OFF!!'s Weekly Chart log
<<2004年1月25日付ランキング>>
1

トニー・レオン in 「インファナル・アフェア」

2
「確かな光」高野寛
3

「やすしきよしと過ごした日々」木村政雄

4
ホットカルピス
5
ジャグリング
<解説>
そんな訳で解説です。
滋賀会館シネマホールで話題の香港映画「インファナル・アフェア」観る。
映画は警察とマフィアの“潜入者”となった二人の男の邂逅と対決が見事すぎる脚本で描かれる大傑作。
トニーレオン、アンディラウの2大スターが男濃度の高い演技でビシビシに魅せてくれます。
で特にトニー・レオンが素晴らしい!!
トニーレオンになら抱かれてもいいとさえ思ったね。
その趣味はないけど。
それぐらいかっこいいです。
高野寛「確かな光」を聴き続けています。
寒い朝、コートのポケットに手を突っ込んでディスクマンで聴く。
穏やかな朝の光の中を、一歩づつ足を踏み出して“歩く”。
その“歩く”という何気ない行為が、かけがえのない“生”を感じさせる。
そんな音楽。
素晴らしい。
元吉本興業の常務で「やすきよ」のマネージャーを務めた木村政雄氏による回想録「やすし・きよしと過ごした日々」読む。
めちゃめちゃクールな筆致なのだがそれでも溢れてくる故やすしへの想い。
「芸人やすし」は「タレントやすし」に成りきれず、その狭間で酒に溺れ“緩やかな自殺”へ転がっていったのだ。
吉本の敏腕マネージャーだった木村は芸人やすしを愛しながら、自らの手でタレントやすしを吉本から解雇することになる。
この男模様にグッときたね。
冷蔵庫にカルピスを見つけ、寒かったのでふとホットカルピスにしてみる。
こんなにおいしかったけ?というぐらいおいしくそれ以来はまる。
人間はこれだけのことでも幸せを感じることができる。
ここんとこ続けて「ジャグリング」を見る機会があった。
単純におもしろい。
こういう有無を言わさない“芸”の力は凄いと感心。
人種や年齢関係なく、楽しませる芸・ジャグリング恐れ入ります。

<<2004年1月18日付ランキング>>
1
「確かな光」高野寛
2
南海キャンディーズ
3
大長編ドラえもん大全集
4
ドランクドラゴン
5
「BB★C」ブレッドアンドバター
<解説>
そんな訳で解説です。
高野寛4年ぶりの新作が一位です。
ここ数年の高野寛のいい仕事ぶり、例えばスーパーバタードッグから小泉今日子に至るプロデュースワークやナタリーワイズでの活動は実に丁寧で音楽に対する真摯な態度は素晴らしいものでした。
昨年とても素晴らしい作品を残したポラリスやクラムボンなんかを最初期からサポートしていたりと、現在のポップミュージックシーンにおいて高野寛氏は最重要人物と言えるのではないでしょうか。
で氏の新作は丁寧に作りこまれた音とソングライターとして確かな視線が素晴らしいです。表題曲「確かな光」や以前弾き語りライブで聴いて以来CD化を待っていた「Beautiful」など気高さと美しさを持った名曲です。
今年最初の名盤。おすすめです。
南海キャンディーズ、おもろい!
先週に引き続きランクインさせてしまいました。
大プッシュですよ、もう。
山崎静代の静かなる猛獣ぶり、山里亮太の翻弄される猛獣使いぶりが最高。
「のび太の恐竜」から「のび太の魔界大冒険」まで実に6本、1000P強というボリュームながら980円という恐ろしくお得な「大長編ドラえもん大全集」が厚い、そして熱い。
33歳にして一気に読み込み、藤子F不二雄のセンスオブワンダーに感動。
大人たちにこそおすすめ。
17日放送の「エンタの神様」におけるドランクドラゴンのデブコントに大爆笑してしまう。
常に平均点以上をたたき出すコンビではあるが、今回のはもう何の意味もなく笑えたなぁ。
オモロしか残らないというナンセンスさが素晴らしい。
それにしても塚地の顔は卑怯だなぁ、おもろすぎる。
しかし昨年の「ダイナマイト関西」でも素晴らしいお笑い知能の高さを発揮していた塚地氏は要注意人物である。
98年作、ブレッド&バターの「BB★C」を久々に聴き、グッとくる。
プロデュースはカーネーション・直枝氏でバッキングは当時のカーネーション5人という鉄壁の布陣。
今はもう手に入りにくいかもしれないが、カーネーションファンにはマストな作品

<<2004年1月11日付ランキング>>
1
「東京ゴッドファザーズ」今敏監督
2
「モンティパイソン・スピークス」
3
「WONDERFUL WORLD」高田蓮
4
ぜんざい
5
南海キャンディーズ
<解説>
そんな訳で解説です。
今敏監督「東京ゴッドファザーズ」観る。
アニメは得意じゃないが、ぶっとんだ。
一言で言うと「パーフェクト」な映画です。
テーマの切り取り方、ストーリーの運び方、見せ方、キャストまで素晴らしい!
実写以上にリアルに描かれた東京の風景に、アニメーションならではの動きをさりげなく見せる人物の描き方、日本のアニメーション技術の高さに脱帽。
主役3人の声を演じる江守徹、梅垣義明(絶品!)、岡本綾も良し、そしてもちろんムーンライダーズの音楽が最高。
これは観とけ!という作品。
なぜかモンティ・パイソンブーム。
特別マニアな訳じゃない。
多くのサブカル少年達と同様、僕も必須科目としてモンティ・パイソン作品は高校〜大学時代に一通り観た。
でメンバーがかなり正直に当時のことを話したこの本、それぞれの立ち位置とかある種の対立構造とかが見れて興味深い。
そして笑いにかけた若きパイソンズ達の熱が感じられるとこに感動した。
昨年から引き続き高田蓮にはまっている。
心地好いスティールギターの音色。
アンサリー参加の「WONDERFUL WORLD」がまさにワンダフル。
ぜんざいはうまいなぁ。
えっ、それだけですが・・。
年末の「オールザッツ漫才」見て異色の男女コンビ「南海キャンディーズ」に注目。
なんやろう、これ。なんかおもろい。

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引き続きお楽しみください。