ハウスメーカー
に依頼する

敷地は確保したものの肝心の家をどこに発注したらいいか分からない。
知り合いに工務店も設計事務所もいない。

こんなときたいていの人はまずハウスメーカーを考えます。
莫大な宣伝費の効果がここに現れます。

実際にハウスメーカーの営業力はすさまじいものがあります。
TVのコマーシャル、新聞・雑誌の広告、モデルハウスなど数々の宣伝をバックに営業マンが親切丁寧に対応します。

営業担当と打ち合わせを繰り返し、間取りを決めます。
内装や外観のデザインは写真やモデルルームが豊富にあるので分かりやすく便利です。

契約して着工します。

ここで認識しておくことは、「ハウスメーカーは工務店ではない」 ということです。
実際に工事をするのは下請けの普通の工務店です。

契約金額=ハウスメーカーの利益+工事代金

契約金額を大まかに説明するとこのようになります。
直接工務店に発注するより高くつきますがその分、大企業ならではの安心感が得ることができます。

住宅業界ではハウスメーカーが圧倒的な強さを誇っています。
ブランドに対する日本人の弱さがここにも現れています。

敷地は千差万別です。
それぞれの敷地に合う建物のデザインはそれぞれ違うはずです。

また建物は街並みを形成します。
その街に適したデザインの家が並ぶ街並みはとても美しく、歩いていても楽しい気分にさせてくれます。
今も残る日本の宿場町やヨーロッパ諸国の街並みがいい例です。

残念ながら圧倒的シェアを占めるハウスメーカーの住宅は敷地に適したデザインをしているとは思えません。
全ての敷地に同じような建物を並べているように感じます。

もしハウスメーカーに発注を検討しているのであれば、以上のことを踏まえてメーカーを選んでください。

メーカーにより少しづつデザインが違うので 敷地や町並みに合う家を建ててくれそうなメーカーをよく検討してください。

<チェックポイント>

敷地、街並みを確認

イメージを創る



雑誌などでいろいろなメーカーの家を見る

どれがイメージに近いか確認



打ち合わせ

イメージを具体的に伝える



契約

見積もりの項目と金額を確認、不明なところは質問



工事中

嫌がられるくらい現場を見に行く

肝心なところ、見えなくなるところは写真撮影をしておく



引渡し

キズ、汚れをチェック

外の排水経路を確認



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