3.6 Scriptorium:電子校訂用ソフトウェア

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はじめに

 

Scriptoriumは作者が専門とする中世仏語の韻文作品、とりわけ武勲詩の校訂作業を効率的に進めるために開発されたソフトウェアです。工夫すれば散文や他ジャンルの作品校訂にも利用できるかも知れませんが、武勲詩以外のテクストは、今のところ、サポートの範囲外です。

本ソフトの着想はきわめてシンプルです。コンピュータ上でのデータ操作に耐え、ディプロマティック版として出力でき、なおかつ、テクストクリティック版としても出力できるような、テキストファイルを校訂作業の時点で作成してしまう、というものです。単純化すれば、校訂作業の結果仕上がったテキストファイルを、アプリケーション上にドロップしさえすれば、ディプロマティック版やテクストクリティック版の透過原稿pdfファイルが作成できたり、コンコーダンスや索引などを作成できるようにしよう、というのが私の提案です。ただし、それは最終目標であり、現在のところ、実際の作業は、そこまで簡単ではありません。

本ソフトでできること

書式に従って準備されたプレインテキストの校訂テクストと注釈を統合し、テキストクリティック版とディプロマティック版を組版するための、LaTeX2e原稿を生成。それと同時に、略号・固有名詞の索引なども生成。

必要とされる環境

MacOSX (Universal)かWindowsXP/Windows7

必要とされる他のアプリケーションなど

Scriptorium原稿が要求するパッケージ(とりわけ、ledmac)が組み込まれたLaTeX2e(日本語版不可インストール法はマニュアルに記載してあります)と AdobeAcrobatReader

 

ダウンロード

 

()内は作者が動作確認に使用したOSです。なお、開発環境は、ウィルスバスターにより、ウィルスチェックが行われています。

解凍後のフォルダには以下のものが含まれます。

  1. Scriptorium本体

  2. LaTexSettingsフォルダ

  3. ScriptoriumLibsフォルダ(Windows版のみ)

  4. マニュアル(pdf)

  5. Exemple:動作確認用のサンプル(作者によるEdition électronique de la Chanson de Rolandの一部)

1-3はソフトウェアの動作に必要ですから、削除したり、別の場所に移動したりしないでください。