。すなわち、余力のある間は交代せずに先頭集団を維持し、個人TT状態に入ったら早めに交代するという、有って無いような作戦。
 先頭は、HC大台ケ原で入賞したK氏。1周目は6:13で先頭集団を走り、2周目は6:02で通過。3周目は先頭から遅れて10番手あたり。ここで私と交代して、20m前方の集団を追う。しかし、スピードに乗った集団に、十分なウォームアップもせずに一人で加速して追い付くのは難しい。そのままの順位で2周目に入る。
 ゲートをくぐって左折するクランクカーブで10m前を走る4人がロープに突っ込んだ。私も背中ばかり追っていたのでつられてコースアウトしそうになり急停止。とりあえずの目標の4人組には突然追い付いたが大きくタイムロス。その後、立ち直りの早かった年配の黄色ジャージ選手と一緒に走る。ペースが速くてほとんど前を走れないまま、その選手がピットインしたので予定を早めて3番目のA氏と交代。
 A氏は本場英国から帰国したばかりで、時差ボケが残ってそう。2周で無事ピットイン。
2巡目はほとんど個人TT状態で計6周を消化。
 残り30分ほど余して3巡目のK氏がスタート。この時点で7位のアナウンスがあった。
時間的に6周は出来そうだったので、3周交代のつもりでピットで待機する。
しかしK氏は先頭のバルバA、B、周回遅れのバルバCと一緒に走っている。バルバCは暫定6位なので苦しい展開だが、ここで交代したらタイムが落ちるのは明らか。
結局、K氏は最後までピットに戻ることはなく、ちょっぴり拍子抜けしてレースは終了。
 結果は、バルバCに次いで6位入賞!
K氏は恐縮していたが、チームジャージで初めて表彰ステージに上がれてよかったよかった。

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