OFF!!'s Weekly Chart
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そんな訳で解説です。 とにかくカーネーションのライブ盤「Runnin' Wild Live」がカッコイイ! 春に行われた「Runnin' Wild Japan」ツアーからのライブ音源7曲入り、Amazon独占販売、2000円ということですので、まだの方はココから購入しちゃいましょう。つーか買え! いや、失礼。 それぐらい強気で勧めたい、今のカーネーションの魅力が詰まった作品です。 21世紀最強で最高のロックトリオに、サポートメンバーも強力。 中森泰弘(from Hicksville)、そして今、最注目の渡辺シュンスケ(めちゃめちゃいい仕事っぷり。最高!)&我等が鈴木祥子様ということで、ねっ、凄いでしょ。 ライブならではの熱を帯びた演奏、直枝さんの歌声がワイルドで痺れるんだ。 7曲ということでもっと聴きたい感はあるんだけど、それでもあの超がつく名曲「PARADISE EXPRESS」の初音源化がたまらなく嬉しい。 もうこの曲だけでも2000円の価値あり(いや、他の曲もいいんだけどね。「ぼうふら〜」とか最高)。 高校生の時に「夜の煙突」何回も何回も繰り返し聴いたみたいに、「PARADISE EXPRESS」何回も何回も繰り返し聴く。 あの頃より、ずっと熱くて、胸にささるカーネーションの音に、もう泣けてきてしょうがないや。 BONNIE PINKの新作「Gorden Tears」が良い。 その完成度の高さにちょっと驚く。 実験的な音にのる彼女の声には凛とした強さとしなやかさ、そして切なさがある。 そこがまたグッとくる。 随分前にビデオに録画したままになっていた、竹中直人の会98年公演「水の戯れ」を観る。 竹中直人演じる仕立て屋、そして樋口可南子(絶品)演じる亡き弟の妻を軸とした、大人のメロドラマ。 がそこに孕む狂気、傷つくことを恐れるあまり、人を傷つけてしまうやりきれなさがもうイヤなぐらい感じられて、脚本・演出の岩松了恐るべし・・となった。 役者としてはどこかすっとぼけた岩松氏だが、この静かなる狂気に満ちた世界を作り上げてしまう怖さ。 まいった。 お彼岸ということで、母がおはぎ届けてくれる。 これが激ウマなわけだ。 あんこの絶妙な固さ具合と甘さ加減が最高。 マイベストおはぎ。 犬童一心監督の「金髪の草原」見る。 主演の池脇千鶴嬢の天才ぶりは今更言わなくてもいいだろうけど、その友人役で出ていた唯野未歩子に俄然、注目。 ま、インディー映画界ではミューズとまで言われてる人だし、初監督作も目前に控えている才女ではあるが・・・それ以上に、なんというか、はっきり言ってドストライクなわけだ。 名作「ジョゼ〜」で上野樹里ちゃんを発掘、長澤まさみちゃんが南役だからという理由で「タッチ」を監督した、犬童監督。 わかってらっしゃる! |
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そんな訳で解説です。 長浜に行くことになり、早速オープンしたばかりの「海洋堂フィギュアミュージアム」を覗く。 これが予想以上に大掛かりなミュージアムで楽しめた。 得意の生物物を中心に、キャラ物から萌え系フィギュアまでもがっつり展示。 造型師まで写真付きで紹介するなど、観光地にありがちなおざなりさが無くて、正直ホッとしました。 あとショップがもちょっと充実したら完璧ですよ。 でも、間違いなく行って損は無い。 っつーか、また行きたい! ジャパニーズ・ガールズ・バンドの草分け、ゼルダを20年ぶりに聴きなおす。 15〜16歳頃、相当ファンでライブにもよく通ったバンドだったんだけど、すっかり忘れてた。 当時サブカル少女から羨望の眼差しを集めていた、佐代子の伸びやかな(でいかにもサブカルな)歌声が懐かしすぎる。 ムーンライダーズの白井良明プロデュースによる「空色帽子の日」は、ゼルダの持つ幻想的な雰囲気とニューウェーブ〜アコースティックな音作りがピッタリとマッチして、不思議な昂揚感をもたらす。 あぁ、それにしても美人だったドラムの亜子さんは、どうしてんだろうな。 貰い物の「二反田醤油・味いりごまふりかけ」が美味い。 いや、美味すぎる。 もうね、毎日ふりかけるのが楽しみでしょうがない。 とにかく、俺にふりかけさせろ!って具合に。 生まれて初めて、祇園・花見小路で飲む。 いや、もちろん僕でも行ける程度の店なんだけど、もうその街の雰囲気に飲まれたね。 実際、とくに美味かったわけでもないんだけど、なんかもうその雰囲気がね。 普段、タコヤキ食べながら一人1000円でとか、餃子半額ディを狙って王将で餃子だけで飲むとかそんな最低な感じなのでね。 なぜか、今更「セカチュー」DVDで観る。 内容は、まぁノーコメントですが、とにかく長澤まさみちゃんが最高。 全編通じて、とにかくあの「声」、そのトーンや吐息にメロメロ。 ご飯3杯はイケルねっ。 |
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そんな訳で解説です。 もう何年も探していた三遊亭円丈「御乱心」、発表から約20年の時を越え、読了。 これがすこぶる面白い! 小さん会長の下、大量真打を生み出す落語協会、その大量真打制に反対する前会長・円生。 そしてついに円生は新・落語協会設立に動き出す。 だがその裏には円楽の暗躍が!その時、円丈を始めとする円生一門がどうなったのか。 気持ちとは裏腹に新協会への移籍を迫られる円丈、数々の裏切りに見舞われる悲劇の一門の物語。 いや、もう一気読み。 大失敗に終わる新協会設立騒動の真実が、そこまで書くのか!という鬼気迫る文章で描かれる。 師匠である円生への想い、寄席への想いがズタズタと切り裂かれる円丈の悲しみ、そして最強のヒールぶりを発揮する円楽が凄いのだ。 これ読んだら「笑点」の見方が変わるよ、間違いなく。 もう何度も紹介してるけど、改めて加藤千晶さんのニューアルバム「おせっかいカレンダー」が素晴らしい。 もうおせっかいなぐらいオススメします。 彼女の作り出す音楽は、ちょっと笑えて、ちょっと切なくて、とても温かい。 青山陽一氏をして「唯一、解析できない音楽」と言わしめるだけあって、音楽的には破天荒でやくざな一面を覗かせるんだけど、難しくなくて、いたずらっ子的なユーモアがある。 とにかく、なんかそばに置いときたい音楽。 かこさとしさん(絵本「だるまちゃんとてんぐちゃん」でお馴染み)によるジャケット画も素朴な味わいで音楽との相性バッチリなんですよ。 今、世界で最も注目される映画監督の一人、キム・ギドク監督「サマリア」観る。 なんという「痛み」に満ちた映画なのか。 観終わってしばし呆然としてしまった。 映画は二人の少女の姿から始まる。 援助交際をする親友・チェヨンのために嫌々ながら見張り役として行動をともにするヨジン。 母のような、子供のような笑顔を浮かべるチェヨン。 強い意志をもった瞳が印象的なヨジン。 二人の濃密な関係はチェヨンの死で終わる。 そしてヨジンは「チェヨンの罪滅ぼしのため」ゆっくりと破滅へと向かう。 そしてそれを知ったヨジンの父が背負う深い痛み。 誰もが痛みを抱えている。 どこまで行っても満たされない気持ち。 どうすることもできない「痛み」の前で、僕たちは罪を犯し、罰を受ける。 ただ黙って、その「痛み」を切り取ってみせるキム・ギドク監督。恐るべし。 それとヨジンを演じたクァク・チミンが素晴らしい。 その危なげでありながら、したたかな強さを秘めた瞳を忘れることなんかできない。 出ました片寄明人とショコラによる、メロメロにメロウな夫婦アルバム。 緻密でありながら、穏やかな音に乗って、二人の歌声が柔らかく響く。 「幸せに満ち溢れた」なんて言う気はさらさら無い(いや、ジャケの二人は幸せそうだけど)。 ここには痛みや切なさも含んだ、深い愛があって、それはただ幸せなだけじゃない。 そういうことだ。 高野寛への評価が高まっている。 先日行われたライブイベント、ハイドパークミュージックフェスについてイロイロな記事をあちこちで読むんだけど、ことごとく高野寛のミュージシャンシップに高い評価がされていて、なんだかとても嬉しい。 そんな訳で、改めて高野寛聴き直してる。 |
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そんな訳で解説です。 故・向田邦子さんが恋人に宛てた5通の手紙と、その恋人によって綴られた日記。 昭和38〜39年(当時、向田邦子34歳)に交わされた言葉は、当然公表されるべく書かれた言葉ではない。 意図的にか、ただ忘れられてかはわからないが、茶封筒に入れられ、残されたそれらは、昭和56年遺品として妹・和子さんの手に渡る。 そして平成13年、初めて和子さんはその中身を知ることになる。 数十年の時を経て、公にされたその言葉。 一時も休むことなく、両親の為、兄弟の為、精神的な部分も含め家族を支える邦子。 そしてそれを当たり前のこととしてしてしまう強さと優しさ。 そんな邦子が時におどけ、甘えてみせる恋人への手紙。 絶対的な信頼によって交わされる言葉。 二人の間に流れる濃密なパートナーシップ、清潔さと美しさに満ちたその空気感。 お互いをいたわり、思いやり、深い愛の上で行き交う言葉に感動。 悲劇的な結末を迎える“秘め事”が生み出した一瞬の光。 グッときた。 バック・トゥ・80'sな今日この頃。 PSY・S、87年曲「Lemonの勇気」を久々に聴く。 音楽と言う名のタイムマシーン、17歳だった僕の心象風景が一瞬にして蘇る。 あぁ、たまんないなぁ。 Great3、02年作「When you were a beauty」を聴き直す。 抑制された音、クールなメロウネスが浮き彫りにする、心のちょっとした動き、繊細な感情の襞。 それにしてもこのアルバムタイトルはロマンティックすぎる。 それもまた最高。 クレイジーケンバンド、01年発表のシングル「せぷてんばぁ」。 やはり9月ですから、ということで聴き直す。 涼しげなボッササウンドに乗せて、日本人の心に直球で届く歌謡メロディが炸裂。 昭和76年製の名曲。 たむらけんじの“駄”ギャグ「ちゃ〜」。 息子が考えたというこのギャグ、昨年のオールザッツ以降、テレビに出たら必ずやっている「たむけん」。 さすがに・・・笑えてきたよ。 ちゃ〜。 |
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引き続きお楽しみください。 |