ページに戻る   

気多(けた)大社  

鎮座地 石川県羽咋市寺家町

気多大社参道
神門
気多大社参道・神門

気多大社拝殿
気多大社拝殿

気多大社略記

大木

気多大社にはいらずの森があり又、数多くの大木があります。

気多大社本殿と元神宮寺正覚寺の位置関係が興味深いものがあります。

正覚寺

「気」と言うものに最近興味を持って居ます。気を「き」と発音すべきか「け」と発音すべきか考えているのです。
北陸地方に気比(けひ)大社並びに気多(けた)大社あります。それでは今回気多大社に行ってみようと2月18日19日出かけました。
あいにく寒波襲来、まあ良いかと出かけた次第です。
気を英訳するとenergyとなるわけですが、何か発見できないかと気もそぞろに新大阪からサンダーバード号に乗り一路北陸路に向かったのです。
能登という地名を一時期考えたことがあります。「の」と言う音を古代人はどうも未知なもの・未開のもに対して発したように思われます。「と」はものとものとの境に於ける入り口ではないかと思うのです。
日本地図を見て日本海に突き出ている半島で能登半島が一番大きく、他のものは能登半島から比べると小さなものばかりです。この事から古代人は能登半島のことを未知への入り口と思ったのではないかと、そこで未知な物を表す音の「の」と、入り口の「と」を合わせ「のと」呼んだのではないかと思いました。
鳥居「とりい」というものが神社にあります。これは「と」という聖なる場所と俗なる場所の入り口であり、「と」に入る所ではないかと思います。
ちなみに、輪島の駅で駅名の下に次はシベリヤと書いてあったのを見て驚きましたがね。

輪島駅

羽咋駅に下車したのですがあいにくの雨、気多大社までタクシーで行くこと20分あまり、考えていた以上に大きな社務所、やはり能登一の宮だけはあると思いました。
入らずの森の前に鎮座する豪壮な社、やはり此処は気の鎮まる場所かと思いながら、参拝。
神社の配置図を見たとき、元神宮寺正覚寺の配置を見たとき驚きました。上記図のように正覚寺は気多大社の本殿に向かって建っていたのです。
明治以前、神社仏閣は千年近くお互いが関わって存在してきたのです。嘆かわしくも、明治に於ける神仏分離・廃仏毀釈を経ることにより、関わりを途絶えました。全国にはこの事によって宗教が亡くなってしまった数多くの場所があります。それを見るに付け心痛む思いがするのです。
しかし此処にはかろうじてまだしも、神仏の関わりを見て心の安堵を感じました。
気を用いた言葉集
気が合う・気がある・気がいい・気が移る・気が多い・気が大きい・気が置けない・気が重い・気が勝つ・気が利く・気が気でない・気が差す・気が知れない・気が進まない・気が済む・気がする・気が急く・気が高ぶる・・気が立つ・気が小さい・気が散る・・・・・後は辞書を見て自分で探して下さい。
気を良くする・・・思い通りになって良い気持ちになる。  
気を悪くする・・・ふゆかいな気分になる。機嫌を悪くする。
らしです、皆様、気を良くしましょう。

元に戻る