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◆だんじり日記2・百花繚乱(建築ジャーナル 2002年12月号掲載)
これらの地域のほとんどはもともとだんじり祭りはなく、岸和田のだんじりを買い取り、
街を活性化させるために祭りを始めたところが多いようです。
しかし昔から明らかに岸和田とは違うタイプのだんじりを曳いている街もあります。
その代表が堺の鳳と泉大津です。
鳳の祭りは岸和田とは違った活気と熱気があり、なんといっても見所は夜です。
夜に全力で走るだんじりは岸和田では見られません。
泉大津の見所は、これまた豪快にだんじり同士が激しくぶつかり合う「かちあい」です。
この「かちあい」のため、だんじりが独特のデザインをしています。
このように南大阪にはさまざまな「だんじり祭り」があり、
さらには南大阪以外にも増えていくかもしれません。
来年の9月の岸和田祭りを見たあとは、10月の各地の祭りもお見逃しなく。
[鳳の祭りは岸和田とは違った活気と熱気があり、なんといっても見所は夜です。 夜に全力で走るだんじりは岸和田では見られません。」と書かれていますが、 今非常に活気があるだんじり祭りは津久野ではないでしょうか。 確かに鳳は神社も大きいし露天商も多くだんじりの数も多いのでにぎやかです。 一度津久野の駅前のクランクのやりまわしをご覧になってください。 岸和田顔負けのスピードで駆け抜ける夜のクランクは鳥肌ものですよ。 |