OFF!!'s Weekly Chart
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そんな訳で解説です。 ほんと、ごめんなさい。またまたカーネーション1位です。 11/25発売、全12曲入り「SUPER ZOO!」が最高です。 3人になってのカーネーションとしては2枚目のフルアルバム。 直枝氏がいろんなインタビューで語ってるように、まさに「セカンドアルバム」的な充実ぶり。 前作「LIVING LOVING」にあった勢いを持続させつつ、さらに深みを増してる。 直枝曲、矢部曲とも恐ろしく完成度が高い、必殺のカーネーション節が炸裂。 ジャケットに写る3人の面構えがいい。 「オットコ前」とはこういう面構えのことをいうのだよ(そういえば、この前なにかの雑誌で小西康陽氏がデビュー当時、直枝さんに「どうして僕らは売れないのかな・・僕の顔が悪いから売れなのかな・・」と相談されて答えに困ったという話をしてて、ちょっと笑ってしまった)。 そして混沌も怒りも弱さも優しさも切なさも全部ひっくるめて「どんなことがあっても/投げ出したら終りだ/たとえつかまっても逃げ出せる/おれはそう信じてる(気楽にやろうぜ)」と唄う覚悟。 僕はカーネーションを信じてるよ。 しかし今作は名フレーズ続出。 直枝氏の詞は他の追随を許さない域に達してるな。 「あの日どこかで」なんて、あまりに身につまされてまともな感情で聴いてられないぐらい。 でカーネーションの師匠筋にあたるのがムーンライダーズの鈴木博文。 去年出たアルバム「bonyari bonyari」収録のロックナンバー「馬鹿どもの夜」を聴いて、ここんとこの「頭の中のグダグダ」が晴れた。 いや、晴れた訳じゃない「グダグダでいいんだ。それを抱えてこそ、生きてるんだ」という風に見方を変えてくれた。 胸の奥が軋む音をずっと聴きながら、歩いていくのだ。 そんなことを考えつつ聴いたのがトーキョー・ナンバーワン・ソウルセットひっさびさの新曲「CHANGE MY MIND」。 ビッケ・渡辺俊美・川辺ヒロシそれぞれの色が時にまざり、時に反発し生み出されるマジック。 あのヒリヒリとした痛みを抱えたような感覚は健在。 あぁソウルセットだな・・と思った。 ミュージシャン加藤千晶さん(以前加藤さんのアルバムを激賞していたら、ナントご本人からお礼のメールを頂いてめちゃめちゃうれしかった)のHP「加藤千晶食堂」は随分前に出来ていてずっと観てたんだけど、ここんとこなんつーかちょっと心休めたい時に読むと実にいい塩梅で和む。 トップページの素朴なイラストもかわいい。 「おいしいものと加藤千晶」ってコーナーも写真なんてほんと和むよ。 人気モデル・山田優ちゃんは、はっきり言ってまるで好みのタイプじゃなかったのだが、「朝食りんごヨーグルト」のCMが流れると、一瞬も眼を離せなくなってしまう。 他のCMとか全く気にならないのに、なぜ? 長い手足と吸い込まれそうな瞳、その抗し難い魅力に、煩悩ががっつり反応。 りんごヨーグルトになりたい!・・男ってバカですな・・。 |
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そんな訳で解説です。 空気公団のライブ盤「空風街LIVE」が素晴らしい。 04年4月に渋谷クラブクアトロで行われた現メンバーでの活動の最後となるライブを完全収録。 3人のメンバーに加え、鳥羽修(exカーネーション)をはじめとした「いい演奏家」たちがサポート。 送り手と受け手、双方がとても幸せな波動を出している。 そこがちゃんと伝わってくるのがいい。 ライブ本編最後の曲「融」で山崎ゆかりによる生真面目なメンバー紹介に対して贈られる観客達の拍手。音楽を介して通じ合う気持ち。 この素晴らしい音楽に感謝。感動しました。 何よりも音楽が好きで、いつまでたっても大人になりきれない、そしてもちろん女心が読み取れない恋愛オンチ、そんな男(まんま、俺じゃないか)なら120%共感してしまうニック・ホーンビィの小説「ハイ・フィデリティ」を 音楽マニアとして知られる俳優ジョン・キューザックがプロデュース・脚本に名を連ね、自ら主演して映画化。 00年公開作品だが、今になってやっとDVDで鑑賞。 ホントに男(特に文化系)ってバカで、情けなくて、ダメだなぁ・・と我がことのように。 「惨めだから音楽を聴くのか?音楽を聴くから惨めなのか?」映画版も120%共感sちゃうな。 映画「笑の大学」観る。 三谷幸喜の完璧な脚本を映画にする意味があるのか?と思いつつ。 稲垣吾郎もまぁ健闘の部類に入るが、相手が悪すぎる。 役所広司、上手すぎるもん。 全編、これ「役所広司」な映画で、彼の演技を堪能するという意味で、この映画は作られたんじゃ・・と思うほど。 この人、最高の喜劇役者です。 毎日新聞日曜版に連載されている「世界一、日本映画を観ている男」快楽亭ブラック師匠の連載が「ヒーロー回復にこの一本」・・なかなかベタなタイトルですが・・がこの中身が濃い。 「寅さん」映画を数週にわたって解説したと思ったら、日活アクションを語り、仁侠映画を愛情たっぷりに紹介。 映画評論家なんてクソと言い放つ、真の映画通。 毎週楽しみにしてます。 給料日前の強い味方・吉野家。 牛鉄鍋膳を今更ながら食べる。 380円也。助かる・・。(これ、過去最低のランキング理由だな・・) |
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そんな訳で解説です。 やっぱり一位だよ、カーネーション。 「音質重視!重量盤180g」というずっしり重いアナログ盤がやっと到着。 待った甲斐ありました。 「ANGEL」「スペードのエース」をはじめ、ポップでロックなカーネーションの突き抜けた楽曲が並ぶ、まさにベストな選曲。 そして新録「OOH!BABY」の弾き語りヴァージョンの魂こもりぶりにまたもグッとくる。 去年の初夏、この曲と出会ってなかったら、転職を決心することもできなかったろう。 僕にとっては人生変えた一曲。 他にもアコースティックスティールヴァージョン「LOVERS & SISTERS」、ライブではお馴染みの新曲「おそろいのお気に入り」も最高。 レコード屋で取り寄せ、または通販で能動的に買え! 「TUBE」ペク・ウナク監督観る。 韓国映画にハズレ無し・・もう、かないませんよ、韓国映画にゃ・・という気分。 空港を5日間閉鎖して撮影したというド迫力の大銃撃戦シーンを開始わずか5分オープニングタイトルまでに使っちゃう贅沢さ。 その後はもう一難去ってまた一難的な凄まじい展開。 「おいっ!そんなアホなっ!」という突っ込みすら吹き飛ばす、映画的興奮の渦にすっかりまいる。 それでいてラストは実に切ないラブストーリーの感触なんだからたまらない。 サブストーリー、サブキャラのたちっぷりも見事でお腹一杯。 女スリを演じたペ・ドゥナは凛とした佇まい、クールでサブカル臭漂う雰囲気と、美人揃いの韓国女優の中にあっても異色の存在感。大注目。 オリジナル・ラヴの新譜「街男街女」を聞き込んでるんだが、ちょうどNHK「夢・音楽館」に登場。 突き抜けてるな、田島貴男。 銀ジャケを着た全身音楽家、最高っすよ。 石田衣良の「4TEEN」読了。 小説は久しく読んでなかったが、これは実に読後感が良く、もう一度小説読み始めようという気になった。 14歳の少年達の物語に、「あの頃」の「あの感じ」が鮮明に胸に蘇る。 確かに僕も14歳だった。 いかにもフジテレビの深夜番組な「考えるヒト」。 ダウンタウンの新番組というのに気づくのが遅れてやっとチェック。 例えば「キャラクターの名前」とかいう公募モノに松本人志を始めとした芸能人たちが実際応募するという内容で、一種の大喜利。 でもなんか久々にダウンタウンのゆるくも“らしい”番組で笑った。 また録画する番組が増えちゃったよ。 |
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そんな訳で解説です。 オリジナル・ラヴの新作「街男街女」が良い。 前作「黒い太陽」で田島貴男吹っ切れたなと思ったが、今作はさらに突き抜けています。 とにかく「色香」がある。 90年代、「渋谷系」と呼ばれていた頃のクールでお洒落なオリジナル・ラヴの印象で聴くと、これがオリジナル・ラヴ?って思っちゃうかもしれない。 例えば田島のヴォーカルは「上手く唄う」とは全く別次元にあって、危うい色香を撒き散らしている。 昭和歌謡、パンク、ブルース、ジャズetcごった煮のサウンド、でもブレがない。 全身音楽家・田島貴男の真骨頂。 傑作です。 高田文夫責任編集「笑芸人」15号、特集は「笑う演劇」。 半年待った甲斐があったぜというぐらいの濃さ。 大人計画、新感線の大特集始め、三谷幸喜、伊東四郎、戸田恵子、長塚圭史から大倉孝二までをもフォローするコンテンツ。 中島らも最後のインタビュー(聞き手:モロ師岡!!)なんてのも 。おまけCDには三谷幸喜「オケピ」での影アナ、伊東四郎の「ニン!」まで収録というサービスぶり。 即買いでしょ。 ピクサーの新作「Mr.インクレディブル」試写見る。 完璧なエンターティメント。 息つく間がないぐらいに、見せる、魅せる。 あらゆるメッセージをも凌駕する、「画」のパワーに感動。 「絵」が動く快感にひたすら酔いしれましたね。 それと古き良き「アニメ」へのオマージュ、アニメ愛がビシビシ伝わってきて、その本気の愛情表現に真のエンターティメントの凄みを観た。 ぜひ劇場の大スクリーンで。 雑誌「Key Station#」創刊号。 滋賀ではどこの本屋にも置いてなかったので大阪でやっと購入。 表紙は「堂島孝平」と「スネオヘアー」で特集が「ザ・グッバイ」って!タイトル自体が杉真理の名曲タイトルからの引用なんだから、このポップ中毒! 断固支持するよ。 「直枝政広・江口寿史対談」なんて素晴らしい。 こんな対談が読めるなんて高校生だった自分に教えてやりたいよ。 2号、今から期待してます。 「アップルパイ」を実に十数年ぶりに食す。 サクッとしたパイに、しっとりしつつ微妙に歯ごたえのあるりんごの食感、りんごとシナモンが織り成す甘い香り。 そういえば子供の頃、東京に住む叔父が家に来る時、いつも買ってきてくれたっけ。 母親に切り分けられたパイをお皿にのせてもらう時の幸福感。 甘美な思い出を舌の上で感じ、ひどくいい気分。 デザートのない人生なんて・・。 |
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引き続きお楽しみください。 |