左から、伊藤・林・福家・氷室・勝原・若原・渡辺・都留・田中・・田仲・青木・美坂


関西二八会の最初が2003年なので、もう20年飽きもせず続けてるはさておき、待ち合わせの叡山電鉄の修学院駅で無事に12名集合となる。今回の初参加は伊勢からみえた田中(沼田)さん3時間ご苦労様です、関西以外では関東から氷室さん、九州からは渡辺美子さんと林さん。そのまま安土桃山時代から続いている「平八茶屋」へと向かう、入り口からしてまごうことなき料亭だこれは、いままでずーーーと貧乏宴会を繰り返してきた関西ニ八会、たまには贅沢しようやないかと昼懐石の8250円に果敢にチャレンジ。

おかみと若おかみの2回の挨拶をはさんで、前菜、造り、吸物、炊合、焼物、揚物、酢物、麦飯とろろ汁、香物を2時間にわたって堪能、その間に少しだけの雨模様。マダムが9人もいるとようしゃべることしゃべること、玄関と門のところで集合写真を若おかみにとっていただき、紅葉見物の為一乗寺へバスで移動、ここで時間がない渡辺さんはそのまま京都駅へ向かう。

 一乗寺下り松でバスを降りて、坂を登ってゆく、途中に「宮本武蔵決闘の地」の石碑がありここで武蔵は吉岡一門との決闘に及んで、12歳の嫡男を切り捨て吉岡一門の刃を切り抜けて勝利した場所である。ここから更に登って石川丈山が造園した「詩仙堂」へと向かう、部屋からみえる紅葉そして見事な3段になった庭をめぐる、途中には丈山が考案したとされる鹿おどしもある、そこで偶然少しの雨がもたらした素敵な虹に出合った。

 次に向かったのは「圓光寺」である、枯山水の奔龍庭と十牛の庭をとおって方丈へ、その前にはかすかな金属音の水琴窟がある。靴をぬいで上がり、まだ赤が十分濃くないがまったりと紅葉見物の時を過ごす。圓光寺さんは事前予約が必要なので、込み合うことなくゆっくりと見物ができる。

 さあ次はビールだ、バスに乗り込むと平日にも関わらず満タンで揺られながら30分かけて四条河原町へ、ここで用事のある田仲さんはサヨナラ、安土桃山には負けるが70年の歴史をほこるビアレストランミュンヘンへと、ラッキー個室でゆったりと色んなビールやワインやコーヒーにピザ唐揚げガーリックシュリンプに話が弾み、福家さんがゴルフでホールインワン達成の報告、青木君も104打で優勝してショートホールでパーを3つもとってたことも判明など、あっというまの2時間でお別れとなる。

今回、40分行列でやっとゲットのふたば餅の氷室さん、クリスマスチョコの若原さん、正倉院クリアファイルの都留さん、直島黒糖グラッセの勝原さんからと色々いただいた。いつもながら楽しい時間を過ごせて、ちょっと若返った気にさせてくれる二八の集まりであった。
皿の上にふたば大福

下記は事前配布資料です。