OFF!!'s Weekly Chart
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はい、そんな訳で解説です。 え〜年末進行中ということでサッといきますよ。 年末に見た2本のライブ。 それぞれタイプは違えぞ、音楽が主役の素晴らしいライブでした。 詳しくは真心はコチラ、鈴木祥子様はコチラということで。 田辺聖子の短編集「ほどらいの恋」読了。 もう軽く書いてる感じなのに深くて上手くてたまらんなぁ。 様々な「関係」、特に男と女の関係を描いた作品が並ぶのだが、感情の切り取り具合が絶妙なのだ。 当たり前だけど、男と女の関係は一つじゃない。 揺れていく感情のヒダ、時に切なかったり、時に心地よかったり。 そしてそれをちょっと笑って受け入れる「人間」のオモロさ。 たまんないですよ。 「ガキの使い〜」で矢沢に扮して金をせびる板尾に大爆笑。 楽屋で「矢沢米」「矢沢牛」を紹介し、「白テープつかみ取り」させる矢沢=板尾。 永久保存版のくだらなさだ。 貰い物のうす甘納豆「丹波の黒太郎」が美味い。 夜中、むしゃむしゃ食べ続ける。 やめらんねーや。 |
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そんな訳で解説です。 ムーンライダーズ、実に29年前のライブをCD化したのが「ムーンライト・リサイタル1976」。 細野晴臣、矢野顕子(声が若い!)をゲストに、若々しくも凝りに凝ったライブの模様が丸ごとパッケージになってるんだからたまらない。 東京シャイネスボーイな鈴木慶一のMCもいい感じ。 で驚いたことにその演奏が、全く古臭く感じないのである。 音楽が活き活きと、胸に響いてくるのである。あぁこのライブ、行きたかったなぁ。 太田光である。 爆笑問題のあの太田光である。 まずこの前の「スタメン」がおもろかった。 というのはいつもは太田の言葉に誰もついてこれずって感じで、喋れば喋るほど太田一人から回ってる印象なんだけど、コメンテーターに宮崎哲弥氏が登場したことで、太田-宮崎のスリリングなキャッチボールが成立してより言葉に拍車がかかっていた。 それと「爆笑問題のススメ」はゲスト、テリー・ギリアムで、太田の熱い想いと冷静な批評眼が、言葉に昇華されていて、聞いてて興奮した。 しかし9.11以降、太田光の「アメリカ」や「戦争」に対して言わずにおれない、思いに言葉が押し上げられて吐かずにおれない感じに、なんつーか心動かされるんだよね。 はっきり言って芸人としてはマイナスなのかもしれない、でも、それでも芸人として言わずにおれないんだという青臭さは信頼するしかないのだ。 メッセージ発することが出来る立場で、ちゃんと「戦争反対」を表明する、言い続けるって凄いことじゃないか。 大阪・某所で食べた「ぼたん鍋」が絶品。 あんな美味い猪肉食ったのはじめて。 いや、あれは美味かった。 佐野元春の20年も前に書かれた曲「ヤング・ブラッズ」。 これまた青臭いよねぇ。 なんだろなぁ、今更じゃなくて、今だから聴きたいんだよね。 「冷たい夜にさよなら/争ってばかりじゃ/ひとは悲しすぎる〜いまこの想いが/君に響けば〜」なんてね。 太田光もそうなんだけど、どんな時でも、どんなリスク背負ってでも、そんな風にちゃんと言える強さが俺にはあるだろうかって考える。 うん、考える今日この頃なのだ。 一人用の土鍋で、生協で買った「冷凍鍋焼きうどん」をグツグツ煮て食べる。 美味いんだなぁ、これが。 |
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そんな訳で解説です。 念願の「志の輔らくご」観にいく。 たった一人の男が、ただ噺をするだけ。 言ってしまえばそれだけなのに、なぜにこんなにも豊かなのだ。 ちょっとした仕草、言葉のニュアンスで一瞬にしてその登場人物たちの背景が見えてくる。 愛すべき人間というバカどもの可笑しさ、かわいさ。 笑って笑って、最後に泣かされた。 落語ってすげぇーって思った。 若きポップマエストロ・堂島孝平のライブ、初体験。 ステージ上、客席がともに音楽を大いに楽しんだ素晴らしきステージ。 そして佐野元春という稀代のポップミュージシャンを最大級のリスペクトをもって迎えた特別なステージ。 世代を越えた音楽の絆。 眩しいぐらいにキラキラした音楽の贈り物だった。 スカパラの新曲は、ハナレグミをヴォーカルに迎えたメロウなナンバー。 もう、卑怯だよ!といいたくなるぐらいハナレグミの声が、メランコリックなメロディーに映える。 名曲。 カップリングのTrumpet Dubバージョンも、またかっこいいんだ。 つじあやのの新譜が「CALENDAR CALENDAR」。 この人のメガネとウクレレに騙されちゃいけない。 ほのぼの、なごみ系なんてトンデモナイ。 正統派かつストロングスタイルで正面ぶっちぎるポップの鬼子だ。 ドポップかつドキャッチーなメロディーに天才を見た。 佐野元春が23年前に書いた曲「スターダスト・キッズ」。 堂島孝平が最高にキャッチーなカヴァーをライブで披露。 感動して帰って、改めて佐野のオリジナルを聴く。 驚いたことに、そこには堂島バージョンより、遥かにポップでキャッチーでロックでキラキラした音楽があった。 3分に満たない究極のポップソング。 最高だよ! |
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そんな訳で解説です。 福岡史朗&BOXCOXの「SUN TIGER」というアルバムが素晴らしい。 なかなかCD屋にも置いてないし、テレビはもちろんラジオ、雑誌なんかにも全くといっていいほど紹介されてない。 でも耳利きのブロガーさんたちがこぞって絶賛。 ちゃんと届くところには届くもんだ。 まるで1976年に出たアルバムみたいな手触り、でもその粗い音像は、確かに2005年のもの。 「はっぴぃえんど」直系の渋いヴォーカルスタイルは、もろ僕好み。 こんな風にロックミュージックは生まれるんだな。 とにかく最高な音楽。 犬童一心監督×渡辺あや脚本の「メゾン・ド・ヒミコ」観る。 胸に空いた穴を抱えて生きてる。 傷つけあいたくなんてないのに、傷つけあってしまう。 不器用で、ブサイクで、でもそれでも懸命に生きてる。 スィート・ビターな佳作。 渡辺あやの天才的な言葉選び、犬堂監督の優しい視線。 ふっと観たくなる映画。 素晴らしい。 なぜか堂島孝平ブーム。 まずはドポップでキラキラな「これ以上キミはいらない」に改めて感動。 なんでこんなに悲しみに溢れてるのか。 最高にポップで、最高に切ないド名曲なり。 信頼するブロガーさんが紹介してくれたブログがこの「1968年夢の海岸物語または音楽史」。 興奮して一気読みしちゃった。 85年、中学生だった僕にとって「ノンスタンダード・レーベル」は特別なレーベルだった。 細野さんを頭に、若き戸田誠司、成田忍、鈴木惣一郎、小西康陽が在籍したポップ梁山泊。 その辺りに興味あるかたはとにかく一読をお勧めする。 寒い季節になりました。 キムチ鍋はあったまるよぉ。 |
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引き続きお楽しみください。 |