「キャンプ」
「虹の会」のボランテイアとして、精神障害者共同作業所「ふきのとう」のキャンプに参加した。
メンバー(患者)11名を含め、スタッフ・ボランテイアなど総勢20名が、貝塚市の大阪府立少年自然の家で一泊二日の宿泊訓練をした。他に大阪体育短期大学福祉学科の学生7名も日帰りで参加した。
初日はボランテイアと大学生が中心となって、室内ゲームやキャンプファイヤーをした。みんな童心に返り、笑いあり、激励ありで、楽しくゲームに興じた。張り切りすぎて眼鏡を飛ばしてしまったメンバーもいた。風呂では文字通り裸の付き合いをし、部屋やロビーで談笑もした。出前中国語寄席でメンバーとは顔馴染みなので、話もよく弾む。
二日目、松ぼっくりと木の実で小熊とフクロウを作った。材料はすべて山の中で拾い集めた物。小熊が狸に化けたり、フクロウに眼鏡をかけたり、それぞれ個性溢れる作品ができ上がった。いい土産ができたと、みんな大喜び。指導者はもちろん「虹の会」のボランテイア。
昼食は野外でバーベキュー。薪を燃やしてのバーベキューは熱くて煙たい。顔の汗を拭き拭き肉を焼く。すごいボリューム。あんなにたくさん肉を食べたのは久しぶり。少々食べ過ぎ。脂肪の摂り過ぎ。
メンバーにとっては今回が初めてのキャンプ。最初は緊張気味だったが、徐々にリラックスし、生き生きと活動を続けた。
メンバーとの宿泊は初体験だったが、夜間の生活も観察でき、いつもの作業所内とは違った面も発見できた。とてもいい勉強になった。
喫煙がやけに多い。自動販売機のジュースをたくさん飲む。散歩に誘っても応じない。すぐごろんと部屋で寝転んでしまう。薬をきちんと飲まない等々、いろいろ気になることもある。しかし、全員礼儀正しいのには感心する。ゲームをリードしたボランテイアや大学生にきちんとお礼を言っていた。
二日間、スケジュールは順調に進み、みんな大いに楽しんだようだ。帰りのバスの中では「来年もキャンプをしたい」という声も出た。
ボランテイアにとっても有意義なキャンプだった。メンバーの活動する姿や喜ぶ姿を見ると本当に嬉しくなる。「同じ釜のメシを食う」ことの大切さを再認識。
現役時代、府立少年自然の家へは何度か生徒を引率して来たので、当時のことをいろいろと思い出し、懐かしかった。あれからもう10年にもなるのか・・・。