nunose@ares.eonet.ne.jp      

新海三社神社

長野県南佐久郡臼田町大字田口

新海三社神社

参道より拝殿を望む


 
新海三社神社境内地図

境内見取り図


 
本殿 東本殿

西本殿・中本殿 並びに東本殿 後ろに三重の塔が見える

 新海三社神社三重塔   

新海三社神社三重の塔

    

古社巡り歩いていて時折150年余り前は、いったいどの様な風景だったろうかと考えることがあります。そこには庶民の匂いと共に宗教が息づき、宗教的儀式が営まれて居たことでしょう。
また、一方では封建的制度の中での庶民は、虐げられていた事でしょう。
権力による一部特権階級が聖域の中で渦巻いていたかもしれません。
明治という時代を迎えたとき、神仏分離・廃仏毀釈によって私たちは、沢山の大切なものを失いました。それは、物質的なものだけではなく、精神的なものをも無くしたように思います。
静かな境内を歩き本殿に参拝してふと思ったことです。
日本に五稜郭が2つある
臼田町に龍岡城(五稜郭)があります。北海道函館とともに前項に2つあります。
慶応3年、藩主松平乗謨(のりかた)によって、フランス・リール市の五稜郭を模して築城された様式五稜郭です。
周囲は石垣と土塁がほぼ完全な形で残っていますが、建築物としては当時の台所だけが残っています。
ほとんどの皆様は、五稜郭が2つあって、その1つが長野県の臼田町にあることを知らないと思います。
地元の人たちは色々なことを教えてくれます。おらが町のおらが文化を。
素晴らしいことです。

五稜郭全景の写真は失敗しましたのでパンフレットの写真を載せます。


ページにもどる