★ああチュニジア!
えーっVIP!の巻★
2002年6月
ヒッポメンバーで、昨年チュニジアにホームステイに行った普通のおばさん
(失礼、ヤッピィやケティの友達のムイボニータなあっこさん)
を受入れてくれたホストのザイナ夫妻が来日!
ホストから今、大阪にいるとの突然の電話があり、感激の対面…。
びっくり体験あっこさん夫妻と棚ぼたコッシーのお話を紹介します。
これは2002年6月23日現在のものでジーコの笑顔やVIPチケットの
写真をいただきました。さらに内容の充実なども含めて
もうちょっとバージョンアップするかも知れません。
【6月13日、
あっこさん】 |
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【6月14日、あっこさん (試合の日)】
行ってきました。1時にホテルニューオオタニのロビーに着くと、声をかけていたヒッポスタッフのコッシーがすでに来ていました。朝日新聞の取材ができたら、ってことでしたが、さすがに昨日の今日ではスケジュールの調整がつかず、結局取材はなしでした。あー、残念。 でも、せっかく来たんだから一目ザイナに会っていこうということで、ロビーで待っていると…。ザイナがやってきたので、コッシーと夫のゆうちゃんを紹介。 別に詳しいことは何もしゃべってないのに、というかしゃべるすきも与えてくれずなんだか三人分のチケットを用意してくれそうな気配が…? 「あれ?なんだかコッシーの分も用意してくれそうね?いいんだろうか?」と、ちょっとたじろいでいると、通訳の人が「いいんです。いいんです。」って。 「えっ?そう?」とすっかりその気に。通訳の人はこの数日の間にチュニジア気質とでもいうのかな?それにすっかり振り回されて強い人になってしまった様子。 「もう、ぜんぜんスケジュールがわからなくて、急に今日の夕方プライベートジェット機でソウルに飛ぶって言うんですよー。」夜8時半からの試合を見に行ったのかな? スケールが全然違うのね。でも、私から見るザイナは普通のおばさんからスタートなのですごいとは思うけど、すごいところばかりに目がいかない感じ。 さて、ホテルからFIFAバスに乗り込み出発。チケットにはVIPの文字が!あら、入口も全然違うところから入るのね。あら、なんだか食べる物が用意されてる。飲み物も飲み放題? あれ?あの人ジーコじゃない? あそこにストイコビッチが! コッシーは完全に舞い上がってしまい、食事も喉を通らないんだって?そう?これ、おいしいよ。 座席はセンターラインが真正面。藤原紀香もすぐそばに。足長ーい。 |
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うわさのVIPチケット(右中ほどに小さくVIPの文字が…) |
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とまあ、こんな感じでした。Hippoやってたらこんなおいしいこともあるんですって人にすすめてみてください。もう、こんなおいしいことは2度とありそうにないけど。 この夏の予定は?とザイナに前日聞かれて「フランスへ…」と答えてたんだけどこの日は「私も多分そのころにはパリの娘のうちへいってるから電話して」と電話番号をメモしてくれました。 いつも、一方的にしゃべっているようにみえる彼女なのに、ちゃんと私が言った日にちなんかが頭の中にインプッットされてて本当に大事にされてるのをひしひしと感じました。 メンバーの人が始めは「棚ぼたやね。」と思っていたけど後から考えるとこうなるまでには必然的な何かがあるんやと思うわ、と言ってました。私もぼんやりそういうことを考えてました。 Hippoをずーっとしてきて、自分を表現していくことがどんどんできるようになったこと、その延長線上のホストとの出会いだと思うんです。他の人に向かって自分を出していくことができるってことが、こんなにすばらしいことだったなんて! ちょとオーバーな表現になってしまったけれど、興奮状態なので勘弁してね。 あっそうそう、観客席で長沼さんというご夫人に紹介されました。後で調べたら、どうも日本サッカー協会の名誉会長夫人? どこを見てもくらくら。未だにくらくらのあっこさんでした。 |
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【棚ぼた@コッシーの巻】 みなさん、すみません。棚ぼたのVIPコッシーです。 ワールドカップ日本−チュニジア戦については報告をしたら袋叩きにあうと思ってアップしてませんでした。が、あっこさんのメールがあったので諦めました。 なんと、先日の日本−チュニジア戦をスタジアムで、しかもVIP席で見てしまいましたー! 確かに棚ぼたです。が、チュニジアのキャンプ地が奈良に決まった時から読売テレビの人や毎日新聞の人に声をかけたり、(朝日新聞は向こうから連絡をくれました)してました。 観戦チケットの懸賞にも片っ端から応募したし、でも当ったのは某ビール会社のTシャツだけでした。執念かな、これは。 あっこさんの、ホストとの突然の対面の話を聞いた私は瞬間、知っている数人の記者に連絡をとり話題提供をしたのです。で、金曜日の当日、朝日新聞の取材ができたら、ってことだったのですが、さすがに昨日の今日では調整がつかず、結局取材はなしでした。が、せっかくと思い、その夫婦に受け入れのお礼がてらお会いしたのです。 その時のあっこさんの紹介が「ヒッポのスタッフで、My best friend! 」 一通り挨拶をして、じゃぁチケットを持ってくるからといって、帰ってきた時、その手には3枚のチケットが!!! あっこさん夫婦とあと一人は?自分しかいないじゃないかー! 仕事なんかそっちのけ!そのままFIFA専用のリムジンバスでスタジアムに向かいました。(もちろんホストのお父さんは黒塗りのベンツで別行動) さて、改めてチケットを眺めると、そこにはVIPの文字が! 入口も、ぐじゃ〜っとサポーターの皆さんがいらっしゃる場所とは別で、赤い絨毯がひかれ、そこには和服美人がお出迎えを。そのVIP用ゲートからスタジアムに入るとそこはVIP用ラウンジ! 高そうな飲み物も美味しそうな食べ物も、タダ。でもそんなものより、まず目に飛び込んできたのは、ジーコがいる! あぁ、ジーコ様。浮かれまくりながらも、しっかり写真を一緒に撮ってもらいましたが、緊張で「オブリガード」の一言しか言えませんでした。が、ポルトガル語が聞えてきたその瞬間のジーコの笑顔! ことばの大切さを実感しました。いい人だ、ジーコは。 |
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次に見つけたのはストイコビッチ!今度はサインまで書いてもらいました!が回りを見るとさすがVIPのみなさん、そんなことをしている人はいませんでした。 ユーゴスラビアの彼にはロシア語は嫌がると思い、英語で、2年前まで名古屋にいたこと(彼は名古屋グランパスにいた)、しかもそのスタジアムのそばに住んでいたこと、グランパスを応援していたことを、緊張して思うように動かない口でなんとか伝えました。でもその時の、優しげな目で'何が言いたいの?'といった感じで次のことばを待ってくれている様子には感動さえ覚えました。 |
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自分は何でここにいるんだろう?何してるんだろう?
いつまでも夢心地でした。 アーセナルのベンゲル監督にも会いました。彼とは握手だけでしたが、その瞬間に頭の中では「オーエス」という音が浮かんでました。なんで、カバジンが布団を引っ張ってる時に言ってることばが浮かぶんだろ?ガンバレーって言いたかったのかな? 試合前には一人置いた向こうのVIPであろうおじさんが私のフランス語の自己紹介を喜んで聞いてくれ、自分のことはアラビア語で話してくれました。なんとなくは分かった気もするけれど、もっと分かりたい!と感じてました。 試合はご存知の通りでしたが、観戦中は横も後ろもチュニジアのVIPのみなさん。しかも隣りは巨大な怖そうなおっさん。せめて、少し仲良くなったおっさんの横にいたかったがそうもいかず、なかなか日本の応援はできませんでした、前半は…。 後半に入るといきなりの得点。その時の爆発的な喜びは彼らの前では何とか押さえましたが、その後の猛攻、そして中田の得点あたりからは思わず立ちあがることもしばしば。とにかく、何から何までが興奮でした。あのスタンドの空気、歓声、どよめき、地響き、全てが心地よく体を包んでいました。右隣の怖そうなおっさんも左隣のあっこさん夫婦も忘れるほどに。 この歴史的瞬間に立ち会えたこと、この日ほどヒッポをやっててよかったと思うことはありません。人のつながりもそうだし、緊張しながらも人に寄って行ったりしたのは、昔の自分には考えられないことかもしれません。 あぁ、興奮が冷めません。 チュニジアとの交流をつくってくれた人ありがとう! あっこさん、ありがとう! いやー、本当にいい日だった。藤原紀香にも会えたし。 |
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【以上、びっくり体験のご報告でした。】 実にうらやましいお話しですが、これもホームステイでの人と人との繋がりから始まったのですね。 |