鯰江城レポート
落城日 2003年4月12日(日)
落城者 かずひろ くまちゃん うえっち ばんちゃん ディオさん 竜ちゃん 団くん がすくん はまちゃん ムロちゃん 以上10名
春爛漫の4月に久しぶりの落城となりました。
今回は、跡地としての落城で、道の端に遺跡が
ひっそりとあるような場所で、地元のおばあちゃ
んの話でも、ここに城跡があったけども、今は民家
にほとんど姿を変えているそうです。
いつもは行く行かないで話が分かれるのですが
先頭を走っていたのは僕ということもあって、無理
やり5分だけ時間をもらって行っちゃいました♪【鯰江城の歴史】
鯰江城は、鯰江氏、森氏によって、自然地形である「河岸段丘」を利用して築城された中世の城郭です。
旧鯰江郷の豪族であった鯰江氏が、荘園時代に、興福寺領の被害となってこの地を治めていました。
戦国時代になり、佐々木六角氏の家臣として佐々木六角義弼を奉じて、織田信長の近江平定に対抗しましたが、
天平元年(一五七三年)に、落城しました。
この時、空濠を増設し、遠見櫓を増築するなどの城の規模拡大をしたと考えられています。
落城後鯰江氏は、全国各地に分散し各大名に仕えたということです。
特に、鯰江定春は、秀吉に仕えて大阪に土地を与えられ、その地を「鯰江」と呼んだそうで、現在も大阪市城東区に
その呼称が残っています。