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美保神社(みほじんじゃ)

御祭神
三穂津姫命(みほつひめのみこと)
事代主神(ことしろぬしのかみ)

鎮座地 島根県八束郡美保関町

      
美保神社
美保神社社殿

4月7日は美保神社の青柴垣(あおふしがき)神事の御船の行事が行われる日。
事代主神は、布忍神社のご祭神の一柱でもあります。
この神社に一度は参拝しなけらばならないと思いながら月日ばかり過ぎていきました。
やっとこの度、参拝できる機会に恵まれたのです。しかし、7日が日曜日と重なり翌日の8日に参拝と成ったのです。
大阪からは高速道路も整備され思いのほか早く美保関に着きました。
そこには、昨日の祭りの匂いが残っていたのです。

美保神社

美保神社

美保神社横の路地

この青柴垣神事は、神の死を示したもので、全ての生き物が活動を始める春に、冬の間隠れていた神霊の復活を図り、この神霊を海の彼方か迎えて様ようなことを願うものと一般的に解釈されています。
美保神社はえびす様の総本宮と称されるのは事代主の神が福をもたらす神ですが、「事代主」から示すように「事知主」ようするに現代風に言うと情報の神といえるのかも知れません。
的確な情報を得ることが、今の時代でも福を招くためには重要なことには変わりないのです。
大国主神の国譲りも息子の事代主神の英知によるだったのかもしれません。
今とは様子も違っていたでろうが、古代に於いて島根半島の東の端に位置する美保関にこのような荘厳な神社が建立されたことに驚くばかりである。
又一方西の端には、出雲(杵築)大社や日御碕(ひのみさき)神社が鎮座している。
古代の出雲の国は一体どの様な様相をしていたのであろうかと思う。
(平成14年4月8日参拝)

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