大将軍神社(三大将軍社)


地元の人は通称「だいじごさん」と呼んで親しんでいるが、正式な名称は「三大将軍社」と云って海老名四代頼保が主家の源頼義・義家・頼朝を文永5年(1268)5月5日に創建奉祀した古い社である。

宝永3年(1706)7月に赤穂藩村々から差し出した相生村の『高反別永荒諸色指出』には「大上宮境内小松少し御座候」と記録されていることからみると「ダイジゴさん(大上宮)」の呼称はこの「大上宮」が土地言葉となって訛りダイジゴさんと伝わったのであろう。