ζ 魔道具使い(マグトゥール) ζ
魔道具使い協会の認可を得た者を対象とする。
ウァッリスから掘り出された古代文明の遺産、魔道具を完全に使いこなすことができる者を指す。
魔道具使いの国家選定試験があり、それに受かった者だけが魔道具使いを名乗ることを許される。
古代(オグドアス)言語を操れ、多少の機械の知識を持つ者でないと、魔道具は扱えない。
四年に一人が受かるかどうかといった狭い門。
魔道具使い協会(ギルド)は各国に一人ずつ優秀な魔道具使いを派遣している。
ζ 魔道具 ζ
どのように造られたのか、またどのように扱うのかわからない物が多い。
テュランノス山脈とオーバード山脈の間に埋まっている古代文明の遺産(オーパーツ)。
段階的にレベル分けがされており、掘り出されウァッリスの検定を通ったときにウァッリスの検定印アーラ(翼の紋)が押される。
アーラの数により一般人が使える翼1から翼3までか、魔道具使いしか使いこなせない翼4から翼6までかがわかるようになっている。
一般人が翼4以上を使った場合、逮捕され裁判にかけられる。
そのため翼4以上は一般市場には出回っていない。
アーラのない珍種(レア)もある。
珍種の魔道具は、ほとんどが至宝の魔道具として、各国に散らばっている。
タザリア王国には三種があり、魔道具使いにしか使用できないものから、誰にでも起動させることができるものまである。