OFF!!'s Weekly Chart
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そんな訳で解説です。 行ってきました、心斎橋クラブクアトロ、青山陽一ライブへ。 いろんなイベントで観てるので青山陽一氏のライブはよく行ってる印象があるんだが、考えたらワンマンライブ初めてじゃないか? クアトロではグランドファザーズ以来かも。 で4人+コーラス2人を引き連れてのライブは実に実に素晴らしかった。 新作「ODREL」はバンドサウンドを基調としたアルバムだったが、そのサウンドをよりラウドに力強く再現したまさに「充実」のバンドサウンド。 いや、かっこよかった。 ギタリスト・青山陽一の激シブのプレイに鳥肌たったね。 2時間強があっという間で、もうずっと聴いてたい感じ。 青山陽一最高! CKBの新作「Brown Metallic」はこれまたCKBとしか言えないアルバム。 この量産体制でこのレベル。 まさに手塚治虫状態の横山剣氏。 全19曲おなかいっぱいのサービスぶり。 ソウルmeets浪花節な「木彫りの龍」なんて曲を聴くと、全く新しくて全くかっこいいとしか言いようない。 こんな音楽をリアルタイムで聴ける喜び。 お礼をいいたくなるねぇ。 サンプル盤を頂いて聴いてみたのが神森徹也「光と影」。 「いい」という話は聞いてたが、不勉強で今回初めて聞いたんだけど、これは確かに「いい」。 密室的な音なんだけど、決して内ばかりを見ていない。 外へと広がっていくポップなメロディー、そして詞がいい。 音にのったときの言葉の響きもさることながら、詞だけを取り出してみてもその切なさの表現は絶品。 ポップミュージックの詞はこうでなくちゃという見本みたい。 娘の誕生日に買ってあげた「ハムスター」。 ここんとこ深夜の帰宅。 帰っても家族はみな寝てるんだけどハムスターだけはさすがに夜行性で起きてる。 で一人ボケーッと眺めてるとなかなかかわいい。 毎日ちょっとづつ餌を手でやったりしてるうちに、娘より俺に先になついたようで今や手乗りまでしてくれる。 かわいいやつめ。 仕事で長浜へ。 暑いので食べた「黒蜜かき氷」がウマーイ。 |
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そんな訳で解説です。 このチャートの常連になりつつあるドキュメンタリー作家・森達也氏のエッセイ集が一位。 映画「A」「A2」をめぐる騒動の中での胸中や、ドキュメンタリー作品の素材として取り上げた小人プロレス、同和問題などについて、その葛藤ぶりも含めて真摯に語られる。 オウムが社会にもたらしたものはなんだったのか?過剰なまでに増幅される「憎悪」、穏やかで優しい人々の中の残虐性。 クソみたいな日本(ちょっと極端な言い方するけど)を形成しているのは、間違いなく僕達自身なのだ。 「世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい」そのタイトルに込めた想い。 想像力と感受性、そして少しのユーモアが必要なんだと思う。 廣木隆一監督 「ヴァイブレータ」観る。 主演は寺島しのぶと大森南朗。舞台はほぼトラックの運転席と助手席という中で、出ずっぱりの2人の演技を超えた演技がいい。 都市生活者の孤独が生み出した男と女の寓話。 孤独をこじらせて死んでしまいそうな夜、誰かに「触れたい」と思うどうしようもない気持ち。 寺島しのぶ名演なり。 そして受ける大森南朗の優しさがたまらない。 30越えてからの「孤独感」は本当に性質が悪い。 それを救ってくれるのは、文字通り「人肌のぬくもり」だけなのだ。 それがどんなに安物の偽物でも、たとえ嘘だって構わない。 一時でも死にたくなるような孤独を忘れさせてくれるのなら。 90年代に活動したバンド・ラブタンバリンズの初期EPをまとめたアルバム「Love parade」を懐かしみつつ聞き込む。 ラブタンバリンズのデビュー曲「Cherish Our Love」を最初に聞いたのは、もう10年以上前、今は無きブァージンメガストア京都の試聴機でだった。 その暖かなイントロ、エリのチャーミングな歌声に一発でノックアウトされた僕は即購入し、それから解散するまでずっとファンだった。 ラブタンバリンズはとてもいいバンドだったが、最終的には不幸な解散に至ってしまった。 解散の理由としてヴォーカルのエリは自分のヴォーカルにバンドがついて来れてない旨を挙げていたが、実に残念だ。 それは僕から言わせると「おごり」でしかないからだ。 あのバンドの音だったからこそ、あなたのヴォーカルは活きていたのだよ、あなたのヴォーカルがうまくなればなるほどバンドとしての魅力がなくなっていったんだよと言ってあげたかった。 事実、ソロになったエリの唄は魅力的とは言いがたかった。 でラブタンバリンズの初期曲を聴いてその想いは強くなったなぁ。 ホントに素敵な名前に相応しい愛に満ちたバンドだったのにね。 ついにあの「鈴木さえ子」が実に15年ぶりのCD作品を発表するとの情報。 アニメのサントラとのことだが、それでもなんでも構わない。 あの才能がもう一度音楽の場に戻ってきてくれたのだから。 ここんとこカーネーションや戸田誠司、松尾清憲といったアーティストの作品にゲスト参加してたのでもしやと思ってたんだが嬉しい限り。 もう20年近く前のアルバム「科学と神秘」や「緑の法則」なんて作品は今でもたまに聴くし、聴くたびにワクワクと胸踊る。 多分、僕と同年代のかってのサブカル少年たちにとって「鈴木さえ子」という名前は特別な何かがある。 まるで初恋の女性の名前のように。 コントグループ・インスタントジョンソンの持ちギャグ「お疲れちゃ〜ん」が今更ながらランクイン。 我が家では家族そろって連発しとります。 |
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