OFF!!'s Weekly Chart log
<<2006年7月30日付ランキング>>
1
「WILD FANTASY」カーネーション
2
「コーヒーもう一杯」A山川直人
3

TARO MONEY

4
「大人の悩みに子供の涙」Eye Don't Nose
5
「本、邪魔か?/寺門ジモン篇」水道橋博士
<解説>

そんな訳で解説です。
もうね、言うことないでしょ。
一位はカーネーションの新作「WILD FANTASY」。
だってスゲーいいんだもん。
最新作が最高作。
直枝さんの詞はまた一つ上のレベルに達してるし、鳥羽修氏の手腕が光る素晴らしい「音」がいい。
曲の深み、三人の充実の演奏、捨て曲無しのド名盤。
「オフィーリア」の壮大な美しさに胸が震え、「MAGIC」や「SOUL POWER」のキャッチーかつドポップなメロに身体が動き、「PARDISE EXPRESS」の強さと深さに魂が包まれる。
お願いだから、買ってくれ!的お勧め作。OFF!!が保証します。
山川直人「コーヒーもう一杯」2巻読む。
あーもう好きだわ、この世界。
ちっちゃくて切なくて抱きしめたくなるような漫画。
コーヒーが飲みたくなる一冊。
岡本太郎「明日の神話」を観にいったときに買ったのが「TARO MONEY」。
絵の修復や運搬の為の費用に寄付する形になる糸井重里考案の新しいMONEY(詳しくはコチラ)。
これ素晴らしいアイデア。
だからいっちょ乗っかった。
購入したTARO MONEYは小袋に入れて、本当にあげたい人だけにあげることにする。
純粋に自分の気持ちを込めて。
なんとも清々しい気持ち。
大切な人たちに、心からの夏のお中元だ。
白井良明とポカスカジャンによるバンドがEye Don't Nose。
彼らのファーストアルバムが「大人の悩みに子供の涙」。
これが実に正統派なブルースロックで驚いた。
ポカスカジャンの3人はもともとロックバンド出身。
3人ともがまたいいヴォーカルを聴かすんだ。
大人の鑑賞に耐え得るロックミュージック。
これはぜひ聴くべし。
ダチョウ倶楽部、第3の男・寺門ジモン。
名著「お笑い男の星座」において、いち早くその「異常な」存在を白昼のもとにさらした水道橋博士が、さらなる後日談を2回に渡って書き綴るのがWEBダ・ヴィンチ4ちゃんねる「本、邪魔か?」(ちなみに同枠で連載の吉田豪「僕が取材したスゴイ奴」も必読の面白さ!)。
恐るべしネイチャー寺門の限界ギリギリの面白さが炸裂。
爆笑必至のドキュメント。
一体、どこに向かってるのか寺門ジモン!


<<2006年7月23日付ランキング>>
1
「明日の神話」
2
「4」ヨシンバ
3
「I want to be loved」ミホミホマコト
4
「アンダースロウ・ブルース」レムスイム
5
元さんの特上ミンチコロッケ
<解説>

そんな訳で解説です。今週、少々ネタ切れ気味なのはご了承ください…。
で東京出張のついでに観てきました、岡本太郎の「明日の神話」。
絵そのもののパワーってのも確かにあるが、この絵はここに至るまでの経緯や岡本敏子さんの尽力ぶり、多くの人を巻き込んで06年の夏、このビルの間にドーンと在る、そこまで込みで完成というか爆発なんだと思った。
人々の中に在って活きる祝祭の絵。
それに触れる喜び。
自分にとってもいいタイミングだった。
信頼すべき筋からの噂を聞きつけヨシンバ「4」聴く。
一聴して感じるのは、その雄大さ。
ヴォーカルの印象が大きいんだろうけど、箱庭的なポップスではなく外に向かって拡がっていく「抜け」が感じられる。
それでいて実に気配りの行き届いたアレンジ。
「どうだ!」ってメロの曲が1曲あればより強いものになると思うが、それが出てくるのも時間の問題だろう。
またまたランクインさせちゃった、ミホミホマコト。
新幹線の中で聴いてたら止まらなくなってもう何回もリピート。
川本真琴のメインヴォーカルもさることながら、バックコーラスのかわゆさがもうっ!
引き続き応援します!レムスイム。
今週も聴いたねぇ。
既に今年最も聴いてるアルバム。
とりあえず、お願いだから聴いてくれ!ってことで。
肉の元さんで発売中の特上ミンチコロッケがさすがに美味かった。
ここの30円のコロッケも大好きだが、130円という値段も納得のミンチコロッケのジューシーさも最高!


<<2006年7月16日付ランキング>>
1
レムスイム/福岡史朗with小宮山範久@マーサ
2
「剛速球DVD」レムスイム
3
「ダメジン」三木聡監督
4
「I don't play no Instruments./I wanna play Instruments」鈴木祥子
5
川本真琴
<解説>

そんな訳で解説です。
5月の発売以降愛聴しまくっていたレムスイムがついに関西上陸。
それも福岡史朗とともにってんで、会社半休してまで観にいきました。
いやー、これが素晴らしいライブ。
こんなに楽しいライブは久々だなぁ。
大久保由希率いるレムスイムは、まさに「リズム&ブルース」。
身体だけじゃなく心まで弾ませる、大久保由希嬢のギターと唄がとにかくカッコイイ。
バンドメンバーとの息のあった演奏がそれをより際立たせる。
ステージからはそれぞれが音を奏で、音を重ねる喜びが溢れていて、その喜びが会場全体を包んでいた。
ライブの本来有るべき姿を見たような気持ち。
続く福岡史朗(with 小宮山範久)もまた良い。
福岡史朗、素晴らしい歌い手でありギター弾きであった。
味わい深いにも程がある歌声。
あれはねぇ反則。
みながみな、聞き惚れていた。
愛すべき音楽に触れた夜。
ま、なにしろ楽しかったぁ。
でレムスイムのアルバム「アンダースロウ.ブルース」の購入特典として製作されたのが「剛速球DVD」。
大阪までCD買いに行った時には、既に限定数に達していて入手できなかった。
「凄い!」の噂を漏れ聞いては、「見たいっ!」って思ってたんだが、言ってみるもんだねぇ。
先のライブで大久保由希さんから直に頂戴するという光栄にあずかる。
で早速見てみたが、これが濃い!
「裏レムスイム」と名づけられたドキュメンタリーの迫力。
レムスイム=大久保×内田+αの凄み。
こりゃとんでもない才能に出会ってしまったようだ。
「表レムスイム」にはライブ映像。
いつでもライブが観れると思うとこれまた嬉しい。
とにかくレムスイム、お勧め!
鈴木祥子のライブDVD「I don't play no instruments./I wanna play my Instruments」見る。
彼女はシンガーとしてソングライターとして、もはや前人未到の域まで達していると言っていいだろう。
そんな彼女の「今」を知ることが出来るライブDVD。
初期の楽曲から最新曲までが充実のバンドスタイルでの演奏で聴ける。
矢野顕子のカヴァー「また会おね」なんてのもあって(これが実に素晴らしいのだが)お徳。
弾き語りではお馴染みの「あたらしい愛の詩」は渡辺シュンスケ氏のピアノが入ることでまた違った表情を見せる。
つくづくいい音楽家です。
三木聡幻の初監督作がついにこの夏公開。
それが「ダメジン」。
佐藤隆太、温水洋一、緋田康人の3人が演じる、終わらない夏休みを生きる「ダメジン」。
なにしろ三木聡である。
くだらないにも程がある小ネタ満載、しかしながら長編映画としても充実。
市川実日子ちゃんの爽やかな名演、岩松了-ふせえりコンビの怪助演。
見終わった後、会社辞めたくなるような映画。
危険だぞぉ。
「ミホミホマコト」今週も愛聴したが、改めて川本真琴を聞き込む。
うー、好き。
あの声にキューって胸を締め付けられる。


<<2006年7月9日付ランキング>>
1
「I want to be loved」(PV)ミホミホマコト
2
「LIVE」NONA REEVES
3
「春の心」MAMALAID RAG
4
「sunday clothes」sakana
5
nice music
<解説>

そんな訳で解説です。
もりばやしみほ(ハイポジ)、朝日美穂、そして川本真琴からなるガールズコーラスグループがミホミホマコト。
待ちに待ったファーストミニアルバムがDVD付きで発売。
DVDに収められた「I want to be loved」にクラクラくる。
監督はCTPPの信藤三雄(アルバムのプロデューサーでもある)。
信藤、もりばやし夫妻の自宅で撮影されたというPVは特に凝ってるわけじゃないんだけど、3人の表情や仕草がもう!
特にフロントの川本真琴ちゃんが最高!
あの小生意気そうな歌声、生まれ変わったら川本真琴になりたい!とヘンタイ発言したくなるぐらい。
NONA REEVESの初DVD「LIVE」観る。
白いジャケットに、帽子を斜めにかぶった西寺郷太氏のポップスターぶりも楽しいが、やはり素晴らしいバンドの演奏力に鳥肌たった。
曲はもう今更言うまでもなく全曲名曲。
それを再現してさらに輝きと生命力を加味した名演。
ギター奥田健介氏のクールなプレイに痺れた。
ママレイド・ラグのシングル「RAIN」にカップリング曲として収められたの「春の心」が良い。
今作を最後に脱退するベースの江口直樹と、今後一人でママレイド・ラグを背負うギター・田中拡邦の共作。
ポップミュージックの永遠性、閉じ込められたスィートな瞬間。
音楽そのものが素直に胸に響く名曲。
sakana「sunday clothes」を引き続き聴いている。
都市生活者のブルース。
ビターな毎日を過ごしながら、それでも世界をいとおしく感じることが出来るなら。
多分、この先ずっと聞き続けることになる一枚。
時は90年代。
「渋谷系」なんて言葉が発明された頃。
ポップミュージックに魅入られた二人の男がいた。
nice musicと名乗った彼らの音楽は、あまりにもポップだった。
下世話さが無さ過ぎた故にブレイクを果たすことは無かったが、06年の今聴いても堪えうる高品質のポップミュージックは再評価に値する。


<<2006年7月2日付ランキング>>
1
「sunday clothes」sakana
2
「かもめ食堂」萩上直子監督
3
「博士の異常な健康」水道橋博士
4
「影の唄」キリンジ
5
「東京は夜の七時」野本かりあ
<解説>

そんな訳で解説です。
sakanaの4月に出たアルバム「sunday clothes」をやっと買って聴く。
コレが素晴らしく良い。
穏やかな音、優しく綴られる唄-でもこれは紛れもなくブルースである。
無数の傷や悲しみ、孤独、そこを通り抜けて辿り着いた希望。
身の回りを美しくして、そしてそれを大切にする。
この音楽はそれをやってのけてる。
大切にしたい音楽。
萩上直子監督「かもめ食堂」観る。
これもまた「身の回りを美しくして、そしてそれを大切に」してる。
優しいユーモアに包まれる、とても気持ちの良い映画。
この映画の中で暮らしたいとさえ思う。
小林聡美(この人は実に素敵な年の重ね方をしてる)、片桐はいり、もたいまさこ(素晴らしい!)のアンサンブルが最強。
またも女性にはかなわないなぁと思う。
水道橋博士「博士の異常な健康」ちびちび読み続けた末読了。
もう今すぐ「加圧式トレーニング」とか実践したい気にかられる。
上手い!なんて程度じゃない言葉の達人ぶり、読ませる技術の高さはますます磨きがかかってるのだが、その上でとり上げてる「健康ネタ」がとにかく興味深い。
僕もそろそろ本格的にアンチエイジングを取り入れてみようかな。
相変わらず安定しない日々。
つーことでキリンジ「影の唄」が最近のテーマソング。
ネットで既に先行発売されていた野本かりあ「東京は夜の七時」がCD化。
ピチのカヴァーというより小西康陽による第二稿(06年版)というところ。
パンダのぬいぐるみを抱いたKARLYのジャケットが最高。
ミニスカートにガーターベルト、足首までずり下げられた下着。
小西康陽、変態なり。
断固支持!


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引き続きお楽しみください。