OFF!!'s Weekly Chart
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和田アキ子35周年記念盤「潟純_アキコ」(このタイトル秀逸!)が物凄くいい。 プロデュースはまたまた出ました小西康陽。 「笑って許して」「古い日記」「だってしょうがないじゃない」からあの「悩み無用!」までR&B、ソウル、ジャズ小西の手腕が冴え渡るセルフカヴァー集。 もちろん元祖ソウル歌謡のゴッドねえちゃん・和田アキ子のパンチ効きすぎの歌唱がビシビシに決まりまくる。 まさに「悩み無用!」な傑作。 崔陽一監督作「刑務所の中」を先日閉館したものの多くのファンの要望に答えるべく「復活再生プロジェクト上映」敢行中の滋賀会館シネマホールで観る。 花輪和一の原作漫画もおもろかったが、見事原作の味を損なわずに淡々としながらも十分笑える大人のユーモア映画になってて唸る。 山崎努の力の抜けた渋くて笑える演技に感動。 刑務所の中の男達はまるで中学生みたいで「こんな生活も“有り”かも・・」と思ってしまう。 また出てくる「臭い飯」が実にうまそうなんだ、これが。 ポッカコーヒーのキャンペーンで販売中の顔缶。 志村けん、佐々木主浩、後藤真希のイラストを江口寿史が描いてるってんでコレクター魂に火がつく。 しかし近所のコンビニ、スーパー探し回るも見つからず。 最後の手段としてコンビニでバイトしてる妻に発注してもらいやっと入手。 後藤真希バージョンを手に一人ニンマリ。 何してんだか。 「タモリ倶楽部」でハリーポッターブームに便乗しての「魔法教室」。 出てきたのはマギー司郎一門というくだらなさ。 気が抜けきったマギー司郎の佇まい&話芸に爆笑。 「魔法の修行の場は地方のお祭りで・・」などなど確かにマギーの笑いはある種魔法である。 先週に引き続き白洲正子。 この人のモノの見方に学ぶべきところ多し。 こういう大人になりたいと思う今日この頃であります。 |
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そんな訳で解説です。 今通勤タイムに読んでるのが白洲正子「白洲正子自伝」。 これが激オモロ。 白洲正子の人生、そのモダンでポップで知性とユーモアに満ちた怒涛の人生がおもろくないはずなし。 1910年生まれで14歳でアメリカ留学とかもう時代とか超えてるし、授業では習わない歴史、かっこいい! 大阪出勤時梅田の地下街通るんだが、ここんとこ意味無く阪神百貨店とか抜けて帰る。鬱な気分を吹き飛ばすべく、いろとりどりのケーキを眺める。 俺は25歳OL(独身)か。 漫画家・みうらじゅんの代表作にして、日本で最初の本格「ロック」漫画、「アイデン&ティティ」が映画化されるとの報。 監督はみうらとのザ・ブロンソンズでもおなじみ田口トモロヲ。 脚本は今をときめく宮藤官九郎。 そしてヒロイン役が麻生久美子(!)ときたんじゃ期待せずにはおれない。 それにしても麻生久美子とはイメージぴったりじゃないか。 で宮藤官九郎の新作ドラマが「僕の魔法使い」。 一回目放送は西村雅彦、古田新太、阿部サダヲなど新旧演劇人が怪演合戦という感じで楽しめた。 篠原涼子はまるでタイプじゃないが、初めていいと思った。 映画「パーマン」娘と見に行く。 実にスピード感あってうまく出来てて驚く。 パーマンって藤子F不二雄の「乾いたポップ」が最もいい形で子供漫画に結実した作品だと思うな。 |
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というわけで解説です。 今更読書シリーズ、今週は山田太一「異人たちとの夏」です。 大林宣彦監督の映画版は好きな作品なので3度ほど見てますが今になって原作を読了。 大人のファンタジー、しみじみといい話です。 NHKの「天才ビットくん」。 いとうせいこう主演のこの子供番組にみうらじゅん登場。 この番組を見た子供たちが立派なサブカル文化系野郎に育つ日が恐ろしい・・・といいつつビデオ録画してまで見てる俺は一体・・。 パール兄弟、聴いてます。 大瀧詠一のトリビュート盤に収められた「音頭メドレー」の完全版は何度聞いても圧巻。すさまじいものがあります。これぞ、音楽の醍醐味。 キリンジの「スウィートソウルep」に収められた「スウィートソウル」のPV。 主演の市川美和子ちゃんの長い手足、その現実と幻想の間に存在してるような不思議な魅力にまいってしまいました。 最近、会社帰りにコンビニでついついシュークリームを買ってしまいます。 トロリんシューとか北海道ジャンボシューとか。 基本的にどれもおいしく癒されます。 なにやってんだか・・・。 |
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そんな訳で解説です。 カーネーションから首位を奪ったのは「パール兄弟」10年ぶりのニューアルバム。 サエキけんぞう・窪田晴男コンビとしては実に13年ぶりというアルバム「宇宙旅行」は傑作。 窪田晴男の見事なサウンドディレクションはこれぞパール兄弟ってとこ。 もちろんサエキの詞の冴えぶりも健在。 テープ早送りヴォーカルの「マイクロホリディ」が特にお気に入り。 世にオレンジジュース数あれど、「ポンジュース」が俺の中ではベスト。 温州みかんの濃厚な味わいが30男の疲れた身体と心にぴったりはまるのだ。 ポンジュースのポンの意味がなんだってかまわないさ。 でキリンジの「スウィートソウルep」。 相変わらずうますぎますな、この兄弟は。 シティーポップなんて言葉は昨今ほとんど聞きませんが、このメロウネスに秘められた静かな狂気とロマンがたまりません。 「ブラインドタッチの織姫」なんていうタイトルだけで僕はキリンジ支持します。 首位からは落ちたものの相変わらずカーネーション聴いてますよ。 今は「センチメンタル」って曲が特にいい感じではまっています。 over30ライフのサウンドトラック。欠かせません。 明石家さんま仕切りのフジテレビの特番で改めて今田耕司のテクニシャンぶりを認識。 今テレビという中では最も実力を持った芸人なのでは。 うますぎて、うまいことすら気付かせないとこが実力者ゆえの悲劇とさえ思う。 |
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引き続きお楽しみください。 |