天満宮(天満神社)

海老名系図によると建久2年(1191)9月、播磨三代盛重は、父家季が戦場で拾い持っていた天神像を、オオの北側の山麓に一社を建てて此処へ安置して祀った。これが天満宮の始まりであると伝えられている。

境内の石像物
<石灯籠>
文化六己巳(つちのとみ)                  上町紅梅連中
文政龍輯(りゅうしゅう)己卯(つちのとう)            北町梶原連中、北町鎌倉連中 無躰幹(むたいかん)曜霊(ようれい)
文政十丁亥(ひのとい)九月廿五日
文政十二(つちのと)(うし)九月廿五日     北町富士若連中
天保十二年辛丑(かのとうし)九月廿五日 
魚屋(ととや)弥兵治

嘉永五壬子(みずのえね) 海老名甲斐造正義 九百五拾回祭海老名安之助盛基
嘉永六年癸丑(みずのとうし)暮秋(ぼしゅう)
(ぼら)座中、網座中

<水盥(すいばん)>
天保三壬辰(みずのえたつ)歳 仲冬(ちゅうとう)殻旦(こくたん)  
海老名貴徳

<玉垣>
天保三玄(げんよく)執徐(しつじょ)九月(ねん)日造建旃(けんせん)
(うぶ)()

其の他狛犬(こまいぬ)・鳥居・石段にも他の社ではあまり見ることの少ない漢語の文字が刻まれている。