イチハラヒロコ恋みくじ日記

平成16年 申年 (2004年)

イチハラヒロコ恋みくじ





3月8日(月)曇り時々晴れ
若い女性の声で電話が掛かってきた。
「布忍神社ですか」
「はい、布忍神社ですが」
「今車で走っているのですが、布忍神社への行き方分からなくなりました。教えて下さい」
現在地を教えてもらい、お宮までの道を教える。
数十分で来る子や、また、一時間以上もかかる子などまちまちであるが、時間が掛かれば掛かるほど心配がます。
やっと来たときは安堵の気持ちとなるが、帰るときは又心配になる。
「気を付けて帰りなさい」とつい声を掛けてします。

今日も18歳の女の子が、二人車でやって来た。
ブランド物のカバンを持ち、片手には携帯電話。しかし、話し出すとそれはまだまだ幼い話し方である。
引き終わって、みくじの箋(せん)を渡すと、「これどういう意味」と尋ねてくる。
一応のことを話すと彼女たちの大半は「これ、オッチャン当たってるわ」というのである。

イチハラヒロコの恋みくじは当たるという評判らしい。
そうして、一度来た人は二度三度と来てくれるのもこのみくじの特徴である。

そうして今年から、イチハラヒロコ監修の「恋守り」が出来た。
沢山お人たちがこのお守りを授与してくれたのは嬉しい。
どうか遊びの恋をするのではなく、真剣に恋を、又愛を考えて欲しい物だ。
人恋する気持ち、愛する気持ちだけではなく、総ての物に恋し、愛する気持ちを持ってもらいたい物である。
そうすれば、この地球上に平和が訪れるのではと願っている。

10月31日
新潟の地震大変な被害。
被災された方々は、これから先寒い冬を迎えるに大変だと思う。
11月12月正月を迎えるときでなければ、2家族ぐらいなら阪神大震災の時同様、面倒を見てあげられるのに。
何かそれ以外で出来ることを考えてみよう。
一ヶ月あまり前に、新潟から恋いみくじを引きに来た二人の女の子はどうしたろうか?
言葉に国訛りがあったので「どこから来たの」と聞くと「新潟」と、いっていた。
出石や亀岡の水害に遭われた人々を含め、皆さんが張ってください。