OFF!!'s Weekly Chart
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そんな訳で解説です。 真心ブラザーズの新曲「I'm in Love」。 もうこのタイトルだけで、相当にグッときてしまう。 ベタになりすぎないポップ加減が気持ちいい桜井作品。 でここにYO-KINGの歌声が重なるとマジックがおきるんだな。 一気に切なさ倍増、桜井氏のギターソロもまた泣ける。 「今ここにある/僕の心を/ひとつ残らず/君にあげたいよ」だなんてロマンティックにも程がフレーズなのに、あの声で唄われると途端に痛々しいまでに切実に響く。 「君に会いたい」だなんて何万回もポップミュージックで使われてきたフレーズも、嘘に聴こえないんだよね。 使い古された、ありきたりで簡単な言葉が、剥き出しの、ホントの、心からの言葉として胸に響く。 ロックってなんてロマンティックな音楽なんだ!とまた思った次第であります。 今更ですが田辺聖子の短編集「ジョゼと虎と魚たち」読了。 はっきり言ってまいりました。 なんでそんなとこまで書けちゃうんだろう。 女性にはかなわないなぁーと強く思ったね。 この前読んだ川上弘美さんもそうなんだけど、どうしてこうも本質をさらっとついちゃうんだろうね。 全く、かなわないな。 男が到底辿り着けないところ、もうそこに居て、どんなことも見抜く前にわかっちゃってるんだもん。 女の人っていつもそうなんだよね。 それでなくても過剰に畏怖の念を抱いて女性を見てしまうのに、さらにだよ。 っていつのまにやら女性論になっちゃってるが、それぐらい見事な作品群で、だからもう、かなわないなぁ…。 クイック・ジャパン誌のあだち充インタビュー読み感激する。 思えばこの20年ぐらい、メジャー中のメジャーにいながら作品の質を落とさず、描き続けてるんだからね。 凄いな。 メッセージを語らずに、ただ揺れる感情の、そのひだを徹底して表現、物語として成立させ、絵そのものの力で魅せる技術。 久々に読み返そうっと。 フランク・シナトラの曲をまとめて20曲ばかり聴く。 とにかく粋でびっくりした。 秋の夜長にジャズヴォーカルものは合うなぁ。 ついにテレビ買い換える、プラズマテレビだ! いろんな機能がついてて、薄くて、キレイ! 新しい電化製品はテンションあがるぜ |
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そんな訳で解説です。 ロバート・ロドリゲス、フランク・ミラー監督「SIN CITY」観る。 ダーク&バイオレンスな“罪深き街”で繰り広げられる、いくつかの物語。 フランク・ミラーの原作コミックを、そのビジュアルまんまに映画へ。 ハリウッドに背を向け(ロドリゲスは「複数の監督クレジット」を許可していない全米監督協会を脱退してまでも、原作者であるフランク・ミラーを共同監督に迎えた)、テキサスの自宅前に作ったスタジオで、最新の映像技術を駆使してその“罪深き街”の物語を映像化した。 中間色のない黒と白の世界に、鮮烈な色彩が差し込まれるその画面にまずはクラクラする。 ブルース・ウィルスやあのミッキー・ローク(素晴らしい!!)が、愛とロマンを胸に、徹底的にハードボイルドに(時にエゲつなく)動き回る。 いや、おもしろい。 ハラハラ・ドキドキの映画的興奮に満ちた2時間。オススメ! 川上弘美の「センセイの鞄」今更ですが読了。 あぁ、もう好きな世界ですねぇ。 飄々としたユーモアを湛えながら、切なさのツボをつく。 それもさりげなく、そっと。 なんというか感情の間合いが心地よいのだ。 筒美京平作、西田佐知子「くれないホテル」を何度となく繰り返し聴く。 なんちゅー洒落たアレンジなのか。 浮遊感漂うメロディーに心も弾む。 海洋堂の新作「ハクション大魔王」フィギュアを発見。 そうか、それが残ってたか!という感じ。 しばらく見つけたら買うことになりそう…。 なぜか最近、「くりぃむしちゅー」ばっかり見てるような。 「くりぃむナントカ」に至ってはせっせとビデオ録画までしてるじゃないか。 ゆるーくて、大笑いも特にしてないのに。 なぜだ!? |
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そんな訳で解説です。 「チャーリーとチョコレート工場」観てきました。 もう、何も言うことありません。 素晴らしい!!! これだけで十分でしょ。 2時間強、まるで夢見てるみたいだった。 ビジュアル、音楽、ユーモア・・・映画という夢の到達点。 映画ってホントに素晴らしいな! 曽我部恵一ブーム。 最新作「LOVE LETTER」聞き込む。 いや、もうこういうタイトルつけちゃう時点で、偉い! 何回も言うけど、ロックってのはロマンティックな音楽のことなんだ。 もう、ロックが好きで好きでたまんない気持ちが、ロックなんだよ。 と聴いてて思ったなぁ。 巷で話題のジャック達「MY BEAUTIFUL GIRL」聴く。 元シネマ、タイツの一色進を中心に、メトロトロン周辺ではお馴染みのドラマー・夏秋文尚らのバンド。 もう嬉しくなっちゃうぐらい、ひねくれたポップ。 唄の下手さ具合も含めて最高じゃないか! とにかく曲がいい。恐るべき完成度と言ってもいいぐらい。 でもどっか笑えて、なんだか胸が切なくなって。 ポップミュージックかくあるべし。名盤です。 カーネーションや堂島孝平、馬の骨まで名演奏の影にこの人有りという、今最も活きのいいキーボードプレイヤー・渡辺シュンスケ氏率いるバンドがcafelonで彼等の最新作「No More Humor!」聴く。 若くて、はじけてて、かっこいい! 中学生女子とかがキャーキャー言うべき音楽だよ。 音楽通のおっさん達も唸っちゃうだろうけど、これはもっともっと多くの人に聴かれるべき。 世のラジオ局とかはなぜ、こういうバンドを発掘できない。 ちなみに2〜4位の3枚とも全てインディー盤。 曽我部恵一なんて2千円でこのアルバム売ってんだぜ。 いよいよ、レコード会社なんかいらないって感じだな。 NHK「日本の話芸」に我等が桃太郎師匠登場。 しっかりビデオ録画して観る。 実は動く師匠見たの初めて。 CDではわからない、すっとぼけた表情が最高。 ぼやき、嘆き、とぼけつつ、爆笑をとっていく様は圧巻。 おもろいなぁ。 |
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そんな訳で解説です。 もう、さすがに今回は順位つけられず、3組のライブが一位です。 まずは大貫妙子、沼澤尚、沖山優司、森俊之、フェビアン・レザ・パネによるユニット・K'DOの大阪ブルーノートでのライブ。 人生初ブルーノートにドキドキする34歳。 俺、浮いてないか・・と思いつつも素晴らしいライブにもう大感激。 その空間に拡がっていく音、穏やかな空気、大貫妙子の歌声が五臓六腑に染み渡る。 で次は京都ボロフェスタでのカーネーションライブ。 京大西部講堂はロックの神様が住んでるぜ。 とにかくかっちょいいライブ。 三人の音がダイレクトに胸を熱くさせる。 もう17歳に戻っちゃったね。 鈴木祥子様を交えての「PARADAISE EXPRESS」、やっぱ最高です。 で続いて曽我部恵一バンド。 これがもうLOVE,HAPPYなステージ。 会場中のみんなが笑顔になっちゃうような、もう笑っちゃうぐらいにロックで音楽の喜びに満ち溢れた空間だった。 あぁ、やっぱライブって良いな。 あぁこんな気持ちになれるんだからね。 バッファロー吾郎主催の一発芸大会「バトル・オワライヤル」観る。 ラスト間際に登場はあの村上ショージ氏。 ケンコバはじめバッファロー軍団の先鋭達に交じってでは不利じゃないの?と思ってたのだが。 これが、ドカンドカンと笑いのホームラン連発。 舞台上の芸人達も思わず笑うボケ爆弾。 底力を見た。 戸田誠司氏が昨年発表したアルバム「There She Goes」を全曲映像化したのがDVD「There She Goes Again」。 なぜか「バンジージャンプする戸田誠司」なんていう映像まで入ってる、おかしな作品集でおもろ。 でその中でもタナカカツキ氏の手による「スローバラード」のPVが素晴らしい。 あのRCの名曲をエレクトロニカな音、切なさ増量でカバーした曲に乗せて、ありふれた風景が切り取られる。 穏やかでちょっと切なくっていい映像なんだ、これが。 |
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そんな訳で、解説です。 もうね、言うまでもなくカーネーションですよ。 「Runnin' Wild Live」(まだの方は、ぜひ買って聞いてください。購入はコチラ)に収められた、奇跡としか呼びようのない名曲が「PARADISE EXPRESS」。 以前、ライブで聴いた段階でランクインしてますが、こうして改めて聴いてみると、そのド級のポップぶり、骨太なロッキンサウンド、うねるソウルグルーヴに痺れる。 ミラクルですよ、これぞ。 直枝氏の直球にして、やるせなく胸を打つヴォーカルに、鈴木祥子様をはじめとするメンバーのコーラスが、グイグイと俺のツボを押す。 あー、20年やってるバンドが、最新作で最高作を作っちゃうんだから、たまんねーよ! 「俺の基準は/切なさ」もう、人生のテーマソングに決定! キリンジの掘込泰行氏のソロプロジェクト「馬の骨」。 ラフさと緻密さが同居した、実に「変」なアルバムで、どうにも気になってしまう。 プレスリーの曲をさらっと弾き語りでカヴァーしてみせたかと思うと、打ち込み主体の「Red light,Blue light,Yelow light」なんて名曲を軽やかに歌ってみせる。 たまんねーや。 噂の「草野キッド」が関西初登場。 リアルスーパー仁君と化した草野仁を、煽り、突っ込み、転がしていく水道橋博士の計算尽くされたMCに感動。 地方に住んでると、文筆家としてはともかく、芸人としての博士はなかなか目にする機会もないからね。 行ってきました、あがた森魚、ラリーパパ&カーネギーママLIVE@nu things。 終電に間に合うか!?という厳しい状況下で100%楽しめなかったのは、非常に残念ですが。 ラリーパパはつくづくライブがいいバンドだなぁと実感。 そしてあがた氏へのリスペクトも感じられて良かった。 あがたさんは、もうあがたワールド全開。 ゆるすぎるMC具合も、あがたさんならではか。 でもあの声、やっぱり引き込まれちゃう。 次はもちょっと余裕のある状況でお願いしますよ。 先日、多額の借金問題で立川流を除名された快楽亭ブラック師匠。 毎日新聞日曜版で楽しみにしていた映画コラムも9月で終了し、残念。 で「en-tax」誌で自らによる除名騒動の顛末記を立ち読みしたんだが、もう全く反省してなくて笑った。 借金の原因も、ギャンブルっていかにも芸人らしい。 離婚され除名されたにも関わらず、ギャンブル辞める気なし、むしろ自由になって良かったという道楽者ぶり。 「お笑いスター誕生」で「立川レーガン」を名乗っていた師匠をテレビで初めて観たのは小学3年生の頃だったか。 お昼の放送だというのに、ポルノ映画に出演した話を(「女優のパンツに手を入れて、『結んで開いて』をやるんですよ(笑)」とかいう話)ネタとして語る師匠に、子供ながら「なんてインモラルな・・」と思ったもんだ(ちなみにネタの後、京唄子先生に怒られてました)。 とそんなこと思い出す。 |
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引き続きお楽しみください。 |