OFF!!'s Weekly Chart
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そんな訳で解説です。 映画「ゼブラーマン」観ました。 おもろいというより可笑しい作品。 小ネタが積み上げられ最終的にはとんでもないところまで行き着く壮大なるバカ話で、10年後、20年後にもカルトな人気を誇ることになるでしょう。 「三池崇史監督、やりすぎっ!」と思わず声をかけちゃいそうになりました。 哀川翔のダメ男ぶりやチンコをかく渡部篤郎もいいが、あえてここで鈴木京香を挙げたのは、なんといっても「ゼブラナース」。 主人公の夢にでてくるゼブラーマンを助ける「ゼブラナース」、その際どいコスチュームに身を包んだ鈴木京香、さらにいえばその妖しくも、わがままな胸の谷間にクラクラきちゃいました。 えらい、鈴木京香!ついていきます! 昔、録画したビデオをいろいろ整理してたら、95年にNHK教育で放映していた「土曜ソリトンサイドB」が数本でてきた。 司会は高野寛と緒川たまき。 久々に見返すが、いい番組だ。 もはやこういうサブカル番組って絶滅してるもんなぁ。 細野+高野の「夕凪」とかビートニクス(高橋幸広&鈴木慶一)+高野の「レフトバンク」とか貴重なライブ映像も満載。 かってこういう番組があったことを忘れないでおこう。 ターザン山本氏のHP「ターザンカフェ」がすこぶるオモロ。 毎日読んでる。 言葉の切れが素晴らしく、刺激受けまくる。 ぜひ、読んでみてください。 江口寿史の「エイジ」が「ひばりくん」に続いて完全版で文庫化。 早速購入。 発表当時、江口寿史の新境地と呼ばれたボクシング漫画。 今回初収録の「エイジ2」「エイジ'85」はさらに一歩進んだ境地にあって、未完なのがあまりに惜しい。 ねぇ、頼むから描いてよ・・という感じ。 営業中、ふとコンビニに寄って買っちゃうのが「森永ピクニック・フルーツ味」。 ピクニックと言えば、小学生〜中学生時代、四角い紙容器にストローをつきさしてチューチューとよくすすっていたもんだ。 ちなみにその頃好きだったのは「ピクニック・ヨーゴドリンク」マミーの味がするやつ。 で今のピクニックは「プリズマ容器」と言って長方形のちょっとおしゃれな紙パックになってる。 しかしフルーツ味は昔も今も変わらずおいしい。 営業で疲れた体を癒すこの飲料水を今日もチューチューとすする33歳であった。 |
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そんな訳で解説です。 ひょんなことからチケットを入手したので、琵琶湖ホールで行われた「美輪明宏音楽会<愛>」を観にいく。 凄いという噂は聞いていたし、一度は観たいと思ってた。 テレビでは一切歌わないという美輪明宏、確かにその姿はよくテレビなどで見るけれど、唄は聞いたことが無かった。 でいざコンサート開始。 度肝を抜かれた。 凄い!とんでもない!「本物の芸術家」の姿を目の当たりにしてぶっとぶ。 その表現力たるや、今まで聴いたどんな唄やどんな演劇よりもずば抜けている。 1曲はわずか5分ぐらいのものだが、その中にドラマがあり、あらゆる感情が渦まいている。 トーク部分の品のある毒舌とユーモア。 本人が手がける構成・演出の巧みさ。 そして凄まじいまでに魂を揺さぶる唄。 圧巻。 言葉を失う。 死ぬまでに一度は観とくべき。 というか美輪明宏に触れないで死ぬことは同時代人として大きな損だと思う。 小沢健二、94年(実に10年前)の作品「LIFE」を改めて聴きなおす。 まさに捨て曲無しの大傑作。 「恋する気持ち」が最近のキーワードなので、まさに「LIFE」はずっぱまり。 「愛し愛されて生きるのさ」「いちょう並木のセレナーデ」「ぼくらが旅に出る理由」など、なんでこんなにいいんだろうと思う。 元「週刊プロレス」編集長・ターザン山本氏は知る人ぞ知る怪人。 氏がネット上に有料で公開していた日記「往生際日記」はそのあまりのおもしろさから、水道橋博士のたっての希望で浅草キッドのHP上に、転載という形で無料公開されていた。 その時から毎週欠かさずチェックし、僕自身も凄く影響されていた訳だが、昨年転載が終了しさびしく思っていた。 とそんなところに「往生際日記」が「ターザンカフェ」として新たに生まれ変わり毎日リアルタイムで更新、公開されていることを知る。 毎日の日記はもちろん、数々のコラム、その量と質にまたまた影響受ける。 映画「ラブ・アクチュアリー」やQUEENのヒットについてなんか、僕も全く同意見で共感することしきり。 今、一番好きな文筆家。 今週もランク入りは「普通の恋」。 もう既に何十回と聴いてるけど、ホント名曲。 未聴の方は、今からでも遅くないのでCD店に走ってください。 僕が保障します。 「Invitation」2004年3月号29Pに掲載された、鶴田直樹氏撮影の「常盤貴子」写真にグッとくる。 はっきりいってまるで好みではない女優さんなのだが、この写真には参った。 両手をあげ、仰向けに寝ている状態を撮ったショットなのだが、首筋、胸元、腋の下のエロティック具合たるや眩暈がしたね。 このワンショットの為だけに本買っちゃった。 |
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そんな訳で解説です。 杉真理、松尾清憲、伊豆田洋之らからなるバンド・ピカデリーサーカスのライブを見てきました。 8人編成、メインヴォーカリストが4人という贅沢なステージで、この時代に、あえてこの音!?という男気溢れるポップ魂に感服いたしました。 音楽が好きで好きでしょうがないという大人達の、テクやキャリアを超えた無邪気な音楽に幸せを感じた。 日本人離れした松尾氏も良かったが、CDではちょい甘すぎかなぁと思っていた伊豆田氏がライブ見てすっかり魅了された。 とにかくピアノマンな雰囲気や甘いヴォーカルも芯のある強さを内包しててグッときた。 今、一番聴かれてない類の音楽かもしれないが、「でも、やるんだよ!」の姿勢は断固支持する。 でピカデリーサーカスに先駆け88年に杉-松尾コンビで結成されたのが「BOX」。 彼らのファーストアルバム「box pops」は発売当時から愛聴してきたが、改めてセカンド「Journey to Your Heart」との2 in 1での再発CDを購入し聞きなおす。 いい。 特に一曲目の「Temptation Girl」のビートルズぶり、イントロのギターから二人のヴォーカルの絡み具合まで最高。 こういう名曲を埋めれさすのは本当にもったいないと思う。 「大長編ドラえもん大全集」の2巻。 日常から時代を超え、未知の世界へという壮大なる展開を、少年視線で描くF先生のセンスオブワンダーにクラクラする。 ハリウッドなんて目じゃないな。 第二巻では機械対人間というアトム以来日本SF漫画の基本とよべるテーマを、いつになくシリアスにそして壮大なる愛で包み込んだ「のび太と鉄人兵団」がおすすめ。 ラスト12Pに泣け。 菊地成孔 feat.岩澤瞳「普通の恋」。 先週に引き続きランクイン。 皆さんもう買った? 自分の作った闇に逃げ込む前に、この唄を聴け。 世界に溢れる小さな光の一つ一つこそが希望なのだ。 岩井俊二監督の「Love letter」をテレビでやってたので、劇場公開時に観て以来、久々に見直す。 いい。というか好き。 日本映画の一番、いい形ですねぇ。 誰もが思い当たる恋の記憶をくすぐる、ストーリーテリングの巧みさ。 初々しい酒井美紀ちゃんに胸がキュンとなる想い。 さすが岩井俊二、ムーンライダーズファンだけあって、わかってらっしゃる。 |
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そんな訳で解説です。 SPANK HAPPYの菊地成孔と岩澤瞳が、あえて菊地成孔 feat.岩澤瞳名義で発表したシングル「普通の恋」。 昨年末に出たSPANK HAPPYのセカンドアルバムには正直のれなかったが、この曲にはぶっとんだ。 21世紀を代表する名曲!と言っちゃっていい。 菊地成孔としかいいようのない歌詞、これが素晴らしい。 「ハンパに高いIQがいつでもいつでも邪魔になって/革命ばかり夢見るけれども/何もできない」男と「友達なんて誰も居ない/アタシきっと/死んだら絶対/地獄に堕ちるわ」という女が「あのコンビニ」で出会った「普通の恋」。 9.11以降生まれた究極のラブソングは、ありきたりな恋の歌。 だから素晴らしい。 この数日でもう何十回と聴いたが、聴くたびに胸が熱くなる。いや、胸がキュンとする。 で「普通の恋」を見事な脚本で描いた映画がリチャード・カーティス監督の「love actually」。 秘書に恋してしまう英国首相、クソみたいなクリスマスソングで復帰をかける老いぼれたロックスター、親友の花嫁に恋する画家、言葉の通じないメイドに恋する作家etc.いくつもの恋の形が微妙に重なりながら進んでいく。 まずはこの職人芸ともよべる脚本が素晴らしい。 オープニングシーン、空港の到着ゲートで再会を喜び合う人々の姿が映され「世界は憎悪や貪欲に満ちていると多くの人が思い始めているが、私はそうは思わない、愛はいたるところにある・・」といったモノローグが重なったとき、すでにグッときた。 この肯定ぶりが大切なのだ。 いろいろ書くとネタばれになるから書かないけど、一度でも人を好きになったことがある人なら絶対に好きになる映画である。 それと音楽の使い方がうまいんだわ。 ラストにあのバンドの、あの世界で一番美しいポップソングが流れた時、のけぞったね。 もう一回観たいな。 先週に引き続きランクインの松尾清憲「SPIN」。 これもまた日記に書いたが、恋する気持ちを思い起こさせる傑作ですね。 ブライアン・ウィルソンな「SUNFLOWER」が最高。 今週の上位3つに共通するテーマはズバリ「恋する気持ち」で、この使い古されたありきたりなテーマが、ポップカルチャーにおける最も深く、最も重要なテーマなのだ。 だって生きることにおいて、「恋」は「戦争」よりも大切でしょ。 でなにげに喫茶店で読んだ石ノ森章太郎の「サイボーグ009〜神々との戦い編」にぶっとぶ。 天才・石ノ森章太郎の未完にして代表作といわれる「サイボーグ009」、中でもその肝となり、本当の完結に向かうべく壮大な序章として描かれた「神々との戦い編」。 ホント、この「009」といい手塚治虫の「火の鳥」といい、神の領域に近づきすぎたせいで未完に終わらされてしまったんじゃ・・と勘ぐりたくなる。 その辺、神様に聞いてみたい。 で手塚治虫ミニヴィネットアンソロジー第3弾は去年の末からちょこちょこ買っていて、やっと欲しかった「バンパイヤ」にあたる。 見れば見るほどよくできていて、唸る。 芸術品として評価すべき。 |
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そんな訳で解説です。 小西康陽プロデュースのシリーズ、ムッシュ、アッコときてつに水森亜土登場。 ご挨拶から始まり、大ネタをかますreadymade mixというお馴染みのパターン。 そして繰り出されるのはジャズ、ジャズ、ジャズの最高におしゃれでキュートなサウンド。 クールな「クラリネットをこわしちゃった」、ウクレレのストロークがポップなハワイアンジャズ「南の島のハメハメハ大王」、マイク真木とのデュエットがひたすらに楽しいスゥインギーな「僕は特急の機関士で」、ピチカート初期の代表作「皆笑った」、ラスト、ロマンティックな「月影のナポリ」までもう出来すぎ。 ピカデリーサーカスの新作も記憶に新しい松尾清憲の「SPIN」。 ポップソングかくあるべし。という傑作。 ドリーミーでロマンティックなラブソングの数々に甘い記憶が蘇る。 そしてあの「鈴木さえ子」がゲストコーラスで参加しているのも嬉しい。 優しく柔らかな歌声にちょっと涙。 江口寿史の代表作にして、80年代ラブコメ漫画の異色作にして傑作「ストップ!!ひばりくん!」。 完全版文庫が出たので早速読み返す。 20年以上前の作品でありながらそのポップさとギャグのスピード感などなどはまるで古くなってない。 この未完の傑作を読んでて数十年ぶりに胸がキュンとしたね。 ドランクドラゴンの塚地おもろいなぁ。 もういちいちおもろくて、癖になってきたよ。 ハナレグミの「日々のあわ」も素晴らしい。 鈴木惣一郎などの好サポートも効いて、実にいいアコースティック具合。 日々の生活の中から歌が生まれ、素直に音を奏でる。 それだけで全部伝わるものなんだな。 |
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今、あなたがご覧になっているHPは「OFF!!音楽と笑いの日々」です。
引き続きお楽しみください。 |