関西シクロクロス第3戦

  第3戦は福知山の由良川。平坦な河川敷に土手のアップダウンが数カ所あるだけの、ひたすら踏み込むコース。前回は7位だが3名が昇格しているので、ひょっとして順番が回ってくるかなと期待して最前列に並ぶ。

C3

 1周した時点で8番手あたりに落ち着き、気が付けば前を走るのはいつものブルースマン。どうしてもこの選手とペースが合ってしまう。自分の力量が分かっているのでしばらく後ろを走る。
3周目で土手を登り損ねた周回遅れの選手にコースを塞がれペースが狂う。ブルースマンに追い付こうと踏み込むと右膝に違和感が…
3日ほど前に落車して右膝を強打したのが原因らしい。
シケインを超えてバイクに飛び乗る時に痛みが走り、バランスを崩して新車での初ゴケ。
ブルースマンは見えなくなり、1段下の最もデコボコの激しいところでは腰が痛くなってきた。
遠くでジャンが聞こえる。「もう最終?」と一瞬喜んだがそれはジュニア(15分)に対してだった。
コントロールラインで残り4周の周回数を確認したときは一瞬リタイヤを考える。
振動で腕も痛くなる。そういえばFサス付きのバイクでもこのコースはきつかったか?
その後、痛みにひたすら耐えるつらい周回を重ねてやっとゴール。
しばらく薬指の関節がしびれて動かなかった。
 サイスポ12月号の記事に、カーボンハンドルはカーボンフォークより振動吸収に効果があるようなことが書かれていたけどホンマかなあ。

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