2002年7月17日

ハードディスク交換

6月末頃からパソコンの調子が悪くなってきていました。
突然、画面がフリーズする
起動できない
起動ディスクを入れてブートしてもCドライブを認識しない

常にっていう状態ではないんですよね、これが。ただ、画面がフリーズする前に、ハードディスクから異音がする。アームが曲がってディスクに触れる「カリカリ」っていう音ではなくシャットダウン時にハードディスクが止まるときの音って言ったら理解してもらえるでしょうか?

で、ミドルタワーを開け、ハードディスクへの電源コードを差し替えたりしてみると再び正常な状態にもどったりするんです。僕はハードディスク本体の電源ユニットの故障だと判断しました。遅かれ早かれ完全に死んでしまう。

そう感じた僕は、正常に動いているうちにSCSI経由のMOに必要なファイルをバックアップしていきました。まずはマイドキュメント、そしてメール、お気に入り、などなど。アプリケーションは正規に購入したものですのですべてCDがありますからこちらは大丈夫。

この状態でバリ島に出発しました。帰ってきて息子に聞いてみると、僕たちの旅行期間中、何度電源を入れても軌道しなかったとのこと。もう交換しかないとあきらめました。家から30分ばかしのところにパソコン工房というショップがあるので、行って事情を話し倍容量40GB、毎分6200回転のIBM製バルク製品を購入しました。

 

これがデスクトップPCの中にあるハードディスクドライブユニットです

 

ハードディスクを買って帰ったはいいものの、僕はせいぜいメモリーを増設したり、カードを増設した経験があったきりでハードディスク交換は始めての経験。おまけにショップでは、BIOSがなんたらかたらで、認識しないことがあると脅かされていたものですから、こわごわの作業開始です。

まずは筐体を開ける。メモリーやカード増設の時には横の面一枚だけはずせば済んだんですが、ハードディスク交換となるともう一方の横の面と前面をはずす必要がある様子。ところが前面がなかなかはずれない。下手するとプラスチック製のボードが折れてしまいそうな感じがする。このあたりで僕は泣きそうになりながら前面をあける手がかりを探していたんですが、ようやく見つかりました。プラモデル作りの経験が役にたった瞬間です。

3面がひらくと後は簡単、ハードディスクにつながっている配線をはずし、さらにねじをはずして壊れたディスクは本体から離れ、逆の手順で新品のディスクを設置しました。すべてのパネルもはめこみ、やっと一息。時間を見ると1時間もかかっていませんでした。

XPのCDでブートし、心配していたハードディスクも認識され、すべてのアプリケーションをインストールし、云々、、、約半日ほどの作業でした。インストール作業でとまどったのは、XPのオンライン認証、一度使ったCDキーでは認証されず、マイクロソフトのサポートデスクに電話して事情を話し、新しいCDキーをもらってことなきをえました。

 

タワー型の筐体(きょうたい)の中はこのようにスカスカです

 

やっている間は必死でしたが、もう一度やれって言われても、したくないですね。


散歩学派 おおはし