99.7.31
久々によく寝た。7時起床し朝風呂。さすがに今回は妻に娘託し一人風呂につかる。朝風呂は気持ちいい。毎日、朝風呂に入れるようなそんな余裕ある男になりたいものだ。やっと露天を満喫し部屋で朝食。どうしてこうも旅館の朝食ってうまいのかなぁ。3杯もおかわりする。でチェックアウトぎりぎりまで娘とホテルのプールで遊ぶ。でチェックアウトして「加賀百万石時代村」へ向かう。もちろん目当ては「にゃんまげ」である。しかし時代村ちょっとやりすぎである。駐車場のチケット売りのにいちゃんからなぜか忍者の格好して「500両です」。こっちはどう答えりゃいいんだよ。はっきり言って時代村はぼったくりもいいとこなのでお薦めはしませんが「にゃんまげ」は一応押さえておく必要あり。そんなわけで入村したもののいきなり忍者ショーの爆音に驚き娘は泣き出す。で河童屋敷みたいなとこに入るが「こわい!」とまた泣き出す。別になんとか館みたいなとこは入りたくもないのだが入村券単独では売ってなくて様々なイベント館への入館券セットした券買わされたのでもったいないので入る。しかし入るとこ、入るとこ娘に不評でしまいに「もうかえる」と言い出す。でそんなとこに「にゃんまげ」登場。娘も「にゃんまげや」と機嫌直る。妻ともどもにゃんまげとの写真をとりまくる。これで目標達成。入館券半分以上残したが暑いしもう、いいやってんで出る。さて今から帰るんだが・・疲れそうだなぁ。後部座席で寝息立てる妻と娘を尻目に父は辛い。昼飯くった後でやたら眠いがなんとかがんばる。パーキングエリアで顔洗ったり、抹茶アイス食ったり、デカビタC飲んだりして6時、大津到着。休日といいつつ余計疲れた気もするが娘が喜んでくれたのでまぁいいか。で久々に「めちゃイケ」見る。岡村、山本そして郷ひろみのショーは最高だったなぁ。郷ひろみ、ほんとかっこいいよ。


99.7.30
7時半起床。さて今日振替休日を利用し家族旅行。9時過ぎ愛車マーチに家族3人乗り込み山中温泉に向かう。娘の為に用意したこどもの歌のカセットをカーステにオンして高速に入る。娘は尾籐イサオが熱唱する「赤鬼と青鬼のタンゴ」がお気に召したようで「あかおにどん〜」とか歌っている。しかしなかなか子供の歌もおもしろくてテクノ魂全開の「コンピューターおばあちゃん」とか思わずはまる。で何度かパーキングで休憩入れつつ4時間近く走ってやっと到着。娘が遊べるようにとプールがあるホテルにしたんだが見てみると予想以上にしょぼいプールで愕然。パンフのイメージと全然違うじゃないか。で急遽、プールのある「ユートピア加賀の郷」に向かう。「プールまだ?」と問う娘に「ちょっと待ってね」とはな寛大みたいな返答し車飛ばす。で到着。プールは流水プールに子供用プール、スライダーとなかなか充実。平日で全然混んでない。天気もいいし早速みんなで飛び込む。娘は流れるプールに大喜びで満足そう。良かった。2時間ほど遊んでホテルへ。くつろぐまもなく風呂へ。露天風呂があるってのがホテル選ぶ最低条件。プールの件もあるんで大丈夫かとも思ったがこちらはOK。申し分ない大浴場に露天風呂だった。一人でゆっくり日頃の疲れを流したいと思うが案の定、娘は「とうちゃんとはいる!」ってんで娘連れての入浴。大浴場のほうは娘には熱すぎたようで「あついの!」と言って入らせてくれない。露天の方は少しぬるめなので娘も大丈夫。二人して露天風呂につかる。う〜ん、いい感じだ。で風呂あがって夕食。今日は上げ膳、据え膳で楽だなぁって旦那の台詞じゃないよ。しかし夕食のだんどり悪すぎ。仲居のおばちゃんは「飲み物は冷蔵庫にありますから」といいながら冷蔵庫の鍵あけ忘れてどっかいっちゃうし、茶碗蒸しのスプーンは最後まで忘れたまんま。ちゃんとやろうよ。娘は初めての旅行ですっかりテンションはハイ。食事中も関係なしで部屋中走り回ってる。そんなこんなで夕飯食べるだけですっかり体力消耗。こうなればもう一回風呂に、それも一人でと思ったがやはり今回も「いっしょにいきたいの!」という娘をほっとけず二人で風呂へ。しかし結局、遊び疲れて眠い娘は入ったとたん「もう、かえるの」と言い出す。「ちょっとだけ、もうちょっとだけ入ってようよ」と必至でお願いしなんとか露天につかるが「でるの!」と叫ぶ娘にせかされ部屋に戻る。ダメだ、こりゃ。で娘、寝てからもう一回入ろうと思ったが部屋戻ったらもう動く気しなくなる。なにはともあれ、寝かせてくれ。


99.7.29
仕事。昨日のけんかはもう忘れよう。ざくっと仕事してあっと言う間に終了。帰りに本屋で「ストレンジディズ4号」と大槻ケンヂ「グミ・チョコレート・パイン グミ編」文庫で購入。なんども言いますが当 HPはストレンジディズサポーターズサイトです。読んでる人「ストレンジディズ」買って下さい。今回はサージェントペパーズのビートルズが表紙です。で帰りの音楽、忌野清志郎「ラフィータフィー」。もともと竹中直人監督、清志郎主演の映画のサントラになるはずだったのが映画が中止になりそのまま清志郎のソロ作として完成に至ったとのこと。しかしその幻の映画、そそられるなぁ。帰って明日からの家族旅行の準備。娘連れての初旅行、どううなることやら。


99.7.28
いつもより30分早く起きて家を出る。今日は会社の展示&商談会を都ホテルに客集めて大々的に行うのだ。しかし今回、大阪、東京と2回やるので首都圏担当の僕としては今日の大阪での会はまぁ練習みたいなもの。適当に以前担当だった九州の客の相手なんぞしてざくっと済ます。でも一日、立ちっぱなしで足が痛い。で6時半終了後、撤去作業行い8時過ぎ解散。当然、帰りの音楽は「テクノ歌謡テイチク編」。展示会よりShi-Shonenのほうが大切に決まってるよね。でもこのテイチク編、Shi-Shonenはもとより細野さん率いるFOEとジェームスブラウンの「SEX MACHINE」とかこれも細野さんの「銀河鉄道の夜」、アーバンダンスに MIKADOなんて聞きごたえ十分。帰って夜、妻とけんか。まぁ他人同士がいっしょに暮らす、また子育てするんだから衝突もありますわなぁ。そんなわけでなんかいらいらして夜、寝つかれず。仕事も家庭も全部捨ててどっかに消えちゃいたいなんて気持ちがふっとよぎる夜もある。寝ていた娘がふっと目を覚まし、俺の顔を見つけむくっと起きて俺の布団に潜り込む。泣けてきた。


99.7.27
今日は昼から展示会の準備なので私服で会社に。ネクタイ締めないだけで気分が全然違う。ネクタイってのはサラリーマンにとって首輪だからな。で午前中、仕事片づけて明日の展示会の為、準備しに都ホテルまで。段ボールと格闘し商品並べる肉体労働。7時終了しさっさと帰る。梅田でタワーに寄り道。忌野清志郎「ラフィータフィー」、テイトウワ「Last Century Modern」そして待ちに待った「テクノ歌謡テイチク編〜ラブリーシンギングサーキット」。ついにあの超がつく名曲Shi-Shonenの「瞳はサンセットグロウ」が初CD化!その他、ノンスタレーベルの音源大放出となれば買わんわけにはいかんですよ。でついでといってはなんだが安野ともこ収録の「テクノ歌謡ポニーキャニオン編〜SOSペンペンコンピュータ」購入。それにしてもやはりShi-Shonenである。僕にとっては思い入れの深すぎるバンド。今を遡ること14年前。細野晴臣主宰のノンスタンダードレーベルからでたアルバム「シンギングサーキット」を聞いた時の衝撃。続いて出た4曲入り12インチ「Do Do Do」が僕にポップミュージックの魔法をかけたのだ。特に「瞳はサンセットグロウ」はこの13年と数カ月、何百回聞いたかわからない。Shi-Shonenは僕にとって初恋のバンドである。まさに早すぎたバンドとしか言いようがないこのバンド(はっきり言ってフリッパーズギターを最初に聞いた時、Shi-Shonenにそっくりじゃないかと思ったもんだ)、どういう形であれ再評価されることは喜ばしいことだ。いや、これをきっかけに本格的再評価が行われるべき。まぁShi-Shonenについては別の形でまとまった文章を書くことにしよう。そんなわけで帰りの電車でいてもたってもいられなくなり、びりびりとビニールを剥いでディスクマンにCDをオンする。く〜、「瞳はサンセットグロウ」が CDで聞ける日がくるなんて。


99.7.26
いつもは寝てる娘が珍しく早起き。会社に行く俺を玄関まで見送ってくれる。頬にキスしてくれた上に「おべんと、もったか。き、つけてな」だって。妻なんか新婚当初こそ玄関まで来てくれてたが今や「いってきます」と言ってもパン食べながら後ろ向いたまま「ん〜」ってだけだもんなぁ。いい娘だなぁ。で仕事。しかし7時過ぎから会議やるかぁ。終わったの9時半だよ。長い会議はたまらん。帰りの音楽「atlantique」フランスの女性ミュージシャン。すっかり忘れてたアルバムだけどめちゃかっこいい。で帰って11時。当然、娘は寝てる。一人飯をくってると布団の中の妻が「今日、ずっこけ3人組にアゴ勇が出てたで!」ってその情報はどう活かせばいいんだよ。


99.7.25
9時起床。のんびり朝食をとり浜大津のオーパまで自転車で買い物。しかし日曜だというのにオーパはがらがら。あっ、メインテナントだったナイキのアウトレットファクトリーが閉店してる。隣りの洋服屋も8月末で閉店しますってんでセールやってる。大丈夫か?オーパ。でたまたま中古盤市やってるが妻も娘もいるのでアナログシングルを一枚、一枚漁るようなことはせず、グッと我慢。ふと目をやるとカリンバが売っていた。・・・購入。高野寛がライブでカリンバの弾き語りやってたの見た後だもんなぁ。買うしかないでしょう。帰って早速遊ぶ。まぁカリンバとはいえ本格的なやつじゃなくて子供向けのちゃんと音階のついたわかりやすいやつなので即弾ける。で娘が寝たのでビデオ「いろもん」ゲスト・浅草キッド。おもろい。30分じゃものたりない。続けて「ガキの使い〜」板尾がロケ中のメンバーにいちゃもんつけ金を要求するという爆笑巨編。笑った、笑った。板尾はこういう演技するとものすごくはまるなぁ。最高。で娘が起きてきたので庭にベビーバス出してプール遊び。水鉄砲で撃ち合いしたりして遊ぶ。で夕食。娘は夜になってるのに庭を見て「プールで遊びたい」と言い出す。なんとかなだめてままごとで許してもらう。


99.7.24
「アッチッチ!アッチッ!」郷ひろみの新曲「GOLD FINGER 99」がブームだ(我が家で)。家族揃って意味なく「アッチッチ」と口ずさんでる。リッキーマーティンの大ヒット曲を強引かつ豪快にカバーしたこの曲。まさに郷ひろみ的で素晴らしい。なんのためらいもなく「アッチッチ!」と歌いきる40男、普通ならバカである。しかしさすがひろみ郷、バカを通り越しもはやかっこいい。日本歌謡史、屈指のバカソングかつ名曲「お嫁サンバ」を大ヒットさせた男だけある。郷ひろみ、かっこいいぜ。で仕事。少しはましになったがまだ絶好調とは言いがたい。こんな土曜に仕事なんて・・・。で仕事ざくっとこなして会社帰り同僚達と入院している上司を見舞いに行く。肺の手術を受けられたばかりで言葉を発するのがかなり辛そう。簡単に見舞って病室を後にする。病院の前においしいと評判の和菓子屋。わらび餅購入する。で帰りタワーに寄り道。佐野元春「だいじょうぶ、と彼女は言った」、オリジナルラブ「冒険王」2枚の12センチシングル購入。帰りの音楽、コーネリアス「THE FIRST QUESTION AWARD」。このファーストアルバムが一番好き。たしかにこれ以降のコーネリアス作品は評価も高いし、おもしろいものではあるんだがどうも手放しに楽しめないのだ。なんというか「マッド」な音ってのはわりかし評価しやすいもので一聴すると「お、お〜」みたいな驚きがあるんだがどうも「計算ずくのマッド」「ファッションとしてのマッド」みたいなものまでが見えてしまってなんか入り込めないんだなぁ。むしろこのポップ全開のファーストアルバムのほうにコーネリアスの真のマッドさを感じるのだが。僕ははっきり言ってノイズ系とかさっぱりわからないしおもしろいとも思わない。僕はひねくれてるからそこまで素直になれないのだ。で帰って鰻の夕食。食後にみんなでわらび餅。しっかり作ってあっておいしい。娘もぱくぱく食べた。で今日もひたすら娘と遊ぶ。今週は娘の話ばっかりで読んでる人にはつまんないだろうがまぁいいか。台所からかぼちゃを持ってきておもちゃの包丁片手に「まっててな、きったげるしな。はんぶんこしてたべような」と娘。いつも自分がご飯の時してるエプロンを俺につけて「ちょっとまっててな」だって。世話焼きになりそうだなぁ。


99.7.23
仕事。今日もまだ調子悪い。鼻が詰まって口で息するからかのどが乾いてなんだか痛い。駅でリアルゴールド飲んで電車に飛び乗る。仕事中も喉は痛いし頭も重い。そんな中、会議したりでますます調子悪い。ほんとは今日、仕事後ゴルフに行く予定であったが調子戻らないのでキャンセル。会社のそばの薬局で薬買う。薬局の親父が「疲れてるんならこれを」となんか強壮剤みたいなのをカプセルに詰めて水といっしょに差し出す。とりあえずその場で飲む。「これは効く!」と自己暗示にかけ帰りの電車に乗り込む。車中で小林信彦「和菓子屋の息子〜ある自伝的試み」読了。九代続く老舗の和菓子屋に生まれ十代目になるはずだった氏が戦前戦後を通じて失われていく東京下町と下町の商家の暮らしぶりを描く。特に後半おもしろく、しんどいながら読まずにはいれなかった。空襲によって一気に消滅した下町、疎開先にいた小林少年は「焼けていく町」を目撃していない。それ故に<そこで奇妙な錯覚が生じる。-あの町はいまだにどこかに存在しているのではないか?ぼくが生きているこの醜くつまらない世界とは別に、あの町はひっそりと営みをつづけてるのではないか?>との思いを持つ。ここ数年、氏は失われた「東京」という町を様々な試みで描いている。この徹底した町へのこだわりの原点を垣間みる作品。感動しました。で帰りの音楽、サラダ「ミート・ザ・サラダ」。これもほとんど評価されてないアルバムだけどめちゃめちゃいい曲揃いの名盤。埋もれさしたままってのは実に残念。帰ると珍しく娘はもう寝ていた。風呂入って娘の横で即寝る。


99.7.22
振替休日で休み。9時前に起きてみんなで市営プールに出かける。そんなに大きなプールではないが安いし近いし子供連れて行くにはちょうどいい。今年初泳ぎ。娘は最初怖がってなかなか入ろうとしなかったがいざ入ってみるとよっぽど楽しいのか笑いっぱなし。妻と交互で娘を抱いてぷかぷかと水と戯れる。実にいい気持ちだ。一時間半ほど遊んで出る。「またいこなー」と娘。昼からバイトの妻を送り届け娘とドライブスルーでポテト買って帰る。二人で昼食とり遊ぶ。すぐ昼寝するかなと思ったがなかなかそううはいかない。カーネーションのライビデオ見ながらままごと遊び。庭で水遊びしたりひとしきり遊んで娘はバナナくわえたままソファーで寝てしまった。布団に娘を寝かして寝るのも惜しいからコンピューターに向かい遅々として進まぬHPリニューアル作業などを。で娘が起きたところで妻を迎えに行く。妻の仕事が終わるまで娘と公園へ。すべり台やブランコで遊ぶ。しかしわずか30分ほどで蚊にさされまくった。痒い。で妻も仕事終了、皆で帰る。しかし昨日暑かったから布団かぶらずに寝てそのうえ今日プールにいったもんだからなんだか鼻水が出る。なんとなく頭も重くどうやら風邪をひいたみたい。なんとなく調子悪く寝る。


99.7.21
仕事。しかし暑くなった。朝、駅までの道のりでじとっと汗ばんでる。で今日も働く。帰りタワーでも寄ろうかと思ったが休みだった。まぁ行ったところで何を買うってわけではないんだが。帰りの音楽、砂原良徳「TAKE OFF AND LANDING」。この人の作る音楽にはなんというかワクワク感があっていい。帰ってご飯食べて娘と遊んで今日も一日終わり。


99.7.20
7時半起床。朝からバイトの妻を車で送って今日は一人の休日。まず部屋の掃除を久々にする。いたるところに散乱したCDをアイウエオ順に棚に並べる。結婚したとき大きなCD棚買ったんだがもはやぱんぱんだ。完全にはみ出ている。本棚も同じくでかなり押入、物置にしまったのだがこっちも完全にはみ出している。書庫が欲しいよ。作りつけの本棚やCD棚があってびしっときれいに並べたら最高だろうな。僕は昔から例えばマンガ本を一巻からきれいに順に並べてそれを眺めるのが好きだった。好きな作家の文庫本を一冊、一冊揃えて読むよりもまずきれいに並べて眺める。好きなアーティストのCDをファーストから順に並べて眺める。それが好きなのだ。結婚して部屋に通販で買った天井まで届く棚を3列並べ、そこにCDをレコード屋みたくアイウエオ順に並べた時、めちゃくちゃ嬉しかった。一種のフェチなんだろうか?で一時間ばかり汗だくになり掃除して一服。なんとなくネットサーフィンしてるうちにもう昼。カレーピラフ作って食べる。しかしカレーピラフだけはどうしてもうまく作れない。カレー粉まぶしてもなんか口先が辛いだけでどうも深みがないのだ。誰かうまく作る方法教えて。でBSで演芸番組。ものまね芸人の特集。ぐいぐい客を乗せていく堺すすむに感動。客とのコール&レスポンスが素晴らしい。全くダレさせない完璧な演芸。後、冷蔵庫や掃除機を擬人化したものまねを披露したターボーがおもしろかった。で出かけようかとも思ったがなんとなくコンピューターに向かっていろいろ文章書いてるうちに3時前。お米洗って炊飯器のタイマーセットし実家まで娘を迎えにいく。娘は朝からじいさん、ばあさんと動物園に行っていたらしい。「おっきいのいたなー」と喋ってる。家にでっかいコンピューターがあった。兄貴が買ったソニーのバイオだ。全く弟は家族抱えてローン払いつつ3年も前にわずか10万で買ったコンピューターまだ使ってるというのになんとうらやましい。全く借金だらけのくせに気楽なもんだよ。・・うらやましすぎるぜ、独身貴族。でテレビでNHKファミリーコンサート。あゆみ、けんたろうの旧おにいさん、おねえさんとりょうこ、の新おにいさん、おねえさんがそろい踏み。ちかおねえさんまで久々の登場。ウルトラ兄弟勢揃いみたいな豪華さ。あゆみ、りょうこの新旧おねえさん対決はやはり隠しようのないフェロモンを振りまくあゆみお姉さんの貫禄勝ち。で終わったところで娘といっしょに帰る。後部座席のベビーシートに座らせて車走らせるとわずか2分ほどで寝てしまった。そのまま妻を迎えに行って家に。なんだかんだのせられて結局夕飯も俺が作ってる。でご飯食べて、風呂入って娘と遊んでといういつものコース。すっかりつかれて10時には寝る。


99.7.19
仕事。休み明けの休み前だけあってめちゃめちゃ多忙。まぁいろいろとあってなかなかにおもしろくない一日を過ごす。仕事ってそんなもんなんだよなぁ。で帰り本屋でみうらじゅんの新刊本「いつも心にジージャンを」購入。考えたらもう10年以上、氏の仕事を追いかけてる。で帰りの音楽、DLプロジェクト「transit lounge」。気持ちいい。で今日はじいさん、ばあさんの熱いラブコールに応えるべく娘は実家にお泊まり。ごはん食べて妻とぼーっとテレビ。ドラマ「女医」見る。中谷美紀と松田美由紀の演技バトルは松田美由紀の貫禄勝ちってとこですな。新聞で漫画家・森安なおや氏の死を知る。5月の終わりアパートで一人、ひっそりと死んでいたらしい。トキワ荘の愛すべき脱落者・森安氏のことに興味持ったのはそんな前のことではない。手塚治虫が死に、藤子F不二雄が死んで彼らにまつわる本を数冊読んだ。市川準監督の「トキワ荘の青春」にひどく感動したこともありトキワ荘関連の本も5.6冊読んだだろうか。その中で一際目立った存在がこの唯一の脱落者である森安氏だった。映画では古田新太氏が好演していた。いい加減で破天荒でそのくせトキワ荘一の抒情派でロマンティスト。石森章太郎や藤子不二雄Aが書いたトキワ荘についての著作にも氏の逸話がたくさん記されている。彼らにとって森安氏こそがトキワ荘の思い出だったんじゃないだろうか。冥福を祈る。


99.7.18
9時起床。妻は先週、親不知を抜いたのが元で昨日に引き続きダウン。歯と頭が痛いと寝込む。そんなわけで今日も娘とひたすら遊ぶ。あいにくの雨で散歩にも行けないから家の中で。しかし娘はまったくじっとしていない。部屋中を駆け回り、歌ったり踊ったり。「とうちゃんも、おいで」「とうちゃんも、やってみー」といろいろ付きあわさせられる。雨が少しやんだので庭に出て体操したり相撲したり。狭い庭だが娘が遊ぶには丁度いいのだ。だんごむしを見つけて「これはなにー」と娘。こうして一つ一つ世界を知っていくのだなぁ。雨がまた降り出したので部屋に戻る。妻のためにおかゆ。ついでに娘の分も作って食べさせる。あんまりごはん食べない娘だが気に入ったのか全部食べた。娘は昼寝すらせず、あっちの部屋からこっちの部屋。居間に散乱したおもちゃを自分で片づけながら「まっててなー」。片づいた部屋の真ん中で一人踊り出す。ソファーに座ってると「とうちゃんもやってみー」。娘を真似て踊ると「ちがうのー、みてみー」とダメ出し。結局最後までOKは出なかった。それにしても娘はタフだ。鏡の前で妻のネックレスをつけてみたり、カバンにおもちゃいれて帽子かぶって「おでかけするのー」などなど。俺がそばで見ててないといやで俺がトイレに行くわずかな間で「さおちゃんもいくのー」と泣き出す。夕方になって「母と子のテレビタイム」見せてそのあいだに夕食作る。冷しゃぶに冷や奴。妻もなんとか起き出してきたので皆で夕飯。あまり肉は食べない娘が「おいしーねー」と冷しゃぶをぱくぱく。小さい子にご飯食べさすのって一苦労なんだよね。おやつばっかり食べて肝心のご飯はなかなか食べてくれない。だからこうして食べてくれると凄くうれしいのだ。で娘といっしょに風呂入る。しかしこの2日ひたすら娘とべったり。で寝床で妻が娘に聞く「さおちゃんは誰が好き?」娘は「とうちゃん!」と即答。「とうちゃんがすきのー、とうちゃんがいいのー」と言う娘に思わずガッツポーズ。思いきり抱きしめる。この一言で全てはOKなのである。さらに「かあちゃんは?」と聞く妻にニターっと笑って「かあちゃんはきらい」だって。全く茶目っ気たっぷりなんだから。


99.7.17
9時、娘とともに起床。暑くてなんとなく朝からぼーっとしてしまう。娘と遊びつつ部屋でレコード。BOXのシングル盤「Temptation Girl」は何度聞いても心躍る。Shi-Shonenの4曲入り「Do Do Do」はもう10年以上前に出たアルバムだがいまだにこだわってるアルバム。 このアルバムをなんとかCD化したいものだ。リアルフィッシュがサザンの桑田氏をラッパーとして迎えた異色作「ジャンクビート東京」はJラップ(いやな呼び方だ)初期の快作。ドラゴンアッシュとか聞いてる若い子たちは10年以上前に作られたこの曲を聞いたらどう思うかな?通販で妻が買ってくれた大判マガジンラックが届いたので早速組み立てる。ほんと、収納には苦労する。増え続けるCDに本。捨てたり、売ったりはどうしてもできない質なので減ることはないんだから困ったもんだ。で駅前の旅行代理店まで皆で散歩がてら旅行の予約に行く。娘連れての旅行は初めてなのでどうなることか。で県庁の辺りで遊んで家に帰る。昨日買ってきた永楽製麺のちぢれ麺でラーメン作り昼食。なかなかおいしい。でリニューアルオープンした近くの生協まで買い物。それにしても暑い。アイスクリームを買って帰る。妻は頭が痛いとかで寝てしまったのでひたすら娘と遊ぶ。タフな娘に振り回されへとへと。夕方になり自転車に娘乗せパルコまで。タワーでピチカート・ファイヴ「nonstop to tokyo e.p.」とクラムボンのセカンドマキシシングル「パンと蜜をめしあがれ」購入。娘と二人、楽器屋とか時計屋とか覗き、妻への頭痛薬買って湖岸抜けて帰る。で次は夕食の準備。筑前煮にきゅうりの酢の物、昼に残ったラーメンスープを利用して水餃子のスープ。しかし休日のほうがハードじゃないか、俺。


99.7.16
最終日。8時半にホテル出て商談。走りながらセブンイレブンのコロッケパンの朝食。ラジオからはえのきどいちろう。おもしろい。「一応、やるだけのことはやってま〜す」というジングルの力の抜け具合が素晴らしい。この「力の抜け具合」を習得したいと真剣に思う。暑いのでざるそばの昼食。ラジオから郷ひろみの新曲。カバー曲なんだがなんともおかしくて一人車内で爆笑。あと冠二郎の新曲。いったいどこ狙ってるんだ?という微妙な空回り具合がなんとも。で商談終了しやっと出張終わり。新幹線の時間まで1時間ばかり空いたので駅前のビックカメラ覗く。 MD付きのコンポ欲しくて物色。かなり安くなってるのだが、アナログプレーヤーが繋げて、そこそこ音も良くて、あんまりスペースとらなくてとか考えると結局10万以上の機種になってしまう。候補はパイオニアのFILLなんだがちょっと予算オーバーなんだよねぇ。で崎陽軒の新発売「カツカレー弁当」買って新幹線に乗り込む。レトルトのカレーソースが付いててこれをカツにかけて食べるんだがなかなかに美味。で大津着。久々に娘と対面。娘はキスで出迎えてくれた。いっしょにお風呂入って寝るまで遊ぶ。