OFF!!'s Weekly Chart log
<<2007年5月13日付ランキング>>
1
「御身」寺尾紗穂
2
「堂島孝平楽団デビュー」堂島孝平
3
「長い散歩」奥田瑛ニ監督
4
細野晴臣トリビュート
5
pizzicato file
<解説>

そんな訳で解説です。
新人、寺尾紗穂のアルバム「御身」が素晴らしい。
シュガーベイブのベーシスト、寺尾次郎さんの娘さんだとか、「大貫妙子」「吉田美奈子」なんて名前がキーワードとしてあげられてるが、そういうの全部抜きにして素晴らしいアルバム。
歌とピアノを基調としたシンプルなアレンジ、録音。
それ故に歌そのものの力が問われるんだが、見事、歌に力がある。
そしてブルースフィーリング溢れるピアノがカッコイイんだ。
これ、オススメします。
堂島孝平楽団のライブ盤。
楽しいったらありゃしないアルバム。
ゴージャスなホーン部隊を従えバンドが跳ねる。
どんな批評も無駄に思えるほど、音楽の楽しさに満ちている。
奥田瑛ニ監督「長い散歩」は重い映画だ。
地獄に居る天使と罪を背負った男。
行き詰まりの人生、そして長い散歩が始まる。
見終わって数日、ジワジワと効いてくる。
楽しい映画ではないけど、いい映画です。
細野さんのトリビュートを聴き続けてる。
やけに心落ち着く。
続けて聴くも良し、一曲一曲聴くも良し、オリジナルと聴き比べても楽し。
pizzicato file」はピチカートファイヴについて綴ったブログ。
非常に細かいところまでフォローした好ブログ。
何より愛情に溢れてる。
僕もピチとの出会い(坂本龍一の「サウンドストリート」で初聴きとか)はじめ被る部分多く大共感。


<<2007年5月6日付ランキング>>
1
細野晴臣トリビュート
2
京都国際マンガミュージアム
3
「リトル・ミス・サンシャイン」ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファレス監督
4
「漂流教室」楳図かずお
5
田中麗奈
<解説>

そんな訳で解説です。
一位はね、まぁそうなっちゃうでしょ。
愛と叡智とユーモア、細野さんの音楽の真髄をトリビュート。
全部いい。
なかなかトリビュート盤では珍しいよ、これは。
解説はいいでしょ。
まずは聴いて。
ニヤニヤしながら聴いて欲しい一枚。
京都の街中、廃校になった小学校を利用したマンガの博物館が京都国際マンガミュージアム。
蔵書20万冊読み放題。
大通りに面した広場に寝そべってひたすらマンガ読みに耽る。
何も生み出さない時間、それが大切だよ。
ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファレス監督
「リトル・ミス・サンシャイン」観る。
全然、大作って訳でもないし感動的なヒューマンドラマなんてものでもない。
てんでバラバラな負け組、ダメ一家のロードムービー。
ブラックでシニカルなとこも含め、実にチャーミングな愛すべき映画。
それでいいのだ。
先のマンガミュージアムで一気読みしちゃったよ「漂流教室」。
楳図かずお、さすがD.T.、恐るべき発想力。
今更ながら天才也。
映画「ゲゲゲの鬼太郎」はまぁなんつーか残念な出来だったけど、猫娘を演じた田中麗奈嬢はあっぱれ。
よくぞ、こんなキャリアにもマイナス要素な役をやりとげた。
演技賞なんか絶対ありえないけどツルッとしてスラッとした太腿を僕は忘れない(きっぱり)


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引き続きお楽しみください。