OFF!!'s Weekly Chart log

<<2003年3月30日付ランキング>>
1
カーネーション
2
HR
3
笑芸人落語特集
4
おはぎ
5
「in」種ともこ
<解説>
またしても一位はカーネーションです。
決して手抜きではありません。
「OOH!BABY」は毎日3回はリピートしてます。
その上、「カーネーションベスト、俺セレクション」を作成し繰り返し聴くという中学生のようなことまでしてます。
カーネーション、最高っす。
三谷幸喜の「HR」がついに最終回。
最終話は最後の喜劇人・伊東四郎を招いてのドタバタ劇。
ドラマはほとんど見ないのですがこれは半年かかさず、それもビデオに撮ってまで観ました。
毎週ペースでこのクオリティ。
ドラマに芝居にとペースを落とさず量産し続ける三谷氏はもはや手塚治虫を目指すべき。
あぁこれでまた一つ楽しみが減ったなぁ。
高田文夫責任編集「笑芸人」10号の特集は「落語大好き」。
落語はこれから先の趣味としてちょっとずつ勉強中。
「仁鶴さん宅燃える」「米助あて逃げされる」など落語家の新聞記事を集めた「落語家NEWS史」に爆笑。
母作の「おはぎ」が届けられ、久々に食す。
これがほんとにうまい。
過去、素人から玄人まで様々なおはぎを食べたが俺の中の「ベストおはぎ」は母手製のおはぎだ。毎日でも食いたい。
種ともこ久々の新作「in」。
種ともこはねぇ、もっと、もっと評価されるべきアーティスト。
それなのにメジャーレーベルからの発売じゃないゆえ、CD屋にもなかなか置いてないでやんの。
1曲目「歌にはできなくても」はover30を生き抜く女性からの力強い回答という感じで必聴。

<<2003年3月23日付ランキング>>
1
「OOH! BABY」カーネーション
2
原口あきまさの「小堺一機」のものまね
3
「JOLIE」Al Kooper
4
ごぼうの唐揚げ
5

「ファザーファッカー」内田春菊

<解説>
一位は前週に引き続きカーネーション。
ここんとこ、これしか聴いてない。
もう何十回どころじゃなくリピート。
今年に入ってイマイチ精神的に調子よくなかったんだけど、これ聴いて奮い立つなにかが芽生え始めてる。
「でも陽射しはこんなにも俺を/あったかく包んでくれる」生きるってそんなもんさ。
ものまね特番で原口あきまさが披露した「ごきげんようの小堺一機」のまねに感心。
マニアックなコージーに比べ自分の中では評価低かった原口だが、これは笑った。
ものまねとは「記号化」ってことだと思うんだが、みんながなんとなく思っていた「小堺」をビシッと記号化したそのセンスは評価できる。
野洲駅前某居酒屋のメニュー「ごぼうの唐揚げ」がうまい。
いや、ほんとにたんなる「ごぼう」でそれを唐揚げしただけなんだけど、そのシャキシャキした食感が癖になる。
CMでその印象的なイントロがカバーされているアルクーパーの名曲。
CD引っ張り出してきて聴くがやっぱいいねぇ。
アルクーパーの静かな熱唱ぶりがグッとくる。
ロックってのはロマンティックな音楽なんだよ。
今さらながら内田春菊「ファザーファッカー」読了。
ほんとに今更でしょ。
これ目眩がするほどシビアな描写が続くんだけど、それでもどこか清清しい印象があるのはなぜ。
「前向き」なんてうそ臭い言葉は嫌いだ。
人間の業、その深い闇、そんなドロドロした部分をも突き抜けていく生命力こそが美しさを生むのだ。

<<2003年3月16日付ランキング>>
1
「OOH! BABY」カーネーション
2
ナンシー関
3
「Don't trust over 30」ムーンライダーズ
4
コロコロコミック
5
「CHANSONCHIC SOIREE」ソワレ
<解説>
そんな訳で解説です。
カーネーションVENTURE BUSINESSシリーズラストを飾る「OOH! BABY」は超がつく大傑作。
もう何十回もリピートして聴いてる。
力強さとしなやかさを併せ持ったサウンド、そして詞がまたもやこの30男に沁みまくる。
「終わりのない問いかけと同じ/どんな答えも波のように揺れては消える/レンガを高く積み上げてた/怖いものから逃げるように隠れてた昨日/でも日射しはこんなにもおれをあったかく包んでくれる/壊れそうなほどに」
これもう2003年の俺のテーマ曲に決定。
河出書房から出た「ナンシー関」のトリビュート特集読了。
ちょうどリリーフランキー氏との著書であり遺作である「小さなスナック」も読んでたこともあり、改めて「ナンシー関」が不在であることの意味、その大きな喪失感を感じる。
ムーンライダーズが17年前に出したアルバム「Don't trust over 30」
当時16歳だった僕は、完全にKOされたもんだが、気がついたらそんな僕もすっかり「over 30」。
そして「over 30」になった俺の気持ちは「Don't trust over 30」だ。
30以上は信用するなよ。もちろん俺も含めてだ。
リラックス誌の「コロコロコミック」特集を読んで、小学生時代にタイムトリップ。
藤子作品がガッツンガッツン詰め込まれたコロコロは7歳〜9歳頃の俺には強力に魅力的だった。そう、コロコロは宇宙に通じる扉だったのだ。
ソワレも先週に引き続き愛聴中。
カヴァーも悪くないが、ソワレ作の曲が全部いい。
このCD、OFF!!でも大プッシュしますよ。

<<2003年3月9日付ランキング>>
1
「CHANSONCHIC SOIREE」ソワレ
2
「男はどこへ行った?」(ほぼ日刊イトイ新聞)
3
「テレビの黄金時代」小林信彦
4
マイケルジャクソン
5
「sweet hereafter」新川忠
<解説>
そんな訳で解説です。
大津の「ヴィレッジヴァンガード」に久々に立ち寄ったら店内に流れてる曲が物凄く良かった。
で思わず店員さんに聞いて買ったのがこれ「CHANSONCHIC SOIREE」
ソワレという人のアルバムでシャンソンの代表曲「愛の賛歌」なんかも歌ってるんだが、これがねぇ、もういいとしか言えないんだよね。
シャンソン〜ジャズな洒落た曲、アレンジもいいがなんつってもこの「歌」。
これにつきる。
クレイジーケンバンドや渚ようこが好きならまず間違いなくはまる。大推薦。
「ほぼ日刊イトイ新聞」での連載「男はどこへ行った」がすこぶるおもろ。
「男の欠点は考えたがることと、やりたがること」ってのはまさに。
ここんとこ自分の「男っぷり」(それも悪い意味の)にまいってる感じなんでねぇ・・。
小林信彦の「テレビの黄金時代」はまだ僕が生まれる前の時代、その頃のテレビの裏でうごめいていた人々の姿があいかわらず冷静で鋭すぎる筆さばきで描かれててぞくぞくするおもしろさ。
テレビって進化してるのかなぁ。
ご存知マイケルはご承知の通り。
豪快な金持ちっぷりが最高。
真実なんてどーでもよくて豪快なおもろ話として注目。
前回1位の新川忠。愛聴してます。
気持ちいいや、これは。

<<2003年3月2日付ランキング>>
1
「sweet hereafter」新川忠
2
ラジオビバリー昼ズ
3
「天才と幽霊」ママスタジヲ
4
来来亭の豚キムチ
5
東京タワー
<解説>
そんな訳で解説です。
TVブロスのCD評で気になったんで買った新川忠「sweet hereafter」がものすごく良くてビックリ。
初期の細野さんなんかにも通じるエキゾティカなポップマジック。
作詞・作曲・アレンジ・演奏全て一人でこなす新川忠なる人物は要注目。
ADSLを導入しての楽しみはインターネット放送で聴くニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」のオープニングトーク。
今週は水曜オープニングでのマイケルジャクソンネタが爆笑。
春風亭昇太をビバリーのマイケルと称し「柳昇師匠を窓から吊り下げた」だとかくだらなくて最高。
ママスタジヲの新作「天才と幽霊」の弾けっぷり、捻じ曲がりっぷりに胸躍る。
OFF!!はママスタジヲを支持します。
滋賀が生んだ話題のラーメン屋「来来亭」。
ここんとこ支店作りすぎやろって感じだが、ここのサブメニュー「豚キムチ」が激ウマ。
行くたびに食べてる。
行ってきました東京へ(仕事ですが)。
夕刻の東京タワーを真下から見上げその美しさに感動。
田舎者丸出しですな・・。

今、あなたがご覧になっているHPは「OFF!!音楽と笑いの日々」です。
引き続きお楽しみください。