華やかでパワフルなだんじり祭りと切っても切り離せないものに事故があります。 だんじり祭りの醍醐味はなんと言っても、全力疾走で曲がり角を駆け抜ける「やりまわし」です。 この「やりまわし」は曳き手にとって最大の見せ場であると同時に、もっとも危険で事故のおきやすいパフォーマンスでもあります。 このときの事故の原因を大まかに分けると、1・曳き手の転倒、 2・だんじりの転倒、3・だんじりの衝突(建物、電柱など)がありますが、どんな事故であれだんじり祭りの事故は命にかかわる危険があります。 曳き手の中には他の何よりも祭りが好きで、祭りで死ねたら悔いがないと考えている人もいますが、一人が死ぬと何十人が悲しむし、何よりもその本人がその後の大好きな祭りを体験できません。 祭りの事故で絶対に犠牲者を出してはいけません。 事故をなくすことがだんじり祭りの最大で最も急ぐべき課題でしょう。 トップ |