イチハラヒロコ恋みくじ日記

平成17年 酉年 (2005年)

イチハラヒロコ恋みくじ





12月10日(土)
今日熊本から山崎菅原神社の宮司さんが来てくれました。
今年から「イチハラヒロコ恋みくじ」を九州で置いて下さいました。
素晴らしい宮司さんです。
九州は熊本市の熊本城の近くに鎮座する神社です。
機会があって近所に行かれることがあれば立ち寄って「イチハラヒロコ恋みくじ」を引いて下さい。
そうして、若い宮司さんに会って下さい。
熊本の素晴らしい情報を教えて貰えばいかがでしょうか。
今年も余すところ20日余りです。
お体大切に。
10月22日(土)
朝から小雨が降る。
昨日の天気予報が当たれば、この雨がやむと木枯らし一号が吹くことになる。
今年は暑かったね。じゃなく。今年も暑かったねと言う方がよいかもしれない。
今し方、広島からご夫婦がこのみくじを目当てに来られた。
楽しそうなご夫婦である。
奥様は引いたみくじを見て「納得」と一言。
ご主人は36番のみくじを引く。「これをどのように考えればいいのだろう」と頭を抱えておられた。
本当に遠いところから来てくださって有り難うございます。
又機会が有ればお参りに来てください。
体を大切に!
9月13日(火)
今日は残暑厳しいです。
一日一日本当に早く過ぎていきます。
この前に境内を通り抜けていく中学生に「おはよう。二学期が始まったね」と、声を掛けていたと持っていたのに、もう既にその九月も半ばとなってしまいました。
来年の正月までもう100日余りとなりました。
イチハラヒロコ恋みくじパワーは凄いです。
とうとう8月には沖縄から二人の女性がこのみくじを引きに来ました。
これで北海道から沖縄まで総てからこのみくじを引きに来たことになります。
この沖縄の人も、次の日に京都に行って「一日舞子ハン」に成るとかでした。
たいそう可愛い舞子ハンになった事でしょう。
因みに関西に来たのは、イチハラヒロコ恋みくじが目当てだったそうです。
本当に嬉しい限りです。
8月14日(日)
朝か小雨が降る。
連日続いている夏日も少しは和らいでいるような気がする。
日曜日には、この恋みくじを引きに来る人が結構多い。
今日もそうだろうと、神社の受付に座っているが、雨のせいかいつものように多くはなかった。
そのような中、名古屋から来た女性がいた。
彼女は来て早々何故か目を潤ませた。
私は良いみくじが出ますようにと願うのに神様は非情なものである。
それなりのみくじが出るや、またしても彼女の目から涙。
「私失恋したんです」とのこと。
色々な話を彼女とする。
このような素晴らしい彼女の愛を受け止めない男の気が知れないと心で思う。
年は二十代後半だという。
恋に年齢は関係ない。
まだまだ若い若い。
彼女は男性と相対してしまうと何故か話が出来なくなってしまうという。
私と結構話をしているじゃないかというと、男の人だと思うと話せなくなると言う。
「私は男じゃないのか」「男として認識してないのか」
これで決まり!
次回、あなたの前に素晴らしい人は現れたら「今、会ってる布忍神社の神主を思い出しなさい」そうすれば話させるようになるからと言った。
近日、彼女はデザインの勉強を再度するために上京するという。
東京で素晴らしい彼と出会って欲しい。
その時には、布忍神社の神主を思い出して、恥ずかしがらずに話をして欲しいものです。
頑張れ!
布忍神社の地から神様も見守っています。そうして応援しています。
8月10日(水)
先日来、居なくなったオタマジャクシからカエルになったモリアオガエルが、三匹帰ってきたのも束の間、又居なくなった。
声をひそめジッと何処かでして居るのだろう。
カエルの鳴くのはお互いの居場所を知らしめ、求愛のためであるが、今年生まれてカエルはそのようなことは関係がない。
鳴いて外敵に狙われてはたまった物じゃない。
ただただ、昼間はジッとしている。
餌にも有り付けない痩せた体で。
このカエルが恋におちいるのは何時なんだろう。

恋に陥った人が恋みくじを引きに来る。
そこには、それらの人の思いがある。
それを確かめに来る。
みくじを引いて一瞬顔が引きつる。
誰しも「あなたの恋は成就する」「あなたに素晴らしい人が現れる」このようなみくじが出ることを期待する。
しかし、イチハラヒロコ恋みくじにはこのような期待されたみくじは出ない。
そこがこのみくじの素晴らしい所以である。
だから当たるのである。だから神の深意となるのである。

他のみくじで引いて内容を読んで泣く人があるだろうか。滅多にないと言ってよい。
しかし、恋みくじを引きに来て思わず涙を流す人が結構いる。女性が大半だが少なからず男性もいる。
彼らの心の中までは、はかり知ることは出来ない。
恋で悩むことは人間成長過程で大変大事なことではないだろうか。
最近、歪んだ恋や愛の結果起こされた事件が余りにも多い。
この人たちには、恋について愛について本当に悩み涙を流したことがあるのだろうか。

私は此の恋みくじを引いて涙を流した人に言いたい「素晴らしい恋をしていますね。又、素晴らしい恋をしてください」と。

しかし、目の前で泣かれると、本当にどのようにして良いか、私が悩んでしまいます。
8月7日(日)
暑い日が続く。
土曜日日曜日には、みくじを引きに来る人が結構多い。
男女一人の場合。恋人二人で。女性同士。意外と少ないのが男性同士。
何故か昨日も今日もこの男性同士が何組かやって来た。
女性同士でやって来るのとは違う雰囲気がある。
女性同士だとキャキャワイワイとすごく明るい。
男性同士だと何か静か。何か、恥かんでる感じ。
そうして、引いた恋みくじに対して、これは何を意図しているのかと頭で考えるのに対して、女性は体で受け止め体で感じてしまう。

恋みくじを引き来る皆さん。本当に遠いところ有り難うございます。
素晴らしい恋をしてください。
恋をすることによって、楽しみ、悩み、悲しみ、苦しんでください。
そうして、人間として成長してください。
ただ、遊ぶ恋だけは止めてください。と、恋みくじを引きに来た人に言い続ける毎日です。
8月1日(月)
今日から8月である。
日時の過ぎるのは早い。
昨日の夕方二人の女性がみくじを引きに来た。
引き終わった女性がみくじを見て「これどういう意味ですか」といつものように、いつもの人が尋ねるように聞いてきた。
そのみくじの深意(神意)はこうであろうと伝えると、彼女は「鳥肌立つわ。当たってる」と言うのである。
もう一人の人も同じように「分かる分かる。そうなんや」と言った。
何がそうなのか。何が当たっているのか。言った私の言葉ではなく「イチハラヒロコ恋いみくじ」に書かれてある言葉に鳥肌が立ち、感じたのであることは確かだ。
私の説明する言葉は補助的なものであり、又そのように私は徹しているつもりである。
帰り際に、一人の人が「私にパワーを下さい」と握手を求めてきた。
彼女の手の暖かみを感じながら「素晴らしい男性に恵まれますように」と心で念じながら答えた。
7月25日(月)
昨日の布忍神社は結構忙しかったが午前中だけのこと。
午後からのご祈祷の予定もなく、住吉大社に友人夫婦と一緒に行ってきた。
この友人の息子が今年結婚することになりその式場を住吉大社に決めたとのこと。
それも親の知らぬ間に。
そうして決めた後で親に話したとか。
此の息子は只今沖縄(仕事で東京から転勤)で新婦は東京に住まいとか。
「住吉大社で結婚式を12月にするで」と一言言って沖縄に帰ってしまった。
今時の若者なのか。
後の残された親はオロオロ。
そこで私に連絡が入り、住吉大社に挨拶に行こうと思うのだがどの様にすればよいかと相談。
そのようなことで住吉大社に行くことになった。
住吉大社は大阪を代表する神社。いや日本を代表する神社なのだ。
布忍神社と違い大変な人。
やはり格の違いを見せつけられる思い。
素晴らしい「住吉造りのご本殿(国宝)」に、用事を済ませた私は久しぶりにお参り行く事にした。
そこに「恋みくじ」があった。
住吉大社独自の恋みくじである。
一度皆様もこの恋みくじを引いて恋占いをして下さい。
このみくじの用紙はネパールで作られた和紙なんですよ。

用事を済ませて布忍神社に帰ってきて思ったことは、布忍神社は小さなお宮だけどやっぱ私にとっては「良いわ」なんてね。
その時後ろから歩いてくる女性が居た。
恋みくじを引きに奈良から単車に乗って来てくれたとか。
前々から来たかったんですよと言って「イチハラヒロコの恋みくじ」を引いてくれました。
色々な話をしました。
若いのに色々と神社のことを知っているのには感心しました。
それよりも何よりも、このページを総て読んできたとのこと。
嬉しいですね。
しかし、これを聞いて、最近このページの更新をさぼっていることを反省!

久しぶりに書いてみようなんて思いました。
昨日来たFさん有り難う。

6月18日(土)
昨近この「イチハラヒロコ恋いみくじ」も有名になり、遠近から引きに来てくださいます。
この正月のテレビででの放映の影響か高年齢の方々も引きに来られ一喜一憂されて帰ります。
また、恋の相手も色々変わりました。
今までのように異性間の恋だけではなく、会社就職でこの恋みくじを引きに来る。
また、学校受験でこの恋みくじを引きに来る人たちも増えました。
何もこちらがそう言ったわけでもないのに、どうもこのみくじ一人歩きしだしたようです。

某大学のゼミではこのみくじが課題に扱われているのです。
それがきっかけで毎週のように引く学生さんが居ます。
「何故そんなに毎週みくじを引きにくるの」と、聞くと「よく当たるから。そうして毎回引いたみくじを壁に貼ってるの。言葉の流れが楽しくて」とのことでした。

某高校生も毎週のように来ます。
彼女は毎回違う友達を連れてくるんです。
初め来たときはびっくりしました。
真茶色の髪の毛。リボンは知ってダラーとさせ、スカートはまるでおしりが見えるくらい短くしてるんです。
そうして、靴はスリッパのようにかがとを踏んでいます。
引いたみくじが「人は見かけ。」
「そうだろ、人は見かけだよ。靴の後ろを踏んでいたら見かけは良くないよ。それよりあなた達の年齢はまだ成長過程だからクツの後ろを踏んで歩いていると、X脚か、Y脚に成るよ。靴も可愛そうだろ」というと、色々と言い訳して帰りました。
そうして又数日後に彼女は先日とは違った友達とやって来たのですが、その時には靴をきちっと履き来てくれたのです。
私の顔を見ると「おちゃん、靴ちゃんとはいてるでぇ〜。言うこと聞いてるやろ」とのことです。
あらためて彼女に「偉かったね。言ったこと聞いてくれたね」
「おちゃん、変な足になったら嫌やもん。人は見かけなんやろ」といって友達に「このみくじ当たるで、引いてみな」とのことです。
彼女の引いたのは「この世につまらん仕事なし。」「これ何」
「学生の仕事は勉強。だから勉強をしなさいと言うこと」というと「そうやなもうすぐ中間テストやから、彼のこと忘れて勉強がんばるわ」

私は彼女たちによく言います。
この世に生を受けて、死ぬまで無駄ってことはないということ。
今無駄と思うことでも数日後、又は数年後に成って無駄でなくなっているかも知れなこと。
ただ、後悔のすることだけは良くないということ。
後悔のする事ない日々を送ってほしいと言います。
そうして遊ぶ恋をしないでほしい。恋を愛を真剣に考えてほしいとを、口説く言っています。
「恋を愛を遊びものにすると、遊ばれるよ」
「分かった。おちゃん又来るわ」
「気をつけて帰りなさい」
こんな会話が「イチハラヒロコの恋いみくじ」通じて行われます。

1月25日(火)
昨年もやって来たという女性3人組がやってきた。
年齢はそれぞれ違うようだが、私には皆さん同じに見えた。
三人三様にそれぞれ可愛く明るい女性達だった。
そのような彼女たちと、少し話が弾んだ。
「去年の正月来たとき引いたら、私もこの子も、すきなら好きと、言えよ。だったんや」
「二人とも、好きと言ったんだけど、うまいこと行かなかったで」
「そりゃ良くなかったね。しかし、失恋することで色々知ったでしょ。次のために、それが大切なんだよね」
「どうなんだろうね。女性は別れた男性のことを三日で忘れるよね」と、言うと「そうそう、私は前の彼のこと、三日で忘れたわ。しかし、男にもよるかな」とのことである。
「男って、意外と前のことを引きずるよね」
「男より少ないけど、引きずる女居てるよ。これ怖い」
「それって、自己中心的だね。相手もことも考えて認め合わないとね」
「そうそう、嫌いな男から好きやと言われてもな。愛とか恋はお互い在ってのことやからね」
男女の仲の愛も恋も千差万別、だから難しく結論は出ない。
愛する心、恋する心を忘れないで欲しい。そうして、もう一つ、お互いが相手を認める心も持って欲しい。

1月23日(日)
本音を言うと、このページを書くのには大変なエネルギーが要る。
平成11年9月から始まったこの「イチハラヒロコの恋みくじ」であるが、日本を代表する女性の現代美術作家の「言葉アート」を持ってみくじをしたのだから、それだけでもインパクトがあるのに、それが神の言葉となるのだからより以上の層状効果があるのも言わずと知れたこと。
色々なメディアに取り上げられるのも当然のことだろう。
自分で言うのも何だが、このみくじよく当たる。
当たるからこそ、そこに一喜一憂があるのも当然なことである。
このみくじを引いた人は、一様に「何これ」と初めは言う。しかし、その次に「うぅ〜」とうなる。
そこからが人それぞれである。
笑う人。悲しむ人。怒る人。
それは一様に、イチハラヒロコの言葉が心の奥底に響き渡るからである。
今年はTBSの番組「あん!」で1週間流れた。
その甲斐あって、今まで相対的に若者に受けていたこのみくじは年齢層に関係なくなってしまった。
テレビの影響力とはこんなに凄いものかと私自身驚かされてしまう。
今日も、テレビで見たよ!と色々な人が来た。
そのような人が来る中で私は若者に必ず言うことがある。
「恋や愛を遊びに使わないで」と。
恋や愛を真剣に考えて、恋をして悩んで下さい。愛を持って世間を見て下さい。
「異性間の恋や愛だけではないよ。この地球上の総てのものの愛を、恋を考えて下さい」と何度も何度も言っている。
恋みくじの中に「その愛でいいのか。」というのがある。
この言葉の中には色々なメッセージが含まれている。
愛に対する学習であろうか。
「その愛でいいのか。」と日々繰り返してほしい。
愛や恋には、色々な多様性がる。
愛されること。恋されること。
愛すること。恋すること。
これらのことが、いかに難しことであり又いかに素晴らしいことかを、この「イチハラヒロコ恋みくじ」知ってほしい。