歯の色といえば一見真っ白と思われがちですが、実は黄 色みを帯びたアイボリーホワイト(象牙色)です。ただ 人によっては先天的な理由や、抗生物質などの薬の過剰 な服用によって変色してしまう場合があります。
不健康に見えてしまう歯の色でもいろいろな方法で変えることがで きます。

【1】ホワイトニング(ブリーチング)

変色した歯を白くするには、歯を削ってプラスチックやセラミックでおおい、変色をかくす方法が一般的ですが、ホワイトニングは歯を削らずに白くする治療です。 神経を抜いた歯や、歳をとって黄ばみが強くなった歯も白くよみがえります。

●どんな治療をするの?痛みや副作用は?
歯の表面に漂白剤を塗って光を当てる簡単なもので、およそ3〜4回の通院で治療できます。 歯については痛みはほとんどありません。歯肉はラバーシートで保護しますので麻酔の注射も不要です。 ブリーチング剤の主成分は、消毒剤として使用よく使われている過酸化水素水ですから、副作用に問題はありませんのでご安心ください。 また、御自身で漂白を行っていただくホームブリーチングという方法もあります。

●漂白をする前に、知っておいてください。
●歯に虫歯やその他の不都合がある場合は、それらの治療をすませてから漂白をおこないます。
●漂白によりいったん白くなった歯の色が徐々に戻ることがあります。
●以下のような場合は漂白できない場合があります。

  ・ラテックスによるアレルギーのある方
  ・妊娠中や授乳中の方
  ・知覚過敏症のひどい方
  ・エナメル質形成不全症の歯
  ・エナメル質に亀裂のある歯
  ・象牙質が露出している歯
  ・その他、変色の原因、状態によっては漂白できない場合もあります。

●ホワイトニングでこんなに変わる
治療前   治療後


【2】歯面清掃(ティースクリーニング)

歯に付いた汚れ(タバコのヤニなど)をきれいに落とします。


【3】ラミネートベニア

歯の表面にレジンという樹脂を薄く盛りつけて固める方法です。 また歯の表面を薄く削ってその上にポーセレンというセラミック をきれいに接着する方法もあります。これらは歯面清掃やホワイトニングでは白くできない人にでも治療できます。


【4】セラミッククラウン

歯を削り、その歯にセラミックでつくったクラウンをかぶせます。 変色がひどくても自然な歯の色にすることができます。

矯正治療で黄色くなってしまった歯も漂白できます。詳しくはご相談ください。 また、以上のようにいくつかの治療法がありますが、人によって はできないものがあります。当医院にご相談下さい。

E-mail:okada-d@hera.eonet.ne.jp
Copright Okada Dental&Orthodmtic Office All rights resrved.
Sorry,This Site is Japanese only.