2001年8月上・下旬
「ある光」

8月。
なんかあっという間に。
しかし今年はやけに暑いなぁ。
寝苦しい夜が続く。
クーラーのタイマーが切れるたびに目がさめてしまう。


朝から、肝臓の検査に大津市民病院まで。
今日はエコー撮影。
お腹にゼリー状のものを塗られマイクのようなものをお腹に当てて肝臓を撮影。
医学は進化してるなぁ。
で結果は単なる脂肪肝。
ま、運動不足ってことだね。
で昼から会社出て仕事。


週末。
またまたT先輩らと野洲駅前で飲む。
ここんとこ毎週だな。
やっぱり閉
店の11時まで飲み、やっぱりそのままもう一軒。
でやっぱり閉店1時まで。
で深夜の帰宅。


久々の土曜休日。
家族で山科のプールへ。
さすが夏休みということで人も多い。
ここのプールはビルの最上階にあってドーム型の屋根は普段は閉まってるんだけど、今日は全開。
実に気持ちいい。
ひとしきり泳いで、テラスで少し休んで、ジャグジーに浸かって、日頃の疲れを取る。


日曜。
大津の琵琶湖岸で「なぎさエコパーク」なるイベントをやってて、その中でゴンチチのライブがあるのだが、ボランティアで湖岸のごみ拾いを手伝ったらそのライブのチケットがもらえるっつー情報を聞きつけ、朝一から家族でごみ拾い。
花火の残骸やたばこの吸殻などなど案外あるものだなぁ。
1時間ばかりかけて、ごみ袋いっぱいのごみ拾いしてチケットゲット。
なかなかすがすがしい気分。
そのまま自転車で湖岸を少しうろうろしてパルコにできたスターバックスコーヒーで一服。
スターバックス、実は始めて。
コーヒーフラペチーノ、冷たくておいしい。
で家帰って、取り貯めたビデオ見たり、うたた寝したり。
で夕方、ゴンチチのライブ見に自転車で湖岸の特設ステージへ。
琵琶湖からの涼風がかなり気持ちいい。
ゴンチチのライブは久々だなぁ。4、5年ぶりじゃなかろうか。
珍しくビールなんぞを飲みながら開演を待つ。
でライブスタート。
琵琶湖岸、時刻は夕方、最高のシュチエーション。
音楽も緩やかなグルーヴで最高に気持ちいい。
チチ松村氏も「最高ですね〜」を連発してた。
バンドもベース・渡辺等、ドラム・楠均、キーボード・清水一登とベストメンバー。
日が沈み、ゆっくりと夜がやってくる。
ずっとこのままで、いつまでもこの時間が続けばいいとすら思った。
ふと横見るとよっぽど気持ち良かったのか、たんに昼間遊びすぎたのか娘はすやすやと眠っている。
いい夜だった。


後輩の送別会に参加。
なんかここんとこ毎月だな。
会社と個人のありかたなんつーことを考える
。いろいろと思うとこありだが辛気臭い話はやめだ。
そう楽しく生きていこうじゃないか。
光のさす方へ向かえ。


ネットで注文していた朝日美穂、直枝政広による「TRIBUTE TO YASUYUKI OKAMURA EP」アナログとCDが届く。
ジャケットは江口寿史。
あいかわらずいい絵だね。
直枝&ブラウンノーズの男気溢れる「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」が最高。


THE BEARTNIKS待望の新作「M.R.I.」購入。
ソロライブなどでも披露されていた鈴木慶一の「Dohro Niwa」が圧巻。


名古屋から久々に帰ってきた友人Uと野洲駅前の飲み屋で飲む。
ゆっくり話するのは1年ぶりぐらい。
いろいろと話。
今日、彼から発せられたキーワードは「努力」。
相変わらずおもしろいなぁ。
我慢しないことがへんにもてはやされてる時代にあえて「努力」か。
昔からUと話してるといろんな発見がある。
帰りはドライブがてらTHE BEARTNIKS聞きながらUを家まで送る。
Uと出会ってもう10年以上。
あの頃から比べて、今の俺達はきっといい方向に向かってるよなぁ。
なぁ、どう思うよ。


ミュージシャン鈴木惣一郎氏の「モンド君日記」読む。
2000年春に彼が書いてるこんな文章
「あたりまえのストーリーを、ふつうの生活、生きることの光の部分を、今、こんな殺伐とした今、影の部分ばかりマスコミが報道し、エンターティメント化している2000年の今、光を知りたいのだ。青臭いか。」に深く共感。
僕も真剣にそう思う。


小沢健二の残したシングル「ある光」を思い出す。
「見せてくれ/街に棲む音/メロディ/見せてくれ/心の中にある光」


闇に言い訳を求めるのはもうやめて、光の射すほうへ向かおう。


ところでチョレギサラダってなんや?


15年使っていた白いフェルナンデスのストラトをリサイクルショップ・ハードオフに売る。
1000円也。
ま、ぼろぼろだったし、もともとが中古だったからね。
で代わりにアンプ内蔵のギターZO-3購入。
これでしばらく遊べるな。


世間じゃ9連休だとか11連休だとか凄いことになってるらしい盆休み。
俺はというと休日出勤ばかりで単なる2連休。
とりあえず家族のリクエストで鶴見のスヌーピータウン行って1日。
もう1日は娘とプール。
でこのたった2日の休日を最後に怒濤の日々が始まる。


友人Mから呼び出しあり、飲む。
いろいろハードな話。
たまには飲んで愚痴るのもいいじゃないか。
仕事も家庭もくそくらえ!なんてほんとに思ってるわけでもないがそんな気になることもあるのさ。
昭和のいる・こいる師匠も言っている「そんなもんだよ、しょうがない。」


で8月後半の日記はただ一言「仕事」。
14日を最後に一日どころか半日の休みもなく連日連夜の大仕事。
たまに早く終わっても会社一のタフガイT先輩とともに野洲駅前で軽く一杯のつもりが・・・。
まさにハードコアな日々。


ほんとにもう笑えないぐらいのハードディが続く。
土曜も日曜もなく働き続けてもはや曜日感覚もなし。


しょうがないので生き帰りの車の中で聞いた音楽の数々を挙げとこう。
岡村靖幸「OH!ベスト」
インスタントシトロン「LITTLE GANG OF THE UNIVERSE」
Fred astaire「steppin' out」
PREFAB SPROUT「38 carat collection」
杉真理「POP MUSIC」
忌野清志郎「119」
エブリシングプレイ「ルールーモナムール」
福間未紗「Drops will kiss」
空気公団「融」
サラダ「ミート・ザ・サラダ」
jellyfish「jellyfish sensation」
高野寛「Ride on tide」
桜井秀俊「INTERIOR」
原田知世「a day of my life」
フェアチャイルド「ギミックス」
鈴木さえ子「科学と神秘」「緑の法則」
夏木マリ「gorilla」

音楽という光が生きる支えになることもあるのだ。


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引き続きお楽しみください。