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美具久留御魂神社

鎮座地 富田林市宮町3−2053


美具久留御魂神社本殿
美具久留御魂神社下拝殿

8月の始めに美具久留御魂神社の禰宜様から電話がかかった。
以前あったときに美具久留御魂神社の対面に二上山が見える。その二上山の雄岳雌岳の間から朝日の昇る日はいつかと聞いた返事だった。
禰宜様の返事には9月5日6日ぐらいだと言うことである。
但し、曇っていたり雨だと見ることが出来ません。とのことだった。
大阪のこの夏は夏日28日連続という観測史の連続日を更新したとか、4時に起きて出発。
今日(9月5日)も雲一つなく三日月(月齢26.04)の綺麗なこと。
今日の月は有明月(夜明け(有明)の空に昇る月で、”暁月”ともいう。本来は十六夜以降の月の総称。)
美具久留御魂神社の歴史は古く神体山を有する古社である。
河内明日香(近つ明日香)では二上山は日の出山。奈良の明日香(遠つ明日香)から見れば日の沈む山で、日の出山は三輪山。
二上山から西に位置する美具久留御魂神社の神体山の山頂には4基の古墳がある。
古代の人はこの山を如何に思い美具久留御魂神社の神々を祀ったのであろうか。
1年に2度二上山に昇った朝日が美具久留御魂神社の社殿に差し込む。
これは何を意味するのか分からないが、ただただこの数分の光の幽玄さに見とれた。
平成22年9月5日(日)記


 
参道から二上山の日の出を望む(平成22年9月5日午前5時51分)




 
日の出前の二上山
下拝殿前の参道から見る二上山からの日の出
下拝殿から上拝殿に通ずる階段
朝日を受ける本殿と上拝殿
下の拝殿から望む二上山と日の出

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