lesson1

鉛筆の持ち方によって、描き方が変わります。
心の動きをスムーズに線に伝えるために、
鉛筆は体の一部とならなければなりません。
そのために、ここでは最も基本的な3つの形を体験します。







lesson2

デッサンの技術で最も大切な基礎、ハッチングの練習です。
退屈な作業かもしれませんが、これが上達すると、デッサンの
質がぐんと上がります。
少し楽しめる課題を用意しましたので、試してみてください。

lesson3

ハッチングを用いて、12段階の(グラデーション)諧調を作ってみましょう
なるべく滑らかに、明から暗に向って明度の階段を降りていきます。
それが出来たら、20段の諧調に挑戦してみてください。
このレッスンで、鉛筆の明暗の世界を体に覚えこませます。

lesson4

ものの形をとるこつを修得しましょう。
物の形には、それが成り立っている基本の流れがあります。
その基本の流れを知ることによって、ものの形を的確にとらえて行く方法を
学習します。筆触法を思い出してください。
ものと自分の心が近づいたような気持ちになったら、上手くいっていると考えてください。

lesson5

単純な形、立方体を描きます。もちろんここでは深く描きこむ事はしません。
あくまで基本的な練習です。
今回の目標は、空気遠近法の基礎となる考えを体験的に理解する事です。
鉛筆デッサンは白黒の世界です。その単純な世界の中に、重要な遠近の秘密が隠されています。
それは一体どんなことなのでしょうか。
普段何気なくとらえている遠近の感覚が、はっきりとした理論となって意識できるようになります。

lesson6

基礎偏最後の週です。
ここでは重なりの境界線について勉強しましょう。
現実の見え方とは違った、まさにデッサン上の嘘の表現を学びます。
デッサンは創作である事を理解してください。似せるというのではなく作るということを、
ものが主人ではなく、あなたが主人であり、生み出す主である事を意識します。
最後に、地面に並ぶ立法体を遠近と重なりの技法を使って描いて見ましょう。
上手に描くより、作り出す喜びを感じてください。
そこに何かの手がかりをとらえたら、デッサン教室2の終了です。

トップへ