関西シクロクロス第6戦

 野洲川を渡るあたりから雪景色。受付を済ませてコースを試走するときには、まだコース上に雪が残っていた。気温が高めなので泥レースになることは間違いない。
1周目は、芝生の中のくねくねや、シケイン、乗車したまま走るのが難しいカーブなど、テクニカルなセクションがパスされている。また、同時スタートのレディースやジュニアは時差スタートになっていた。
これだと、多少スタートダッシュに失敗しても致命的な差になりにくいので余裕を持ってスタートできる。

C3

 しかし、20分前にスタート地点に行くと既に10台近くが並んでいた。
長い直線なのでロケットスタートのはずが、目の前の選手がふらついたので数名にパスされながらゆっくりスタート。
しかしこれが幸いしたかもしれない。スタート直後に落車があり、バイクと選手が転がっていたがうまく避けることができた。
登り口に差しかかるときは10番手、頂上では5番手あたり。後続は早くも切れているのか姿が見えない。
頂上に備え付けられた丸太は、年末に丸太越えに失敗して肩を強打した丸太と似ていたので安全第一で慎重に越える。
アスファルトとダートの下りは意外に振動が少なく、Fサスがなくても大丈夫そうだ。昨年よりシクロクロスバイクに向いたレイアウトかな?
Uターンしてシケインを越えてグランドを周回後、水たまりを避けながらコントロールラインに向かう。
2周目もほぼ5番手。エントリーが40名以上だったので、4番手(実は完走者が30名未満だったので2位までがC2昇格だった)から切れない程度についていく。
 3周目の登りでペースが落ちてバラけ出した隙に2番手に浮上。幸い追って来る気配がなく、単独で2番手をキープ。水たまりや口に入る泥が非常に不快だが、トップを追うことに専念してモチベーションを下げないようにする。
 その後、周回遅れの女性選手を抜くのに手間取ったり、Timeのクリートがキャッチ出来ないなどのトラブルはあったが、そのまま2位でゴール!やっとC2昇格!
 個人での表彰台は1年ぶりだが、その時もこの会場で泥まみれだった。
こういうコンディションは嫌いだけど、案外得意なのかもしれない。
こうなれば来年はトップを目指そうかな?
その前に残り2戦、C2残留にチャレンジするけれど…
 
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