OFF!!'s Weekly Chart
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そんな訳で解説です。 犬童一心監督「ジョゼと虎と魚たち」が滋賀会館シネマホールにかかったので早速観にいく。 これはねぇ、「いい」「悪い」を超えたところにある、もう「好き」としか言えない映画です。 抱きしめたくなるような恋愛映画。 男なら妻夫木聡(名演)演じる恒夫の優しさと弱さと正直さに120%共感できるだろう。 そしてジョゼ(池脇千鶴はスゲー女優だ)。 観終わって数日経ってもジョゼのことを想うと胸が張り裂けそうになる。 そんなリアルな感触と痛みを残す作品。 「くるり」のささくれた音楽も素晴らしい。 あぁジョゼ・・ってホント好きなんだ、こういうの。 それと脚本の「渡辺あや」と香苗役を演じた「上野樹里」という二人の名前は憶えといたほうがいい。 で岩井俊二監督「花とアリス」も観る。 文科系男子が描く正統派美少女映画。 だが一言言っとくと「岩井俊二、長いよ、それともうちょっとストーリー語ってくれ」というところ。 もちろんこの作品を一生大切に想う人も多いだろうけど、僕はそこまでのれず。 がアリスを演じた蒼井優ちゃんには驚いた。 もうこの映画は蒼井優ちゃんにつきる!というか蒼井優ちゃんだけでいいよ。 彼女のシーンだけで1時間半にまとめてくれといいたい。 オーパ撤退に伴い、もうすぐ閉店になるヴィレッジヴァンガード浜大津店。 いや、残念です。 なんだかんだ言っても歩いていける距離にああいう店があるのは実に嬉しいことだった。 紀伊国屋やタワーにはない、痒いところに手が届く品揃えは、田舎のサブカル親父には重要な情報源でもあったので。 合掌。 もうすぐ3月31日。 ピチカートファイヴの命日。 3回忌ということでDVDボックスと小西氏が様々な女性歌手に書き下ろした曲をまとめたアルバムが出るってんで今からそわそわ。 どっちも予約済みだもんね。 思えばファースト12インチ「オードリヘップバーンコンプレックス」以降の全てのピチカート作品はリアルタイムで発売日には購入してる。 15歳の時からだから人生の半分以上ピチカートの音楽とともに過ごしてるわけだ。 で話変わるが、今の小西康陽の活動に繋がる最初の一歩はこの89年作「女王陛下のピチカートファイヴ」だろう。 バンドブーム全盛期に、この音、このタイトル、このジャケットは衝撃だった。 フリッパーズギターもまだ居なかった頃だぜ。 ってフリッパーズはこのアルバムに影響受けたってことを確か言ってたはず。 そんなことはさておき、大学生になったばかりの頃、聴き倒したなぁ。 ふと思いついたが「恋のテレビジョン・エイジ」を堂島孝平にカヴァーして欲しいな。 で先週に引き続きクレイジーケンバンド。 ピチが居ない今、CKBだけが頼りだよ。 |
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そんな訳で解説です。 クレイジーケンバンドのベスト盤「OLDIES BUT GOODIES」がいい。 甘くノスタルジックな感触を持ち、「比類なき自分の世界を拓いて行くのだ」と唄う、タイトルナンバー「OLDIES BUT GOODIES」に導かれ、始まるCKBの世界。 解説で横山剣自ら「どこを切っても大丈夫だ」と言っている通り、幅広い音楽性を持ちながら、どこを切っても間違いなくCKBの魅力に溢れている。 およそ77分7秒収められた20曲。 川勝正幸、下井草秀、湯浅学、安田謙一という現在、音楽ジャーナリズムの中でも目利き中の目利きたちが、愛情たっぷりに書いた各曲解説も嬉しい。 そして横山剣が語る「何より大事なのはパーフェクトよりミラクル・・云々」の一説にクレイジーケンバンドの魅力の源を垣間見る。 久住昌之・作、谷口ジロー・画の「孤独のグルメ」。 なんてことはない、腹を空かした中年男がふと入った食堂で出会った食べ物のことを描いてるだけの漫画。 実に久住昌之的な重箱の隅をつつく世界。 が生真面目な谷口ジローの絵によって、なんだか意味深げにみえるからおもしろい。 食べ物についての話って、なにがといわれるとわかんないんだけど、おもしろいんだよね。 多分、人間の最も根源的な欲望に根ざしてるからだろうな。 浜崎貴司のアルバムを聴いてたら、ふとフライング・キッズ時代の名曲「君とサザンとポートレート」が聴きたくなった。 確かシングルCD持ってたはずとCD棚あさって早速聴く。 いや、いい。 これは名曲。 「いとしのエリー/君に唄えずに/帰らぬ日々を胸に抱いて」というフレーズの唄いっぷりにグッとくる。 「いとしのエリー」という曲名が入った歌といえば、ピチカートファイヴ「これは恋ではない」、小沢健二「愛し愛されて生きるのさ」があるが、どれも名曲なんだなぁ。 名曲は名曲を呼ぶのだろうか。 バッファロー吾郎主催の大喜利大会「ダイナマイト関西」。 昨年開催の大阪府立体育館大会はDVDにもなっていますが、その予選大会の模様の一部がネットで見れるんですねぇ。 すぐここへ、見に行け! 久しぶりにモロゾフのプリンを食べる。 やっぱ、おいしいね。 一生、お酒飲めなくても大丈夫だけど、一生プリン食べられなくなったらイヤだな。 |
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そんな訳で解説です。 深夜番組で久々に「バッファロー吾郎」のネタを観る。 いや、笑った。バカバカしすぎて最高。 中学生の休み時間に交わされるバカ話そのものの、永遠の中学生ぶりに感動すらある。 だって「キャプテン翼実写版制作記者会見」なんてネタがもはや中学生だし、出てくる単語一つ一つが80年代に中学生だったもてない男にはビビッとくるものばかり。 偉い!あんたら最高だよ。 滋賀会館シネマホールで「再見〜また逢う日まで」という中国映画見る。 両親の不慮の死によって引き裂かれる4人の兄弟姉妹が再びめぐり合うまでを描いた作品。 「一千万人の中国国民が号泣した名作」なんて大げさなコピーはいただけないが、子供達の演技にボロボロ泣いてしまった。 卑怯といえば卑怯なんだけど、でもあんなん見せられたら泣くやろ、実際。 で良かったのが父親役の崔健(ツイ・ジェン)。 中国初のロックスター崔健のことは高校生の時に知ったが、映画2作目という本作での優しくも厳格な父親役は実に見事だった。 先週に引き続き西原理恵子。 初期の作品集「はれた日は学校をやすんで」がいいという噂を聞きつけ早速読んでみる。 繊細な叙情が俺の琴線に触れる。 好きだなぁ、こういうの・・。 シンガーソングライター関美彦の「SPIELBERG」というアルバムを聞き込む。 プロデュースは曽我部恵一。 じっくりゆっくりと日常の中で作られた唄・・という感じ。 派手さはまるでないが、いつまでも聴き続けられる音楽。 春になる前に聴けてよかった。 「餃子の王将」の炒麺は小学生時代から好物。 営業途中、久々に食べて変わらぬ味にホッとする。 いや、それだけ。 |
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そんな訳で解説です。 テレビ東京系の番組「ウラ関根TV」は残念ながら滋賀では観ることができず、ラビット時代からの関根ファンとしてずっと悔しい思いをしていたのですが、番組本「ウラ関根本」が出てたので早速購入。 実にくだらない、ばかばかしい。 つまりは最高ということです。 読んでて何度となく笑い声をあげてしまいました。 DVD出してくれよぉ〜。 仕事でサキタハヂメ氏、新谷キヨシ氏からなる「はじめにきよし」のライブを観る。 ステージ袖で演奏を聴いたのですが、とてもとても良かったです。 特に「のこぎり」で奏でられるメロディーの美しさが際立つ「満天の星を見上げながら」に感動。 ライブ後のCD販売会で関係者ながら思わず同曲が収録されたアルバム「はれ」を購入。 楽屋でサインまでもらっちゃいました。 「はじめにきよし」はいいぞぉ〜。 今年から毎日新聞をとってるのだが、毎週火曜日に掲載の西原理恵子「毎日かあさん」が楽しみで楽しみで。 過激な子育て日記マンガなのですが、ときおり覗く叙情にグッとくることがあります。 元フライングキッズ、浜崎貴司の新作「発情」がいい。 彼の歌声は誰にも似ていない。 黒くないが、これこそが本当のソウル声だと思う。 とくにメロウなナンバーでの切なさ具合がいい。 小泉今日子をフィーチャーした「恋サクラビト」なんてちょっとゾクっとするぐらい、いい。 「関根勤は天才なのだ」や「オヒョイさんになりたい」などお笑いルポ物を書かせたら天下一品の山中伊知郎氏による「小説コント55号 いくよ二郎さん、はいな欽ちゃん」読了。 特別、欽ちゃんファンでもないのだが、「欽ちゃん」ものにはついつい手がのびてしまう。 で若き欽ちゃん、二郎さんの挫折、出会いなど55号結成以前の二人を中心に書かれたこの作品。 青春モノであり、日本喜劇人史でもあり、また欽ちゃん研究の副読本としてもおもしろく読める。 ま、人生において「欽ちゃん」を研究する必要はないんですがね・・・。 |
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引き続きお楽しみください。 |