大谷川高潮対策事業、角谷雨水幹線整備について


平成
16年は、日本列島に過去最高の数の台風が上陸し、相生地区も高潮による被害、豪雨による被害を受けました。当協議会では被害の再発防止のため、市当局に対して大谷川、角谷川の工事の早期完成を申し入れました。現状および今後の計画について説明します。

大谷川高潮対策事業

本年度より防潮水門下部工事に着手し、現在、現河川内に防潮水門を設置するため、一時河川を付け替える工事を行っています。次に工事用の仮桟橋、工事用道路、土留矢板の施工を行い、本体の防潮水門下部工事及びゲートの設置を行います。本工事の竣工予定は、平成183月末となっています。

今後の予定:排水機場、ポンプ設備及び建物の工事については、昨年の台風16号・18号の被害を受け、市から県へ要望を行った結果、当初計画を前倒しして、先行してポンプ設備等の工事を行うこととなり、平成19年度末にはポンプ設備等が完成する予定(暫定供用)となっています(当初計画では平成22末完成)。

角谷雨水幹線整備

現在、相生雨水ポンプ場および角谷雨水幹線の一部(埋立地内)が完成しており、今年1月より、保育所南側の既設暗渠(角谷雨水幹線)の更生(新管と同等以上の耐久性等を有する)と四丁目付近の排水をポンプ場に接続するための排水路の工事が行われます。付帯工事として、国道250号の一部(保育所付近のカーブ)が付け替えられます。
今後の整備として、平成18年度の完成を目指し、引き続き上流(相生三丁目、五丁目)並びに関連水路も含め、整備される計画です。