OFF!!'s Weekly Chart log
<<2005年6月26日付ランキング>>
1
西田敏行
2
「PARADISE EXPRESS」カーネーション+鈴木祥子
3
「electlyric」bonobos
4
Google Maps
5
「未来の想い出」藤子F不二雄
<解説>
そんな訳で解説です。しかし、暑いねどうも。
「タイガー&ドラゴン」終わっちゃいましたが、トータルで観てこれはもうやっぱり西田敏行でしょ。
今でこそ性格俳優として大物扱いだけど、もし20年前なら阿部サダヲの役やってたはずだよ。
偉大なる怪優なのだ。
鈴木祥子@バナナホールはちょっと複雑な思い。
カーネーションをバックに素晴らしい演奏を聴かせてくれたのだが、ライブとしての評価は好きなだけに辛口に。
でその中で演奏されたカーネーションの新曲「PARADISE EXPRESS」はド級の名曲。
先日の「音楽感謝」に続いて聴いて確信した。
鈴木祥子をゲストプレーヤーにシングル切ってくださいよ。
bonobosのアルバム「electlyric」がなかなかのもの。
昨年からいいシングルが続いてたので期待はしてましたが、ちゃんと応えてくれましたねぇ。
浮遊感がありつつも、輪郭がハッキリした感じに仕上がってるのはプロデューサー・朝本浩文氏の功績も大きいのかな。
巡回先のブログなんかで話題になってたGoogle Mapsが面白い!
衛星写真(右側のsatelliteをクリック)にしてドンドンズームアップしていく快感。
あぁ藤子F不二雄先生に見せてあげたかったな、このGoogle Maps。
で先生の92年作「未来の想い出」読む。
もう「未来の想い出」っていうキャッチーにしてロマンティックなタイトルだけで僕なんかは嬉しいのだけど。
誰にでもある人生における「後悔」「挫折」。
ビターな大人の感傷をスィートな夢物語に仕上げるF先生。
F先生みたいな大人になりたいと心底想っとります。

<<2005年6月19日付ランキング>>
1
「彦馬がゆく」
2
「WHITE AND BLUE」堂島孝平
3
水茄子
4
劇団ひとり
5
MUSICAL BATON
<解説>
そんな訳で解説です。
友達から借りたままになってた三谷幸喜作・演出02年作品「彦馬がゆく」DVDでやっと見る。
ホント、今更ですいませんがやっぱりよくできてるなぁ。
幕末の志士たちと写真館の人々が交差する大河ロマン(って言っていいと思う)。
ウェットになりすぎない微妙なさじ加減、語らないことで伝わるもの、目線のやわらかさが素晴らしい。
もちろん、笑いも十分。
小日向文世の佇まいがいい。
それと坂本竜馬を演じる松重豊がやっぱりいいのだ。
この人、「アドレナリン・ドライブ」「血と骨」でいい役者さんだなぁと思ってたんだけど、今回でさらにその思いを強くした。
堂島孝平、今週も聞き倒してしまいました。
捨て曲無しの出来すぎポップアルバム。
絶滅寸前だったシティポップスの若き旗手、これからも期待してますぜ。
京都の某所で食べた「水茄子」が激ウマ!
生姜をのっけて、醤油をちょいとつけて・・・。
夏は茄子に限る。
「リチャードホール」は気が向いたらたまに観る程度なんだけど、「劇団ひとり」がたけしのマネするコントに爆笑させられてしまった。
「ダンカン!この野郎っ!」。
ブログで爆発的に拡がってる「MUSICAL BATON」。
いろんな人がいろんな音楽を語っていて楽しい。
僕にも廻ってきたのでやってみましたが、音楽のこと考えてるだけで楽しい気分になるなぁ。

<<2005年6月12日付ランキング>>
1
「そして僕らは奏で合う」堂島孝平
2
寄席
3
「LADY LEMONADE」カーネーション
4
舟和の芋ようかん
5
おかだ(ますだ・おかだ)
<解説>
そんな訳で解説です。
堂島孝平の新作「WHITE AND BLUE」をヘビーで聴き倒してるんですが、聴けば聴くほどドポップにしてドキャッチー、見事なまでのヤング・シティ・ポッパーぶりに感動しとります。
そして特に「そして僕らは奏で合う」という音楽の喜びを歌いきった愛情溢れる大名曲に痺れっぱなしですよ。
盟友GGKRに高野寛をゲストに迎えての完璧な演奏、何より音楽を奏でることの喜びと愛に満ち溢れた演奏は、もう既に何十回とリピートして聴いてますが全く飽きない。
「そして僕らは/今ここに集まって/音楽の魔法に/胸を熱くさせる」なんて!
もし僕らが音楽の魔法を信じるなら、この曲の輝きは10年、20年イヤ何百年経っても失われることは無いだろう。
05年ベストソングに決定!
東京出張をいいことに、行ってきました「新宿末広亭」に。
たい平、喬太郎、市馬、志ん五などなど落語そのものも楽しかったけど、なんつってもあの寄席の雰囲気がいいですねぇ。
ほどよい客の入り、桟敷で足伸ばして、噺に耳傾けて笑う。
気がついたら、物凄くリラックスして、なーんも考えずにただ呑気に笑ってる自分がいた。
あっ、こういう自分忘れてたな・・。
笑ってる自分が不自然じゃない。とにかく行って良かった。
カーネーションのライブ会場販売CDシリーズ第3弾「LADY LEMONADE」。
ほんと、カーネーション向かうところ敵無しです。
よくもまぁこれだけ次から次へとポップな名曲が書けるもんだ。
このスピードにして、このクオリティ。
直枝節が炸裂するメロディの浮遊感、この気持ちよさ。
あー、気持ちいいっ!
品川駅で舟和の芋ようかん見つけたので買う。
昔、横浜に住んでた叔父がよく買ってきてくれた。
100%イモかもね・・いや、イモなんだよ、このおいしさは。
娘といっしょにパクつく。
「ますだ・おかだ」のおかだ、おもろいなぁ・・・と、ここんとこ彼を見るたびに思う。
ま、それだけです。
「ガラガラっ閉店!」

<<2005年6月5日付ランキング>>
1
「音楽感謝 Vol.5」@京都クラブメトロ
2
昔昔亭桃太郎「金満家族」
3
柳家喬太郎「純情日記横浜篇」
4
一十三十一「Synchronized Singing」
5
神無月
<解説>
そんな訳で解説です。
いやぁ、行ってきましたよ「音楽感謝Vol.5」@京都クラブ・メトロ。
出演はラリーパパ&カーネギーママ、カーネーション、鈴木祥子。
3組とも全CD持ってる僕としては行くしかないでしょう!実に4時間に及ぶ充実、特濃なライブでしたなぁ。
まずラリーパパ&カーネギーママはずっとライブ観たかったバンド。
去年でたLIVE盤があまりにも素晴らしかったので期待大。
ドラムレスという編成でゆったりまったりと渋い演奏を聴かせてくれる。
超がつく名曲「風にのって」でグッときた。
できることなら座って酒飲みながらじっくり聴きたかったな。
ま、次回単独ライブは行くしかないな。
でカーネーションですよ。
もう好きな曲ばかりでたまらん!
カーネーションは僕の人生のサウンドトラックだ!と言っているわけでが、特に人生の転機に鳴り響いた重要な2曲「REAL MAN」「OOH!BABY」がきた日にゃ、もう人生のエンドロール流していいとさえ思ったよ。
ま、ちょっと言いすぎですが、それぐらい痺れました。
そしてツアー中に作られた曲が全部いい。
最新作が最高作という充実振り。
最新曲「パラダイス・エクスプレス」のカーネーションにしか作りえないド名曲ぶりに感動。
そしてラストは「やるせなく果てしなく」じゃないか!!特濃過ぎる。
いや、この時点でお腹いっぱい。
ピークきちゃったよ・・と思ったら、鈴木祥子登場。
まずはウーリッツァー弾き語りで一気に鈴木祥子ワールド。
直枝さん、矢部さん呼んで「シュガー・ダディー・ベイビー」だ!
直枝さんのギターがまたかっこいいんだ。
そして太田さんも加わって、鈴木祥子&カーネーションの怒涛のロックパーティーが始まる。
「Happiness」「Frederic(Patti Smithのカヴァー)」「忘却」・・とビシビシに琴線に触れまくる演奏が続く。
21世紀最強で最高のロックトリオを従えて、21世紀最強で最高のロックの女神が降臨。
素晴らしい。
本編ラストは「TRUE ROMANCE」。
この最高の組み合わせにぴったりの名曲。
鳴り止まないアンコールの後はリクエスト弾き語り「僕たちの旅」、ラストは「paingiver」で押し出し。
いやぁ、凄かったなぁ・・。
しばし放心状態になっちゃいました。
えー、解説長くなりすぎちゃいました。
日記と使いまわしでスイマセン。
で昔昔亭桃太郎のナンセンスに過ぎる新作落語が「金満家族」。
しかしカーネーションと昔昔亭桃太郎をいっしょに語ってる俺って・・。
「金持ち一家」の壮大なるバカ噺で「この甲斐性有りっ!」って台詞が最高。
教訓のカケラもない、ただ、ただ、くだらないってとこが素晴らしすぎる。
で次も落語。
柳家喬太郎「純情日記横浜篇」は切なくて胸がキュンときて、かつめちゃめちゃ笑える噺。
短編小説を読むように、芝居を観るようにその世界に引きずり込まれる。
文学少女にもお勧めしたいそんな傑作です。
女性シンガー、一十三十一の「Synchronized Singing」がなかなか良い。
はっきりいって「歌姫」とか「ディーヴァ」とかそういう系の女性ソウルシンガーはもう結構なんだけど、この人は21世紀型のシティーポップって感じで聴いてて無理が無い。
吉田美奈子曲のカヴァー「時よ」のパードン木村による緊張感溢れるサウンドメイクが素晴らしい。
神無月です。
そうモノマネの。
萩原流行のマネは最高傑作として、吉川晃司のマネが、またくだらないんだ。
2005年に「モニカ」唄ってる時点で最高だと思うよ。

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引き続きお楽しみください。