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セ・リーグの展望 04/02/18
プロ野球はキャンプ真っ盛りです。 さてイチファンとして今年のセ・リーグを占ってみたいと思います。 まず阪神の連覇ですが阪神ファンである筆者から見ても可能性はかなり低いと思います。 いろいろ理由はありますが、現在のプロ野球では連覇はとくに困難です。 それと去年のブッちぎりは本当の力ではないと見ています。 しかもあれだけ独走すれば今年の他球団のマークは開幕からきつくなるはず。 5球団とも阪神戦はエースをぶつけてくるはず。 戦力的には野手陣は去年と互角と見るが投手陣が心配。 伊良部と下柳が去年並の成績を残せるか? 井川はおそらくオリンピックに出場するので勝ち星は減るはず。 そう考えると新たにローテーションに入る投手が3人、最低2人は必要。 昨年の王者、阪神にも課題は山積みです。続きは次回。



セ・リーグの展望2 04/02/24
阪神にはこれから数年後のチーム全体にも課題があります。 現在のレギュラーの平均年齢が高すぎるのです。 これも連覇の可能性が低い条件と見ています。 中心選手の半分は30代半ばのベテランなので、ほんの数年後にはかなりの世代交代があるはずです。 投手、野手ともに若手の育成を急ぐべきだと感じます。 最大の問題は捕手です。矢野、野口に続きそうなのは今のところ浅井くらいじゃないでしょうか。 思わぬダークホースの出現を期待しています。 毎年ルーキーにはほとんど期待していませんが今年のゴールデンルーキー鳥谷には超期待しています。 ルーキー時代の坪井を超える活躍をしてほしいと思います。



セ・リーグの展望3 04/03/02
さて今年のセ・リーグの優勝戦線に残るのはどこか? 普通に考えたら巨人、阪神、中日の3球団にしぼられると思います。 優勝候補の筆頭はなんといっても巨人でしょう。 「巨人にもスキがある」とよく新聞などでも書かれていますが、あれだけの戦力です。 去年のようにケガ人が続出しないかぎり優勝の確率は一番高いでしょう。 ヤクルトも藤井が復活して2年目の高井が成長し、石川がいつも通りの活躍をすれば十分チャンスはあると思います。 高津の穴は五十嵐と石井で十分補えるはずです。 ヤクルトは優勝候補にあがっていないときに優勝するので要注意です。 阪神の連覇を願ってますが厳しいです。 救いは巨人と中日の監督が新人ということか。 そういえば阪神の監督も新人・・・。



パ・リーグの展望 04/03/08
昨年はシーズン、日本シリーズを通じてダイエーの強さが目立ちました。 今年のパリーグの優勝を争うのはどのチームでしょう。 プロ野球で連覇は難しい時代になっていますが優勝候補筆頭はダイエーと見ています。 阪神と違いダイエーの主力メンバーは油の乗り切っている選手が多いです。 野手は20代後半、投手は20代前半が多く選手として心身ともに充実している時期だといえます。 対抗馬は西武、次は日本ハムかロッテか・・・。近鉄はなんといってもローズの穴が痛い。 日本ハムは野手の粒がそろっているが先発投手が足りない。 若手の投手が二人でも出てくれば十分優勝を狙えると思います。 オリンピックで主力が抜けているあいだにダイエーを叩いておくことが連覇を防ぐ条件だと思います。



パ・リーグのプレーオフ制 04/03/26
今年からパ・リーグではプレーオフ制を実施します。まず最終順位の2位と3位のチームが戦い、 その勝利チームが1位のチームと戦い優勝チームが決定します。 したがって3位以内に入れば優勝の可能性があるわけです。 この制度はかなり賛否が分かれると思います。 メリットとしては消化試合が減り、ペナントレースが最後の最後まで目を離せなくなります。 とくにセ・リーグが消化試合をしているときの注目度は大きいと思います。 デメリットとしては、仮に去年の阪神のようにぶっちぎりでペナントを制しても日本シリーズに出れない かもしれないということです。もしそうなったらそのチームのファンはもちろん世論もプレーオフ制を 否定するかもしれません。現状のままでは人気的に苦しいパ・リーグの打開策は吉と出るのかどうか。 今年の秋が楽しみです。



新生ファイターズ 04/04/02
今年から本拠地を北海道に移し、メジャー帰りの新庄選手の獲得などで何かと話題のファイターズ。 開幕戦の大阪ドームでの近鉄戦をTV観戦しました。とくに球界bPの外野守備と思われる新庄のプレーを注目。 試合は近鉄の勝利で終わりましたが、結果論ではなくファイターズの外野守備に疑問を感じました。 あれだけの守備力と強肩を誇る新庄を活かしきっていません。 さらにレフトのエチェバリアの守備がかなり緩慢です。 レフト方向の打球でもセンターの新庄が追いつくのなら新庄に任せるべきです。 しかも彼の守備範囲は広いです。 新庄が打球を処理した場合とエチェバリアの場合とでは相手のランナーの進塁が0.5塁以上変わると思います。 札幌ドームをはじめパ・リーグの球場は全体的に広く外野守備がかなり勝敗に影響されるはずです。 なによりも新庄の守備は球場に足を運ぶファンに「これぞプロ」を見せることができます。 パ・リーグの人気のためにも「新庄の守備」をもっとアピールすべきだと思います。



阪神の出足 04/04/10
セ・リーグが開幕しました。阪神は東京ドームでの対巨人3連戦。 いきなり敵地で3連勝という最高のスタートを切りました。 しかし次の対横浜戦ではまさかの3連敗。 先発の伊良部、前川がかなり誤算だったようですが打線もサッパリでした。 キンケード、鳥谷の調子がとくに悪いようです。 キンケードに関してはオープン戦が絶好調だっただけに本番ではイマイチだろうとは予想していました。 過去の外国人選手を見てもオープン戦の成績はあてになりません。 鳥谷を起用することは3割バッターの藤本をはずすことになるのでかなり勇気のいる決断だと思いますが、 打順は8番が妥当だと開幕戦から感じていました。 どう考えても矢野を前におく方が得点力が増すと思うのですが・・・。 阪神ファンのみなさんはどう考えますか?



混戦のセ・リーグ 04/05/09
現時点で阪神と巨人が貯金2で同率首位。あとの4チームが全て借金1。1.5ゲーム差の中に6チームがいます。 ファンにとっては面白い展開ですがこの現象は失礼ながら広島と横浜の頑張りが大きいですが 最大の要因は巨人の不調だと思います。阪神も評論家諸氏の予想とは異なる成績ですが これは予想通りです。(過去の野球コラム参照)しかし長い目で見たらやはり巨人が抜け出しそうです。 この先、他の5球団がどれだけ巨人打線を封じ込めるか?阪神と中日がどこまでついていけるか? できれば秋になってもこの混戦が続いていてほしいものです。



球団合併 04/06/18
先日、プロ野球球団のオリックスと近鉄の合併が発表されました。 この不況の中、市町村や企業の合併が頻繁に行われていますが、 とうとうプロ野球の世界にまで持ち込まれました。 パ・リーグの球団は一昔前に比べれば観客動員数は増えたとはいえ、 相当厳しい経営状態が続いているのでしょう。 この先、「球団削減→1リーグ制」と話が進むのでしょうか。 そうなれば問題は山積みです。 これを機会にプロ野球機構の体質、ドラフト制度などの問題点を一掃してほしいと思います。 いつまでも企業の宣伝のためのチーム、球団幹部は本社の天下り、これではプロ野球の発展はありえません。 全ての球団が足並みをそろえて共存共栄を真剣に考えないと、いずれ共倒れするでしょう。




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