今年の春、次男が小学校に入学しました。
昨年は長男と、2年続きのめでたい話です。
入学に際して昨年と違ったのは、新任の校長先生であったことです。
私も入学式に参列させてもらい学校の空気を吸って懐かしさがこみ上げていた時でした。
校長先生の祝辞になり、話の途中にでなんと校長先生が歌を歌いだしたのです。
それは、昔懐かしいヤンマーディーゼル提供のお天気予報の番組に流れる、あのメロディーでした。
「僕の名前はヤン坊、僕の名前はマー坊、二人あわせてヤンマーだー君と僕とでヤンマーだ・・・」
これを元歌にして替え歌を歌ったのである。
「僕の名前は○○ちゃん、僕の名前は小ちゃん、二人あわせて○○小だー君と僕とで○○小だ・・・」
と二人合わせれば○○小学校となるように歌詞を変えていた。
保護者からは、笑いが漏れてきたが笑いを我慢していたかたも多くいた。
私も、学校の「式」と名のつく場所でしかも祝辞の最中に校長先生が歌を歌いだすなどは初めてであった。

おまけに1年生の担任紹介を、自作の似顔絵紙芝居でやりだしたのだった。
デフォルメされたその似顔絵に、新入生在校生一同が笑いの声を上げた。
私もユニークな校長先生だなぁ〜〜と好感が持てた。


そして先日、1年生の学年懇談会があった。
私が帰宅するなり家内が興奮した口調で今日の懇談会の話を私にし始めた。

懇談会の途中校長先生の話になり校長先生が開口一番に。
「いやーいい歌があるんですよ。子供達にはこんな風に教育したいて思うんですよ。」
「歌いますから聞いてくださいね。」と言うや否や後ろに置いてあったギターを抱え、自分で演奏して歌いだした。
あっけに取られる保護者や、漏れ笑いする保護者を尻目に校長先生は歌いだした。


花屋の店先に並んだ いろんな花を見ていた。
ひとそれぞれ好みはあるけど。

どれもみんなきれいだね。
この中で誰が一番だなんて、争うことをしないで
バケツの中誇らしげにしゃんと胸を張っている。

それなのに僕ら人間は、どうしてこうも比べたがる?
一人一人違うのに、その中で一番になりたがる?

歌が終わったとたんに大拍手が起こったそうである。