ページに戻る     


多田神社

鎮座地 兵庫県川西市多田院多田所町1−1

御神橋より望む多田神社
御神橋より神社を望む

猪名川 猪名川の鷺
神社の前を流れる猪名川と川面にたたずむ鷺

随神門を望む
随神門より参拝する

大阪に生まれ育ちながらも、大阪のことを知らない事が余りにも多いことを、この頃感じます。
源氏と言えば何か鎌倉のことで、関東に関係深く関西に余り関係ないように思ってしまいます。
しかし、
源満仲(みつなか)は摂津の国多田に住み多田源氏の祖であり。弓術に優れ大江山の酒呑童子(しゅてんどうじ)退治の伝説で有名な、満仲の長男源頼光(よりみつ)。この親子は、大阪弁を喋っていたでしょう。
また、
満仲の三男頼信(よりのぶ)は河内の国壺井(現大阪府羽曳野市)に住み河内源氏の祖となり、頼義(よりよし)、八幡太郎と号した義家(よしいえ)などは、河内弁を喋っていたかもしれません。
多田神社には源満仲 頼光両公の御廟があり、壺井八幡宮近くに源頼信 頼義 義家三公の御廟があります。
この様なことを知ると、源氏が何か近くに感ぜられ親しみを感じてしまいます。
私は、多田の地に10数年ぶりに来て川西市の発展ぶりに驚きましたが、多田神社の前の猪名川に架かる朱塗りの橋を渡り、階段を上り境内に足を踏み入れたとき歴史の重さを感じました。
 平成10年2月15日記

日本最初のサイダー発祥の地
平野鉱泉
兵庫県川西市は日本最初のサイダー発祥の地です「三ツ矢サイダー」の三ツ矢は、多田神社の御祭神であります源満仲公の伝承によるものです。
この地より湧き出る平野鉱泉を明治14年、飲料用として「平野水」の名でビン詰めして発売されました。
これが日本最初のサイダーといわれ、後に加工され「三ツ矢サイダー」となります。

ページに戻る